カテゴリー: その他 (page 10 of 30)

593. 航空便配達伝票の重量記入欄


先日、海外に荷物を送る機会がありました。DHLという国際的な運送会社を使ったのですが、その運送状の一部の記入に迷ってしまいました。

運送状の記入欄

総重量の記入欄を見てください。真ん中に点があり、左右の下部に「kg」と「gr」と書かれています。私は最初、荷物が68.4キログラムあることを示すために、以下のように記入しました。

記入例その1

こう書いてみたものの、「gr」の表示が気になっていました。周りの人の意見を聞いてみたところ、次のような記入ルールではないかという話になりました。

  • 中心の点は左右の単位を区切っている
  • 点の左側にはキログラムで表示する重さを記入する
  • 点の右側にはグラムで表示する重さを記入する

そうであれば、以下のような書き方になります。 

記入例その2

しかし、まだ不安だったのでカスタマーサービスに電話をして聞いてみました。すると、なんと最初の私の書き方でよかったということが判明したのです。正しい記入ルールは以下の通りです。

  1. 使用したい単位に丸をつける。
  2. 丸をつけた単位に応じた荷物の重さを記入する。その際、点は小数点として使用する。

真ん中の点の意味と2つの単位の使い方が分かりづらいため、いろいろな書き方が考えられ、私は迷ってしまいました。それでは他の会社の運送状はどうなっているのでしょうか。同様に国際的な運送会社のUPSとFedEx?の例を見てみましょう。 

UPSの場合

FedExの場合

数字を記入するところは空白になっており、単位も最初からキログラムに指定されています。これなら必要に応じて小数点を打てばよいだけなので、迷わずに記入できそうですね。

584. 使いやすさ研究所10周年に寄せて


ご無沙汰しております。初代使いやすさ日記ライターの古田です。

最近は後進達が素晴らしい日記を次々書いてくれるのですっかりご無沙汰でしたが、一応今でも裏方としてお手伝いさせていただいています。で、久々に登場した理由というのが、なんと本日2009年11月5日は、使いやすさ研究所開設10周年記念日なんです! (使いやすさ日記の10周年は今月24日)

会社としてメーカーさん等の開発支援を生業にしつつも、中立的な視点でユーザビリティを考え、情報発信をしていこうということで、あえて社名を冠さない別サイトを立ち上げて早10年です。早いものです。今でこそ多くの素晴らしい情報サイトが溢れているこの業界ですが、当時は日本語で読めるところはほとんどなくて、なんとかもっと多くの人にユーザビリティのことに感心を持ってもらいたいと手弁当状態で始めたのがきっかけでした(最初のサーバーなんて、σ(^^)の私物の余りパーツで組んだ自作PCでしたからね…)。開発者やデザイナーだけでなく、消費者の側の人達にも使いやすさに関心を向けて製品を選ぶようになって欲しいという狙いもあって、サイト名もあえて直球の専門用語で当時はあまり知られてなかった「ユーザビリティ」という言葉は避け、日本語で馴染みやすい「使いやすさ研究所」としました。

その後、新聞に載ったり、使いやすさ日記の選り抜き版を冊子にしてイベントで配ったりして、徐々にアクセスを増やしつつ現在に至ります。この10年で業界ではユーザ・エクスペリエンス等のより広範な概念に発展進化しつつ広がりを見せ、一般消費者も携帯電話等のデジタル製品を中心にコミュニティサイトや雑誌などで使い勝手を気にして製品選びをする気運がずいぶん高まってきたと思います。当サイトが無かったとしても世の中の流れはこうなるのが必然だったように思いますが、そのお手伝いくらいはできてたんでしょうか。もしそうだったら大変嬉しく思います。

ここのところの世界的な不況を受けて、ちょっぴり活動規模がしぼんでしまってる現場もあろうかと思います。しかし一方でユーザビリティやユーザ・エクスペリエンスが現状を打破するイノベーションの鍵となり得る可能性も大いにあると思いますので、開発現場の方々には是非粘り強くこの分野に活動を続けていただきたいです。また、消費者の方々も長く使える堅実な製品選びの為も、使いやすさには気を配っていただけたらなとも思います。研究所員一同もそういった活動のお手伝いを引き続きしていけたらと考えています。

今後とも使いやすさ研究所をよろしくお願いいたしますm(..)m。

■アドレスが変更になります

さて、ついでにこの場をお借りして、使いやすさ研究所のアドレス変更のご案内をさせていただきます。10周年を記念してとかではないのですが、本サイトのアドレス(URL)が以下に変更になります(変更は赤字部分)。

旧アドレスは11月一杯までしか利用できませんので、リンクをはったりブックマーク(お気に入り)やRSSに登録いただいている方は、お手数ですが変更をよろしくお願いいたします。

581. パチンとジョイント!きちんと収納できるアイシャドウチップ


朝はめっぽう弱い私ですが、毎朝メイクをして身だしなみを整えることは欠かせません。時には雑誌のメイク特集を読んだり、ショップのメイクコーナーに立ち寄ったりもしています。そこで先日、変わった形のアイシャドウチップを見つけました。

ジョイントタイプのアイシャドウチップ

これは5つのチップがジョイントしているアイシャドウチップです。一般的なチップといえば、5センチくらいの短いものや筆タイプがありますが、この形は初めて見ました。ちょうどいつも使っているものが古くなっていたので、好奇心で使ってみることにしました。

購入してまず、よく使う色を5つのチップに割り当ててみました。ケースが透明なので、外見からでも色を判別できます。次に塗ってみることにしました。写真のように目的の色の連結部を取り外し、使わない部分をおしりにパチンとくっつけます。すると柄の長いチップとして使え、描き心地もなかなかです。収納する時はそれぞれにきちんとフタができるので、チップ同士で色が混ざることもポーチに色が付くこともありません。デリケートな目の上に使うものなので、清潔に収納できるのは嬉しい限りです。

今まで私が使っていたアイシャドウチップは、持ちにくいとか収納しにくいといった不便さを感じていましたが、形が定着しているのでそういうものだと思って使っていました。そんな中、ジョイントタイプというちょっと変わった形のチップが、これまでの不便さを取り除いてくれました。細やかな気遣いが盛り込まれており、好奇心で購入したチップですが、今では毎朝愛用しています。 

580. 頼りになる注文票


「ぎゅうてい一丁!」

牛丼屋さんで食事をしていると、この様な掛け声がよく飛び交います。例に挙げた「ぎゅうてい」は「牛焼肉定食」の略ですが、他にも「牛すき鍋定食」などの似たようなメニューがあり、なんとも紛らわしく感じます。自分が店員だったら絶対間違えてしまうだろうと不安になりましたが、ふと店員さんが扱っている注文票を見ると、ひらがなで略称が書かれていることに気付きました。「なるほど、この注文票で略称が確認できるのか」と納得したのですが、なにやら印刷されている略称が部分的に太文字で書かれている様です。さて、この太文字はなんでしょうか?

注文票の略称の一部が太文字で書かれている

実はこれは、記入ミス防止の工夫らしいです。ここで使われている注文票の略称は、読み方を統一するためにひらがなで書かれています。そのため、一見して違いがわかりにくく、下手をすると間違ったメニューに印をつけてしまう恐れがあります。そこで、略称を部分的に太文字で書くことにより、判別性を高めています。

この工夫のおかげで、店員さんは「注文を受ける」「注文票に記入する」「注文を厨房へ伝える」という一連の行動の流れをスムーズに実行できます。「うまい」「やすい」「はやい」がウリの牛丼屋さんなので、注文の記入なんかに時間をかけていられません。言ってみればこの工夫は「はやさ」のための“隠し味”といったところでしょうか。 

578. かんたんアイシャドウ


メイク初心者さんに強い味方が登場!「見たまま塗るだけシャドウ」と言うキャッチコピーが付けられたAUBEのアイシャドウ、デザイニングアイズです。

AUBEのデザイニングアイズ

今までにもメイク初心者さん向けのアイシャドウはありましたが、各名称が書かれた透明シートが被されている程度の配慮にとどまっており、「名称はわかってもそれをどこに塗るかどうかわからない」「透明フィルムを剥がすと意味がない」と、わかりにくいものでした。

他社のメイク初心者さん向けアイシャドウ

デザイニングアイズではパレットの形状がまぶたそのものを模していて、それぞれのカラーをまぶたのどこに塗れば良いかが直感的にわかるというものです。私も試してみましたが、まさに見たまま塗るだけで自然なグラデーションが仕上がり目元に立体感が出せました。これは本当に簡単!

他社のメイク初心者さん向けアイシャドウ

メイク初心者さんにとって鬼門のアイメイク。デザイニングアイズを使えばメイク上手さんに一歩近づけるのでは無いでしょうか!!

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