1999年の開設より足かけ20年近くお届けしてきた使いやすさ日記は2018年末にて更新を終了いたしました。長らくのご愛読ありがとうございました。
U’eyes designでは今後も製品開発に役立つコンテンツをお届けしていく予定です。引き続きよろしくお願いいたします。
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製品 | 音声返答例 |
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iOS12のSiri(Apple) | 明日の天気はあまりよくなさそうです...最低気温は1℃でしょう |
Google Home(Google) | 明日の横浜は最高気温11℃、最低気温4℃で晴れるでしょう |
Echo Dot(Amazon) | 明日はおおむね晴れで、予想最高気温は9℃、予想最低気温は3℃です。 |
GoogleのAndroidスマホ、Pixel3XLを購入しました。Pixelシリーズ初のおサイフケータイ対応モデルです。当然どこかにFelicaチップ/アンテナがあり、店頭でかざす時にはその位置を意識する必要があります。一般的な携帯電話/スマホではその位置にFelicaのロゴが入っていてわかるようになっているのですが、本機にはそれがどこにもありません。実は背面の指紋センサーの円形のくぼみ部分がFelicaアンテナも兼ねていました。そしてそれは開梱時にはがしたフィルムの側に印刷されていたのです。
Googleは以前にもNexus7でこの手法をとっており、当日記でも紹介したことがあります。この時は電源や音量ボタンは一度憶えてしまえばそう忘れることもないので、最初に一度伝えればOKなのではないかなと思ってマル日記にしました。しかし今回は、
という観点でバツ日記にしてみます。実際には私は開封時点できちんと気付けたので言いがかりに近いのかも知れませんが。せめてもう少し目立つように文字を入れるとか黒縁をつけるとかしてあると発見率が上がるのかなと思いました。
GoogleはGoogle Home mini(スマートスピーカー)で音量操作など気付きにくいハード操作をGUI上でリマインドするという手法も採っているので、今回も例えばおサイフケータイやGoogle Payアプリを使った時に、「ここをタッチしてね」というグラフィック入りのガイドが出るかと期待したのですが今のところ遭遇していません。さすがにそれらのアプリは本機専用に作られたものではないので難しいのかも知れません。
写真は日清食品の日清焼そばです。自炊が面倒くさくなった時にお手軽に食べておくのに我が家では学生の頃からほぼ常備してあります。5個入りパックで買ってきて、ひと月くらいで消費しきる位のロイヤルカスタマー(?)です。
そんな私でもいつもやらかしてしまうミスがあるのです。
こちらは添付の粉末ソース。お湯で麺がほぐれてきた頃に投入するのですが、だいたいこれを一発で開けることができません。袋を良くみると向手右側に「こちら側のどこからでも切れます」とあります。このパッ○マンみたいなアイコンは旭化成の特許技術であるマジックカットであることを示しています(マジックカットについてはこちら)。つまり水平方向にならどこでも簡単に切れるというわけです。しかし!私にはその表示よりもどうしても上下のギザギザがシグニファイアとして視覚、触覚的に優先してしまうのです。つい縦方向に割く前提で、まさにマジックカット表示のある赤い部分をつまんで振り、中の粉末ソースを左側に寄せ、グっと力を入れる。切れない!?あ、間違えた。今度は上を持ち直してまた振って粉末を下に寄せる。ようやく横方向に割ける、ということを、本当に自分でもバカみたいだと思いますが月に何度もやってしまいます。
きちんと専門家の方に聞いたわけではないのですが、本来このギザギザは開けやすくする為の加工ではないんだと思います。開け口として意図してつけられた凹みは「ノッチ」と呼ばれ通常最適な一カ所にのみつけられます。ギザギザは工場で裁断する時に、頂点がある刃の方が食い込みやすくより小さい力で切れるからということのようです。実際利用者が切る必要がない新聞もギザギザしてますね。こちらのページのQ4に新聞がギザギザしてるのは裁断する刃のせいだと書かれています。手がスパっと切れないための加工だという説も目にしますが、だったら手でもつ左右にも必要な気がします。
つまり、「ギザギザは袋を開けやすくする為についている」というのはユーザ(私だけ?!)が勝手に構築したメンタルモデルなんでしょう。アルミ包装のような強い素材でなければ結果的に上手く機能することもある為、その成功体験がますますメンタルモデルを強化して今に至る、というところでしょうか。
世の中に同じことで面倒を感じている方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、なんかこう「ここをもって振る!」「ここをこの向きに破る!」みたいなことが強調されたデザインで改善が図れそうな気はします。
P.S.
あとこれは完全自己責任な気もしますが、何故かもうひとつの添付品である青のりを出来上がり後にふりかけるのを忘れてしまうのをなんとかしたい…なんかもったいないのでとっておくんですが結局使い道がなくて捨ててしまうんですよね、、
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