カテゴリー: その他 (page 1 of 30)

803. どちらかわからないチェックボックスに意味なし 〜佐川急便の不在票〜


運輸ネタが続きます。

写真は先日頼んだ通販が佐川急便で届いたものの留守だった時の不在票です。思わず「どっちだよ!」と声が出そうになりました。さて、この二箇所のチェックはそれぞれどのボックスに対してつけたものだと思いますか?


チェックボックスが隣接しすぎていて、社会問題になるほど忙しい配達員さんがちょっと乱暴に書き込んだらどっちがわからなくなるような伝票のデザインに問題がある気がします。

ちなみに正解は、「宅配ボックスには入っておらず持ち帰られた。」「元払いだった」です。」。厳密には上のチェックは「配達にお伺いしましたがご不在でした」に対するものなわけですね。フォーマットでいえば2つ目と3つ目がペアになっていて、宅配BOXに入れてないということで運用ルール的には3つ目にチェックがついているべきなのかも知れません。意味的な関係性でいえば、1つ目(配達)と2つ目(集荷)がペアで、1つ目の下位項目として2つ目(宅配BOXに入れた)と3つ目(持ち帰った)なわけなので、2つ目、3つ目は少し右にオフセットするとか小さく書くとかがデザインとしては理に適ってるんでしょうが、スペースで断念したんでしょうかね。

ついでに競合のヤマト運輸の不在票も見てみましょう。


お?配達と集荷が横並びでペアになっていますね?全体にチェックボックスも大きいです。しかしやはり宅配ロッカーに入れたのか持ち戻ったかは未記入です。ケースとしてほとんどは持ち戻りでしょうからいちいち記入しないんでしょうかね。受け取る側の視点でいうと、配達か集荷かより、宅配ロッカーに入ってるのかどうかの方が重要なんですけどね…

799. 大さじ1/2が測りやすい計量スプーン 〜Softia 置いて量れる 計量スプーン〜


前記事の電子レンジなどを買って、レシピを参考にしながらの料理をする機会が増えました。そこで今更ながら計量スプーンを導入して、今まで感覚的に入れてた調味料をきっちり量ってやろうと思い立ち、写真下の計量スプーンをホームセンターで購入しました。実際には小さじなど各サイズがセットになった商品ですが、使うレシピ本ではほとんどが大さじ(15cc)基準だし、いくつも使い分けて洗い物が増えるのもイヤなのでバラして大さじだけ使うことにしたのですが、思わぬ不便さに気付きました。

例えば、「みりん 大さじ 1 1/2」などとあって、0.5杯を量らなければならなくなった時、半球状では直観的に「半分」のラインを見極めることができません(料理感のある人は「そんなのだいたいでいいんだよ」とおっしゃるでしょうが、まぁそこはおいといて…)。底がすぼまっているので高さで半分を量ると体積としてはかなり少なくなります(こちらのブログでの計算によるとほぼ3割くらいだそうです)。計量スプーンの形状として半球状というのは不適切な気すらしてきます。

で、「もっと”半分”量が直観的に量れる、例えば円柱形の計量スプーンはないものか」と探して見つけたのが写真上の商品(パール金属製)です。しかも大さじ0.5杯(7.5ml)分も含め、全周にわたって目盛り線が入っています。やはりこの円柱に近い形状ですら、高さの半分は小さじ1杯(=大さじ1/3杯)相当くらいにしかなっていないようです。これで0.5杯を量るための認知的、知覚的コストは軽減されるようになりました。またこの製品は名称によると「置いて量れる」のも売りのようです。

ただまぁ、世の中の計量スプーンがここまで半球型で占められているのは、洗いやすさとか粉ものが残さず鍋に落ちやすいか、とか別の観点はあるのでしょう。だとしたら半球型で透明で、かつ半分のラインが入っているものが更なる利用形な気もします。

797. コネクタの差し口が色で明らか 〜PHILIPS SAS治療器具 DreamStation〜


以前の記事で睡眠時無呼吸症候群の検査を受けた時のことをネタにしましたが、その後無事(?)陽性判定となりCPAPという呼吸補助器を装着して寝ることに相成りました。

で、写真がそのCPAPの装置です。


CPAPという治療装置の仕組みはさして重要ではないので割愛しますが、使いやすさ日記として取り上げたかったのは次の写真の電源プラグの部分です。プラグもジャックも黄緑色の枠がついていて、これをここに挿すんだ、ということが一目瞭然ですね。

そもそもこの機器はパソコンなどと違って他に間違えるような口はないのですが、医療機器ですし、万人が使え、かつ操作ミスが絶対に起きない様、配慮を徹底させる姿勢を感じました。

794. 左右向きが紛らわしい取り付けマニュアル 〜SAS簡易検査キット〜


最近、睡眠時無呼吸症候群(SAS。睡眠中に舌で気道が塞がって頻繁に呼吸が止まり、眠りが浅くなり疲労がとれない症状)の疑いありということで在宅検査をすることにしました。

病院で手続きをすると、写真のような検査キットが送られてきます。これを身体に取り付けて一晩寝ると、各種センサーが記録をとってくれて、後日それを元にした診断結果が出る、というものです。

そして下はその装着マニュアルです。実際にはこの本体の他に、鼻に装着するチューブと、人差し指先端に取り付ける血流量計(上の写真の右上)があります。

自分がいわゆる左右盲なせいもあると思いますが、この説明図はわかりづらいなと感じました。図は身体を正面から見たものですが、これを見て自分の胸前に装置を装着する時は左右がひっくり返ります。「本体の向きにご注意ください!!」と「!!」と強調する位なので正しい向きに取り付けることはそれなりに重要なのでしょうが、「白いボタンが右側」という文字表現は直観的ではありません。図の向き、つまり自分の身体に向かって右なのか、自分の目線から装置を見下ろした状態で右なのかが明示されていないのです。結果、図を頼りに「白いボタンが”右手”側」なんだろうなと解釈をする必要が生じます。そうです最初から「右手側」と書けば良かったのかも知れません。そもそも向きが大事な機器であるならばボタンやマークを上(下)側にレイアウトすれば「ボタンがある方が上」などと伝えることもできたのではないでしょうか。さらに言うと、そこまで遡らなくてももっとわかりやすい表現が可能です。先述の血流量センサーのケーブルは写真のように最初から装着された状態で送られてきます。その反対側に鼻チューブを自分で差し込む穴があります。つまり、「ケーブルが下」とか「チューブを刺す穴が上」と書けば良いのではないでしょうか?

実際向きを取り違えて計測してしまうとどれくらい問題なのかよくわかりませんが、曲がりなりも医療機器ですから万に一つも間違えないような配慮が望ましいですよね。

778. ラーメン屋さんに扇子?


写真は都内のラーメン屋さんの客席に置いてあった扇子です。初めて見ました。その場でネット検索してみたんですが他の事例は見付かりませんでした。さてなんの為に置いてあるんでしょう?熱々のラーメンを冷ますため!?

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出てきたラーメンを食べていて納得しました。暑いです!(季節は9月上旬)。汗が噴き出してきました。普通に自分を扇ぐのに利用させてもらい有り難かったです。

割とよくあるよー、とか実は違う目的で置いてあるんだよとか、情報ありましたらTwitterFacebookの方へお寄せ下さい。

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