823. どうしてもそこから開けられるように見えない!〜日清焼そばの粉末ソース

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写真は日清食品の日清焼そばです。自炊が面倒くさくなった時にお手軽に食べておくのに我が家では学生の頃からほぼ常備してあります。5個入りパックで買ってきて、ひと月くらいで消費しきる位のロイヤルカスタマー(?)です。

そんな私でもいつもやらかしてしまうミスがあるのです。

日清焼そば。好きな袋麺のひとつです。

こちらは添付の粉末ソース。お湯で麺がほぐれてきた頃に投入するのですが、だいたいこれを一発で開けることができません。袋を良くみると向手右側に「こちら側のどこからでも切れます」とあります。このパッ○マンみたいなアイコンは旭化成の特許技術であるマジックカットであることを示しています(マジックカットについてはこちら)。つまり水平方向にならどこでも簡単に切れるというわけです。しかし!私にはその表示よりもどうしても上下のギザギザがシグニファイアとして視覚、触覚的に優先してしまうのです。つい縦方向に割く前提で、まさにマジックカット表示のある赤い部分をつまんで振り、中の粉末ソースを左側に寄せ、グっと力を入れる。切れない!?あ、間違えた。今度は上を持ち直してまた振って粉末を下に寄せる。ようやく横方向に割ける、ということを、本当に自分でもバカみたいだと思いますが月に何度もやってしまいます。

添付の粉末ソースの袋

きちんと専門家の方に聞いたわけではないのですが、本来このギザギザは開けやすくする為の加工ではないんだと思います。開け口として意図してつけられた凹みは「ノッチ」と呼ばれ通常最適な一カ所にのみつけられます。ギザギザは工場で裁断する時に、頂点がある刃の方が食い込みやすくより小さい力で切れるからということのようです。実際利用者が切る必要がない新聞もギザギザしてますね。こちらのページのQ4に新聞がギザギザしてるのは裁断する刃のせいだと書かれています。手がスパっと切れないための加工だという説も目にしますが、だったら手でもつ左右にも必要な気がします。

つまり、「ギザギザは袋を開けやすくする為についている」というのはユーザ(私だけ?!)が勝手に構築したメンタルモデルなんでしょう。アルミ包装のような強い素材でなければ結果的に上手く機能することもある為、その成功体験がますますメンタルモデルを強化して今に至る、というところでしょうか。

世の中に同じことで面倒を感じている方がどれくらいいらっしゃるかわかりませんが、なんかこう「ここをもって振る!」「ここをこの向きに破る!」みたいなことが強調されたデザインで改善が図れそうな気はします。

 

P.S.

あとこれは完全自己責任な気もしますが、何故かもうひとつの添付品である青のりを出来上がり後にふりかけるのを忘れてしまうのをなんとかしたい…なんかもったいないのでとっておくんですが結局使い道がなくて捨ててしまうんですよね、、

822. 劇的にシンプルに ~日本郵便再配達受付フォーム

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6月の記事で入力項目が無駄に多すぎるんじゃないかと指摘した日本郵便の再配達受付フォームが先日みたら大幅に改善されていました。

こちらがその新しいフォームの1ページ目です。

新しくなった再配達依頼フォーム

以前のバージョンではここで

  1. 郵便番号
  2. 追跡番号またはお知らせ番号(2つの欄から選んで記入)
  3. 不在票お届け日
  4. 郵便物の種類
  5. 再配達先
  6. ゆうびんIDを使うかどうかで送信ボタンを選択

という情報を入力していたのですが、2.と6.だけになりました。しかも2.では手元の不在票に載っているのが追跡番号かお知らせ番号か区別して欄を使い分ける必要もなくなりました。

桁数の少ない(=内包している情報が少ない)お知らせ番号の場合は、ボタンを押して画面遷移した後で結局追加入力があるわけですが、よりケース毎に特化して無駄な欄を目にすることがなくなったということですね。

またこれも以前の記事で指摘していた点ですが、「郵便物などの種類」選択欄ではついに、種別コードがラベルに併記されるようになりました。不在票にはこの番号が書いてあるわけなので、同じ番号を探して選択するだけでよくなったわけです。ステップ数は同じですがユーザ側の認知的な負荷は激減ですね。

郵便物種別選択欄

別に当日記記事を読んで修正してくださったわけではないと思いますが(笑)、私個人の不満は大幅に改善されていて嬉しい出来事でした。みなさんにとっての使い勝手はいかがでしょう?

821. 更に大画面になったiPhoneに欠かせない簡易アクセス

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iPhoneは毎年買い換えるマンの古田です。

今年はフラッグシップシリーズであるXの大画面モデルXS Maxが登場したので、1年ぶりにラージサイズモデルに返り咲きました。本モデルではディスプレイのベゼル(外枠)が狭くてなり、外径寸法はPlusシリーズとほぼ同じながら画面サイズが上下に伸びる形となっています。

iPhone 7 PlusとXS Maxのサイズ比較

ディスプレイとして表示面積が増えることは動画やゲームなどの映像表現やブラウザなどでの情報効率が向上するメリットがある一方、タッチデバイスとしては困った事も出てきます。片手持ちして親指で操作するような場合に、指が届きづらい場所が増える、という点です。

Appleでは当然それを見越してPlusシリーズの頃からアクセシビリティ機能のひとつとして簡易アクセスというものを盛り込んであります。Xシリーズでは、画面の下部1cmくらいの範囲で短く下にフリックすると、画面全体が下にスライドして持ち替えなくても画面上部のボタンなどに指が届きやすくなります。

ホームボタンがあったPlusシリーズではホームボタンに2回タッチ(押し込まない)で起動できました。正直Plusのサイズだとまだなんとかなっていたので、むしろ意図しない場面でこれが発動してイラっとすることの方が多かった気がします。しかし、画面の上下幅がさらに広がったXS Maxではもはやこれを活用しないとどうにもなりません。起動方法としても誤爆は起きにくくなった気がします。これで全てが解決という感じではありませんが、活用してきたいと思います。Apple伝統の知らなければ気付きづらい機能なのでご紹介。

ちなみに同様に大画面化、狭額縁化が進むAndroidの世界ではどうなっているかというと、知る限りではGoogle標準の機能はなかったように思います。ただしメーカー独自に対応している例がいくつかあります。以下の記事にSAMSUNGやHUAWEIの事例が紹介されています。

大画面スマホで便利な片手操作モード比較。[いろんなこと。]

以前使っていたSHARPの端末にも同じような機能が搭載されていました。Android勢はスライドではなくサイズ圧縮で寄せるアプローチが多いようですね。左右も縮んで近づいてくれる点と、隠れるボタンがないので縮小したまま全ての操作が継続できる点ではAndroid勢の方が優れているような気もします。

820. Appleが失ってしまったものを持ち続けるDELL 〜XPS 15 9575の充電コネクタ〜

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ここ何年かは主力ノートPCはAppleのMacBookシリーズでした。Air/Pro/無印と数台は使用してきましたが、最近のモデル(USB Type-Cコネクタで充電を行う年式)でちょと不便に感じている点があります。それは写真のように充電ケーブルのコネクタ部分にLEDライトがなくなってしまった点。2枚目の写真はもう少し前、MagSafeという磁力式のコネクタだった頃のものです。こちらは充電中はオレンジ、充電が完了すると点灯、コネクタまたはコンセント側が外れていると消灯です。つまりここを見るだけで色々な情報を得ることができていました。充電コネクタ挿して充電してたつもりがコンセントが抜けてたり省エネタップでスイッチが切れてた、なんてミスにも気付きやすくなります。

ところがこの2016年モデル以降ではそれがなくなってしまいました。理由としてはこのケーブルが単なる充電ケーブルではなくUSB Type-Cという汎用のケーブルだからということもあるのでしょう。だからといってデザイン(コスト?)重視のAppleは本体側に充電ランプを復活させるといった気配りも見せず終いです。つまり今のMacBookシリーズには本体にもコネクタにも充電器にもLEDは一切なく、電源が入らない時に本体故障なのかACアダプタ故障なのかケーブル断線かがまったく判断できないことになります。

MacBook Pro 2016年モデルの充電コネクタ

MacBook Pro 2014年モデルの充電コネクタ

そして先日久しぶりにWindowsが快適に使えるノートPCが必要になって購入したのがDELL XPS 15 2-in-1 9575 (2018年モデル)です。2016年以降のMacBookやMacBook Proと同じくUSB Type-Cコネクタで充電しますが、付属の充電ケーブルには白色のLEDがついていました!充電中かどうかでステータスは変わらず、純粋にコンセントからの通電があると白く点灯します。コネクタが本体に刺さってなくても点灯しています。コンセントからの通電があるかどうかのフィードバックに徹しているわけですね。それでもないよりあった方がずっと助かります。ここまでは電気が来ているぞ、ということがわかるわけですから。

DELL XPS 9575の充電コネクタ

しかもこの機種はバッテリー残量を5段階で示すLEDセットや充電中かどうかを示すLEDが本体側にも備わっています。これらは正常に動作してOSが起動している時には画面で確認すれば済むことですが、それ自体が不可能な非常時にはとても重要な診断手段となります。

DELLは企業一括導入やコストパフォーマンスを優先した低価格なイメージですがこういう細かい配慮でコストカットをしない点は評価できると思います。このXPSシリーズは比較的上位グレードのモデルですが、今後バリューモデルがUSB Type-C充電方式に変わっていく時にどうなっているかで真価がわかるのかも知れません。

819. 削除確認の初期選択肢が選べるデジカメ〜SONY DSC-RX100M6

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先日デジカメを買い換えました。SONYのCybershot RX100シリーズのM2(マーク2)からM6へと同系統4世代ぶりの買い換えとなります。おおむね操作方法も踏襲されていてスムーズに乗り換えできました。

そしてとても助かっているのが、削除ボタン(ハードキー)を押した時の確認画面で「削除」と「キャンセル」どちらを最初に選択しておくか設定で選べるようになっていた点です。M2では「キャンセル」に固定でした。なので、

  1. 削除ボタン
  2. カーソル↑
  3. 決定

と常に3ステップ必要だったのが、デフォルトを「削除」にしておけば、1.と3.だけで済みます。些細な違いのようですが、連続して何枚も失敗写真を削除/整理する時には地味に効いてきます。M6はAFや保存も高速化されてバシャバシャ撮れるので、ついたくさん撮影してしまい、その場でざっと取捨選択できるのは非常に有り難いのです。

設定画面で初期状態を選べる

削除ボタンを押した状態

「え?こんなの選べたっけ?」と慌ててM2の方も調べてみましたが該当項目はなかったので、M3からM6のどこかの時点で追加された機能のようです。この手の削除操作における確認フローは常に手間と誤操作回避のトレードオフが悩ましい問題ですが、いっそユーザに判断を委ねてくれるというオープンさはとても良い配慮だと思います。

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