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786. 謎の出っ張りはなんのため? 〜ローソンApplePay対応レジ〜

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最近、ローソンのレジの機械が新型にリプレイスされつつあります。もうご覧になりましたでしょうか?ローソンのレジはもともとおサイフケータイを使うさいに、利用客がタッチパネルでどのプラットフォームで払うか選択する方式でした。「iDで」と言ったのに店員が「Edyで」と聞き違えて意図しないプラットフォームで引き落とされてしまった、なんてことが置きにくいのが利点だったと言えます。ところが昨年秋にiPhoneでApple Payが利用できるようになると、このステップのせいでiPhoneを2回操作してかざさないとならないという想定外の事態になり、iPhone(ApplePay)ユーザからは「もっともめんどくさいコンビニ」の烙印を押されてしまいます。この汚名をそそぐ為、ローソンでは急遽新型レジの導入を進めることにしたとのことです(元々あった予定を早めた、となにかで読みましたが詳細は未確認です)。

そして年末から順次導入が進み、ついに我が家の近所の店舗にも!それがこちら。

NFCリーダー部分をアップにするとこんな感じ。

なんだかとてもおっきなコブがありますよ?アフォーダンスとしてはこの上に置きたくなってしまいますが、実は違うのです。正解はその先の黒い枠の中の液晶のさらに奥、Wi-Fiマークを横に寝かしたようなマークがついているところなのです。私は思いっきりこのコブ自体にiPhoneの先端を当てちゃいました。2回も!都度店員さんに「こっちです」と指さされてしまいました。

なんなんでしょうこのコブは?明らかに奥のNFCタッチ箇所より目に付きますし、正しい場所にタッチするにも邪魔でしかないような気がします。

ここでローソン公式の解説動画をご覧ください。

12秒目の辺りに実際にiPhoneをタッチしている様子が映っています。これが公式の当て方というわけです。たぶんですが、iPhoneのNFCアンテナは従来のおサイフケータイと違って先端部にあります(以前の日記参照)ので、先端を当てるよう誘導したくてこんなコブをつけたんじゃないでしょうか?むしろ間違えてこのコブにiPhoneの背面を当てればアンテナ同士が近づきやすいぞ、くらいの意図かも知れません。

しかしそれにしたってもう少しナナメにするとか、表示を工夫するとかできたんじゃないでしょうか。さらに深刻な問題として、世の中の決済端末はiPhoneだけじゃないぞ?というのがあります。従来のおサイフケータイはもちろんカード式の電子マネーを使っている人もたくさんいるわけです。現時点ではiPhone7/Plusユーザなんて比較にならない少数派でしょう。そういうおサイフケータイや電子マネーカードをペタ付けする人達にとって、このコブは明らかに邪魔なんじゃないでしょうか。認知的に間違えた場所に誘導しがちですし、物理的にも単純に邪魔です。

いくらなんでももう少しちゃんとした設計意図があってのことだと思いたいですが、色々考えてみてもわかりませんでした。いずれ設計者のインタビュー記事とかで判明するのを楽しみにしています。

なお、旧レジのプラットフォーム選択画面による二度手間は解消され、手順自体はApple Payユーザにも優しくなりました。これもおサイフケータイユーザからは不評かも知れませんが。iPhoneなのかおサイフケータイなのか見分けて操作フローがかわるといいんですけどね。今度それも試してみたいと思います。

775. 言うべき時に言って欲しい 〜SHARPのココロエンジン搭載冷蔵庫〜

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我が家の冷蔵庫はしゃべるんです。SHARP製でココロエンジンという機能です。製氷用の水タンクが空になっていると教えてくれたり、単に毎朝挨拶をしてくれたり。メッセージが貯まるとドアのランプが点灯し、その状態で冷蔵室のドアを開けるか専用ボタンにタッチするとしゃべりだします。まぁ面白い試みではありますが、実用性としては微妙で、やたら音量が大きくてびっくりすることもあって、そのうちOFFにしようと思いつつ、そのやり方も説明書をわざわざひっくり返さないとわからず放置していました。

ある朝、ドアを開けると「庫内の温度が高くなっています。冷蔵庫の状態を確認してください。」という聞き慣れないメッセージが。というかそれは一大事ですよ!実際、製氷室の氷は溶け、冷凍庫に滴っていたり、冷蔵庫も10℃以上に温度が上昇していました。そういうことはユーザがドア開けるの待ってないで即時!最大音量で!繰り返し言ってよ!って話です。中の食品がダメになったり床が水びたしになってからじゃ遅いわけですよ。「ココロ」ってそういうことじゃないんですかね、と…

ちなみに結局原因はわからず終い。現在はまた普通に冷えています。故障ではなかった模様。ドアが開いている時は「ドアが開いています」といったりピーピー警告音が鳴るはずなので、それ以外(詰め込み過ぎで吹き出し口が塞がってた?)の理由だと思いますが、そういう診断やアドバイスこそしてほしいものです。

774. 温度、風量が耳でも確認できたら、、、〜Dyson Super Sonicヘアドライヤー〜

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写真は先日Dysonから発売されたヘアドライヤーSuper Sonicです。なんとも奇抜な形をしています。

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利用時はこんな感じで持ちます。柄(?)の部分の上にあるのが電源スイッチ、下の水色ドットがついているのが押している間だけ冷風になるボタンです。ピンクの色がついた部分が温度と風量のインジゲーターと調節ボタン。

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例えば風量(左)、温度(右)ともに弱くするとこんな感じでLEDが消灯していきます。右側の温度LEDは写真の具合で白く見えちゃってますが実際には赤色です。

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で、この風量と温度の操作感があまりよろしくない、というのが今回の日記。まず写真のような握りの状態から指が届きにくい位置にあります。どんな持ち方をするにせよ、一時冷風ボタンと温度/風量ボタンの両方に指が届く感じはしません。使用頻度としては一時冷風ボタンの方が高いので、結果的に風量と温度が調整しづらい。電源と一時冷風ボタンにしても人間工学的に言えば柄のこの側ではなく反対側やサイド側の方が操作しやすいです。でもデザイン的な統一感、シンメトリーでこうまとめちゃったんでしょうね。

また今、風量と温度がどんなステータスかがわかりづらい。もちろん見れば一目瞭然なんですが、ヘアドライヤーだけに頭上にかざしてるわけです。風量はまだモーター音や風量そのものでわかりますが、温度は切り替えてから実際に肌で感じられる位に変化するまで若干タイムラグがあるので、操作->肌で確認->操作->肌で確認->と無駄に時間がかかります。ちなみに操作ボタンはそれぞれに1つずつしかありませんので、動作としてサイクリック(順送り)なんですが、ちょっとトリッキーで、強->中->弱->中->強という感じで、弱から強に跳ばずに毎回“中”を経由する感じで、(若干安全かもは知れませんが)インジゲーターを見ないで脳内計算で目押しするには余計にややこしい。温度調整には強中弱に冷風も加わって4段階なのでさらに大変です。これは絶対にビープ音が鳴るようにして欲しかったです。強中弱と音の高さが変化すれば最高。5万円近くもする超高級機なんだからそれくらいケチらないでくれよと…。音程差が付けられない安い部品しか積めないとしても、例えば弱->中->強->弱パターンにして、強から弱にジャンプする時にだけ音を鳴らすような、扇風機なんかでよくある方法もあったでしょう。騒音を発するデバイスに音フィードバックは、、と思われるかも知れませんが、本機は従来の強風系ドライヤーよりも音が静かなのを売りにしているくらですし、実際そんな大音量で鳴らさなくても充分聞こえそうです。なんなら振動でも(笑)。

そもそも値段が値段なのでもしかするとあまり個人ユースは狙ってないのかも知れません。美容室などで髪を乾かされる人と本機を使う人が別視点である利用シーンを想定/優先しているとしたら色々と納得できなくもない印象。普及モデルをリリースする際には、是非もう少しお一人様利用シーンを意識したデザインにして欲しいなと思います。

773. 重要注意事項を覆い隠してしまう説明書き 〜コインランドリーの使用手順〜

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先日大阪に二泊の出張があり、滞在先のホテルで洗濯をしようとセルフ式の洗濯機を利用しました。普段こういうのをあまり使ったことがないのでちょっと緊張。

通常の洗濯のメンタルモデルだと、なにはともあれフタを開けて洗濯物を放り込みますよね?実際そうしたわけですが、そこで目に付いたのがこの説明書き。なかなかいい場所に貼ってますねと感心。

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しかしそれをよく見ると、洗濯前に洗濯槽の洗浄があるので、まだ洗濯物や洗剤を入れてはいけないらしい。なるほどコインランドリーならではの機能ですね。しかし、そういう説明はフタを開ける前に目に付くところに書いて欲しかった。さっきの感心を返してくれ、、と思いつつ洗濯物を取り出す。粉洗剤を入れる前で良かった。

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で、しっかりと手順を読んで学習し、フタを閉じてコインを投入。そしてシャワーボタンを探してポチっとな(昭和40年代生まれ)。しかしなにかおかしい。水が出てきてはいるものの、左の残り時間カウントダウンが普通にスタートして、どう見ても「洗い」モードになってる。そこでようやくシャワーボタンの下の説明を見る(写真のオレンジの囲み部分)。

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そこには「硬貨投入後10秒以内に上ぶたを閉じ、シャワーボタンを押すと、30秒間洗濯槽を洗います。」とあります。え?10秒以内とかさっきのフタの裏側の説明には書いて無かったッスけども…結局始まってしまった洗いフェーズは止めることもできず(操作ボタン一切なし)、洗濯槽洗浄は諦め、わざわざ取り出した洗濯物を再び投入しました…

悔しいので詳細に分析(ダメ出し)します。10秒以内という重要な条件は、フタの裏の説明書にも書いておいて欲しかったですね。だってそのフタを開けてるとこのオレンジのゾーンは完全に隠れて見えないんですから。またオレンジのゾーンは目立っていますが実際に押せるのは左端の丸い部分のみ。ボタンであることの強調と、重要事項が書いてあるという強調が一緒くたになっていることで、ボタンが探しにくくなっている気がします。「洗濯槽シャワーボタン」と「シャワーボタン」のように実際のボタンラベルと説明書きでの表記が食い違っているのも一瞬の迷いを生みます。またフタ裏の手順説明もレイアウト的に色々問題があります。大きく1、2、3と順序ラベルがついているのに、なぜかその下階層にも①、②、③と順序ラベルがあり、1の下に①、②、2の下に③と恣意的なナンバリングルールになっています。1階層目いらないんじゃないですかね?ここで目立たせるべきはユーザの操作手順(①〜③)の方でしょう。また③のシャワーボタンを押すという操作をすると水が出始めるわけですが、その下にある「・」で始まる箇条書きに、「洗濯物・洗剤は入れないでください」があります。これは先に書いて置かないと、読んだはしから操作を実行しちゃう人もいるかも知れません。また他の2つの「・」項目はシステムからのフィードバックを説明しています。同じ並びで重要な注意事項を示すべきではないでしょう。

こういう耐用年数が長い上に利用者は常に入れ替わり学習が期待できない機器では、初学者向けの説明書きが重要度が高いです。そして印刷代自体には変わりがないので、もうちょっとだけ原稿にユーザ視点を採り入れてデザインしてくれてあれば、と残念でなりません。

772. 店名が記入されていないことの微妙な不便 〜駐車券、割り箸袋など〜

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写真はよくあるお店の駐車場の駐車券です。先日このデザインのせいでちょっと焦ることが起きました。さて、この駐車券にどんな不備があるでしょう?

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この駐車券には店名がないのです(まぁタイトルに書いちゃってますが…)。ちなみに裏面にも書いてません。

こちらは東京都内のヨドバシカメラAkibaのものです。このお店の駐車場は最新式のナンバー読み取り式の為、事前精算機で精算しておけばゲートでは窓を開けて駐車券を挿入する必要がありません。結果として手元にいらない駐車券が残ります。この日はその足でやはり都内のビバホームというホームセンターに出かけました。ここでも入庫時に駐車券を発券され胸ポケットに入れておいたんです。そして問題は出庫時に起きました。駐車券を入れてもエラーで戻って来てしまうのです。後ろには出庫待ちの車が続々と続いて焦りは募ります。

もうおわかりでしょう。間違えてヨドバシの駐車券を入れていました…ヨドバシで回収されなかったまま胸ポケットに残ってて2枚入ってたのです。ビバホームの駐車券はゲートで回収されたので残っていませんが、入れる直前に確認したところまったく同一のデザインでした。スタンプの日時で見比べない限りわかりません。どちらも同じメーカーのゲートシステムの標準の券面デザインを使用しているわけですね(駐車場運営会社はどちらもタイムズ)。駐車券を名入りにするのはコストもかかるでしょうし、まさか他店との絡みでトラブルがおきるとは想定外だったのでしょう。できれば店名を印刷してほしいものですが、せめてゲート精算機は「違う店舗の駐車券です」などエラーメッセージを一工夫することはできないのでしょうか?

この手の名入りツールを使わない故の不便さは最近他でも感じます。それは飲食店の割り箸袋です。最近は食事をしたお店にSNSアプリでチェックインしたり、写真をシェアしたりする方も多いと思いますが、席についてオーダー済ませて時間ができた時に、さぁチェックインするか!って思うと肝心の情報が見付かりません。店名です。ふらっと立ち寄ったお店では「あれ、ここなんてお店だっけ?」となりがち。そういう時に割り箸袋が名入りだと手っ取り早いのですが、最近は真っ白な汎用品だったり、そもそも割り箸ではなかったりします。そしてキョロキョロ見回しても店内からは看板も見えず、チェックインを諦めたり「○○駅前の中華屋さん」とか曖昧な名前でシェアしたり。これってちょっとした機会損失なんじゃないですかね?名入りツールや店内に看板を掲げるのもコストかかりそうですが、せめて(どうせ独自に作成する)メニューの片隅くらいには店名を入れておいてはいかがでしょう?>SNSで名前を広めて欲しいと思ってらっしゃる店主さん

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