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10. 表と裏、上と下


某メーカーの簡易スタンプ。

「速達」とか「請求書在中」とか押せるインク内蔵の便利な奴です。

表 裏
表面 裏面

便利なのでよく使うのですが、何度使っても、どちらに向けると文字が上になるか迷います。

ダイヤルがついてる面(以降、表面)と、PAT.表示などが有りのっぺりとしたいかにも裏という面(以降、裏面)があるのですが、どうしても表面が上(文字の天)だと思ってしまうのです。表面にはダイヤルと連動して「速達」とか「請求書在中」の文字が切り替わる様になっているので、こちらを自分の方に向けて好みの文字にしたのを確認して、そのままの向きで押せばいいので、理屈的にはよく出来ているはずなのですが・・・。

使用上の理屈以上に、表は上、裏は下という潜在意識が働いてしまうのです。

少なくとも押すときにこちらが「上」と表示されていれば済むことなのですが。

09. しょうゆボトルにも点字


コンビニampmの「もりもり俵むずびセット」(¥400)を買うと、しょうゆとソースの両方が小さなボトルでついてきます。このふたつ、最初はフタの色が赤と黄色という恣意的な色で分けられているだけで不便だと思ったんですが、よくよく調べてみると、側面に「しょうゆ」と「ソース」と書いてあるばかりではなく、しょうゆには点字まで入っていることがわかりました(すみません。写真撮る前に紛失しました)。

ひとしきり感心したり同僚に見せてまわった後(^^;)、なんでソースの方には入っていないんだろうという疑問が湧きました。どうせ「ソース」という文字は型で出しているので、点字を追加してもコスト的に変わるとも思えません。そこで、これは積極的にこうしてあるのではないかという仮説を立ててみました。

つまり目の不自由な方々の中における点字の識字率は一般に考えられているよりもずっと低いことを考慮して、むしろシャンプーボトルのギザギザ的な使い方を想定したんじゃないでしょうかね?点字が読めない人でも、片方はツルツル(片面に「ソース」とは書いてある)、片方はブツブツ(と「しょうゆ」)であれば区別がつきやすいはずですよね。

事情通の方からの情報求む

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08. 電子レンジの調理時間に汎用的な単位を!


σ(^^)を含めて所有する電子レンジの定格が500Wでも600Wでもない人はちょっぴり不幸です。なぜなら世の中の電子レンジ調理食品の調理時間がほとんど上記2通りのケースでしか表示されていないからです。400Wの電子レンジのユーザは毎回「500Wの場合の調理時間の4/5は何分だろう?」と計算しなければなりません。

いっそのこと、ワット数 x 時間で加熱量の単位を作ってはどうでしょう?

例えば、

500W × 10秒 = 1電子レンジ

といった具合です。

電子レンジ加熱食品のパッケージには例えば「この商品は5電子レンジ加熱して下さい」という表記をしておき、電子レンジは指定された数値と自身の定格から適切な加熱時間を計算してくれる、というような仕組みになっていれば、何Wの定格の電子レンジのユーザであっても、認知的には計算をする必要がなくなります。

つまり調理時間の計算タスクがいわゆる先人の計算として切り離され自動化されることになり、ユーザの負担を減らせるわけです。

2008.11.2追記

匿名の方から、熱量の単位であるJ(ジュール。1ワットx1秒=1ジュール)で良いのでは?というご意見をいただきました。なるほど、確かにそうかも知れません。

07. 「駅構内禁煙」サインの有効な表示方法


駅では、利用者に対する注意やアナウンスの表示をよく(たくさん)見かけます。携帯の利用について、禁煙、出口はこっち、など。

また、その内容が大事であるほど、数は増え、表示は大きくなってしまいます。壁中にべたべた貼ってあったり、看板が看板のじゃまをしていたりするところ、ありますよね。

神泉駅改札口

右の写真は、京王線神泉駅の自動改札です。切符の投入口のそばに、禁煙のパネルが貼ってあります。別に自動改札ではたばこを吸うな、ということが言いたいのではないでしょう(もちろんここから禁煙でしょうけど)。

駅の構内に入るほとんどの人はここを通ります。そして投入口を見て、禁煙のパネルも見る(てしまう)でしょう。

これは、メッセージを伝えたい相手の行動や視線などを考えた、良いデザインの一例だと思います。

06. どこが開くの?パルコのガラスドア



パルコのガラスドア

写真1. どう開くように見えます?

写真は渋谷のパルコPart3の中にあるビル間の渡り通路のガラスドアです。

σ(^^)は先日初めてここを利用したんですが、かなり近づくまで真ん中が開くもんだとばかり思ってました。正解は2本ずつ縦に棒がついているところが取手で、観音開きドアが2つ並んでいるんです。

この“オシャレ”なデザインのせいなんでしょう。支柱の部分にそれらしいパーツが組み込まれてない上に、逆に取手のバーが支柱に見えてしまうんですね。

確かに取手のアフォーダンスの通りに行動すればよさそうなもんですが、人間には更に常識(Common Sense)ってもんがあります。「ドアは真中で開くもの」とか「自動ドアには取手がない」といった知識がありますから、真中から両側にスライドして開くかのように「見え」ました。

ここに限らずこの建物は“オシャレ”なところが多いです。エスカレータの踊り場(?)のところに(実用的には)無意味な透明ガラスが行く手を阻んでいたり。誰か体当たりした人いないのかしらん。

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