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614. 気が付けばファイリング上手!


会社の僕の机はいつも会議の議事録、デザインスケッチ、中間報告書等が散乱していました。書類の中にはプロジェクトの途中で閲覧したい資料もあるので、プロジェクト毎に整理していきたいのですが、業務が立て込んだり、納期が迫っている状況などでは、書類に穴を開け、ファイルに順番に入れていく作業などはついつい後回しになっていたのです。

もっと手軽かつスマートに書類整理が出来ないかなぁと、探していたところ。キングジムの「テジグ」という商品を見つけました。

「テジグ」を開くと差し込む部分の形状が深い箱形になっていて、書類を入れる際はそこに差し込むだけです。その為、書類に穴を開ける必要が無く、追加や入れ替えも容易です。これなら忙しい中書類が増えても、手軽に入れ替えが出来ます。

[「テジグ」側面の写真]

「テジグ」で閲覧する時は、本の様に広げて書類をめくるので、閲覧がしやすく、書類を探す手間が少なくなります。

[「テジグ」を閲覧している様子]

また、テジグの背に付いている「ハンドホールド」機構というものがあり、軽く押さえると、閲覧時のめくる動作で書類がズレたりせずに、スムーズにめくれます。大きさが違う書類が有るときは、めくったときにバラバラにならずに閲覧出来ます。

[「テジグ」の背を押さえている様子]

書類整理も手軽に出来て閲覧性に優れている「テジグ」。「気が付けば僕もファイリング上手。」と言えるかわかりませんが、今まで整理に割いていた時間は間違いなく短縮されました。“穴を開ける”、“挟む”という一般的なファイリングにおける手間のかかる作業が、「テジグ」に“差し込む”だけで済んでしまうので、業務に集中出来るという点でとても使いやすいと感じました。

607. これがあれば見える―飛行機内の頭上荷物入れの凸面鏡


私は、仕事柄中国出張が多く、帰りに空港でいつもお土産を買って帰ります。あちこちのお店で買物をするので、袋がいくつあるのかはっきりと覚えていないことがあります。 着陸後、早く降りたい気持ちに負けてしまい、荷物入れの奥まで入念に確認せず、お土産の袋を取り忘れて、悔しい思いを何度かしました…このような置き忘れの失敗は私だけでしょうか?

再び中国出張に行き、中国東方航空の飛行機(機種はエアバスA340)で移動したとき、着陸して頭上の荷物入れから荷物を出そうとすると、天井部に丸い形の鏡があることに気がつきました。なるほど、この鏡を見れば、荷物入れの中に何があるのか一目でわかりますね。

頭上荷物入れの天井に凸面鏡が付いている
鏡に荷物入れの中身が映っている

この鏡のおかげで、急ぎたいとき、一生懸命小ジャンプで荷物入れの中を覗き込むこともなく、奥の部分に荷物が残っていても取り忘れる心配がありません。そのうえ、乗客だけでなく、客室乗務員にとっても、荷物の置き忘れの確認が楽に確実にできるのもメリットですよね。 鏡1つを設けるだけのちょっとした工夫ですが、とても親切だと思いました。

■関連記事

鏡の応用事例の日記は、他にもあります。

使いやすさ日記 『226. お釣りが見える自動精算機
 

603. ミシン目のついたチョコレートのパッケージ


甘いもの好きな私は季節に関わらずチョコレートが無性に食べたくなります。

でも、よく失敗して切り口がチョコレートを取り出せないくらい小さくなってしまいます。その上、もう一度封を開け直す時に手を汚してしまうことも何度かあり、とてももどかしいです。

 

開封失敗

先日、12種類のチョコレートが入っているフルタ製菓のバラエティパック「チョコミックス12」を購入した時のことです。パック内の1種類のパッケージ裏に、ミシン目がついていると気がつきました。

ミシン目のついたパッケージ

このミシン目を利用すると、封を開ける時に失敗しにくくなり、簡単にチョコレートを取り出しやすい大きさに封を切ることができました。

開封時

しかも、切るのを失敗してパッケージが二つに分かれないので、ごみが増えません。ほんの少しの心づかいで、暑い季節でも手を汚さずにチョコレートを美味しく食べることができ、とても気分がよくなりました。

598. 文字が太らない!芯先が尖り続けるシャープペンシル


偶然立ち寄った文房具屋さんで、思わず衝動買いをしてしまったシャープペンシル『KURUTOGA(クルトガ)』をご紹介します。

KURUTOGA(クルトガ)

これまで使ってきたシャープペンシルは、文字を書き続けるうちに芯が偏って磨り減るので、線がだんだん太くなって、細かい文字を書きにくくなることが不満でした。しかしクルトガを使ってからは、そんな悩みが解消されました。そもそも、書き続けるうちに線が太くなるのは、紙に接する芯の断面が広くなっていくことに原因がありました。クルトガは、紙から芯が離れる動き(上下運動)を利用して、芯が回転する仕組みになっています。

芯先が均一に磨耗していくので、芯が回転しない従来のタイプで見られるような偏った減り方にはならないのです。

シャープペンシルの芯先

しばらく使い続けてみましたが、書き心地に違和感は全くありません。それどころか、芯が円錐形に磨耗しているおかげで、これまでと同じ濃さの芯を利用しているにもかかわらず、筆圧の弱い私でも普段より濃い文字が書けることに気がつきました。

また、回転の様子を見える化することで、内部構造を知る興味喚起につながるとともに、文字を書き続ける行為の楽しさを演出してくれています。芯が少しずつ回転する様子は、一生懸命に動いているようにも感じるので、思わず応援したくなってしまいます。

紙に文字を書く機会が減りつつある方にも、機能と楽しさの両面から、おすすめしたい一品です。 

597. 絵柄と美味しいお茶の関係


皆さんは急須のふたの穴の位置には正しい向きがあることをご存知ですか?私も最近知ったのですが、ふたの空気穴を注ぎ口の方向にあわせると美味しいお茶になるそうです。

先日ふらっと立ち寄った陶器市で急須を見ていたら、売り子のおじさんが懇切丁寧に正しいお茶の淹れ方を教えてくれました。なんでも急須の注ぎ口とふたの空気穴を一直線上に注ぎ口側に持っていくと、急須の中でお湯が上手に循環して茶葉の出を最大限に引きだしてくれるのだそうです。

「この急須なら、穴の位置を覚えなくても美味しいお茶が淹れられますよ。」 

急須としてもとても綺麗で、職人さんの心を感じます

ふたと本体に描いてある花の絵柄をあわせるように閉めると、ちゃんと正しい位置に空気穴がくるようになっています。空気穴の正しい位置はうっかり忘れそうだけど、この急須でなら美味しいお茶を淹れ続けられるかも。

急須自体の良さももちろんですが、セールストークの巧妙さについ常滑の急須を購入してしまいました。おじさんってば、うまいなぁ!

《参考リンク》

「常滑焼本朱泥急須専門店 急須敬」 使い方
http://item.rakuten.co.jp/qsuke-i/c/0000000111/ 

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