772. 店名が記入されていないことの微妙な不便 〜駐車券、割り箸袋など〜

[bad]

写真はよくあるお店の駐車場の駐車券です。先日このデザインのせいでちょっと焦ることが起きました。さて、この駐車券にどんな不備があるでしょう?

IMG_8196

この駐車券には店名がないのです(まぁタイトルに書いちゃってますが…)。ちなみに裏面にも書いてません。

こちらは東京都内のヨドバシカメラAkibaのものです。このお店の駐車場は最新式のナンバー読み取り式の為、事前精算機で精算しておけばゲートでは窓を開けて駐車券を挿入する必要がありません。結果として手元にいらない駐車券が残ります。この日はその足でやはり都内のビバホームというホームセンターに出かけました。ここでも入庫時に駐車券を発券され胸ポケットに入れておいたんです。そして問題は出庫時に起きました。駐車券を入れてもエラーで戻って来てしまうのです。後ろには出庫待ちの車が続々と続いて焦りは募ります。

もうおわかりでしょう。間違えてヨドバシの駐車券を入れていました…ヨドバシで回収されなかったまま胸ポケットに残ってて2枚入ってたのです。ビバホームの駐車券はゲートで回収されたので残っていませんが、入れる直前に確認したところまったく同一のデザインでした。スタンプの日時で見比べない限りわかりません。どちらも同じメーカーのゲートシステムの標準の券面デザインを使用しているわけですね(駐車場運営会社はどちらもタイムズ)。駐車券を名入りにするのはコストもかかるでしょうし、まさか他店との絡みでトラブルがおきるとは想定外だったのでしょう。できれば店名を印刷してほしいものですが、せめてゲート精算機は「違う店舗の駐車券です」などエラーメッセージを一工夫することはできないのでしょうか?

この手の名入りツールを使わない故の不便さは最近他でも感じます。それは飲食店の割り箸袋です。最近は食事をしたお店にSNSアプリでチェックインしたり、写真をシェアしたりする方も多いと思いますが、席についてオーダー済ませて時間ができた時に、さぁチェックインするか!って思うと肝心の情報が見付かりません。店名です。ふらっと立ち寄ったお店では「あれ、ここなんてお店だっけ?」となりがち。そういう時に割り箸袋が名入りだと手っ取り早いのですが、最近は真っ白な汎用品だったり、そもそも割り箸ではなかったりします。そしてキョロキョロ見回しても店内からは看板も見えず、チェックインを諦めたり「○○駅前の中華屋さん」とか曖昧な名前でシェアしたり。これってちょっとした機会損失なんじゃないですかね?名入りツールや店内に看板を掲げるのもコストかかりそうですが、せめて(どうせ独自に作成する)メニューの片隅くらいには店名を入れておいてはいかがでしょう?>SNSで名前を広めて欲しいと思ってらっしゃる店主さん

771. ちょっとお休みいただいています 〜Pepperの休眠動作〜

[good]

写真はある企業さんのオフィスに休日にお邪魔した時の受付ロボットPepper君です。受付業務の任務から開放されてお休み中であることが一目でわかります。別途液晶画面などに休眠中であることを示す表示をするでもなく、直観的に理解できる上手いデザインですね。仮に言語で伝えようとしたら、(外国人が利用する場所では)多国語対応なども考えなければならないですが、こうしたジェスチャーであれば(ほぼ)万国共通でしょう。おそらくですが電力もほとんど消費しないんじゃないでしょうか(ただし旨の液晶にはスクリーンセーバー的な映像が映ってはいました)。

IMG_7916

16年前の日記で紹介したこちらを思い出しました。

使いやすさ日記43. 無言の拒絶

 

770. これ上下逆にする理由あります!?〜全録レコーダーDMR-BXT970のB-CASスロット

[bad]

先日、Panasonicの所謂全録レコーダー、DMR-BXT970のB-CASカードが故障しました。全録レコーダーは個別予約不要で全てのチャンネルを24時間録り続ける方式のレコーダーで、コンテンツ保護絡みで必要な(しかしユーザには扱いが面倒になるだけであまりメリットがない)B-CASカードも2枚使用します。このカード(のICチップ?)がある日故障しエラー画面が出るようになってしまいました。無償交換はしてもらえたものの、交換品が届くまで録画ができないといういい迷惑です、、という個人的な愚痴はさておき、まずはB-CASカードが2枚入っているとご理解ください。

BXT970のB-CASスロット

で、本機ではそのB-CASカードの動作チェックをする画面があります。2スロット(視聴・通常録画用とチャンネル録画(全録)用)それぞれに対応するボタンを押すと、右にOKやNGと結果が表示されます。この場面を駆使しつつ、カードを抜き差ししてみたり、ICチップの端子を掃除してみたり、スロット内にエアダスターを吹いてみたりして、本当に故障したのかどうか診断をしていたわけです。

が、どうも様子がおかしいなと悩むこと数分。なんと、この画面の上下(視聴・通常録画用が上)と、物理的なスロット配置(チャンネル録画用が上)が逆じゃないですかっ!

画面表示(1) 画面表示(2)

ご丁寧に黄色のフォーカスと連動して下のイラストまで書き換えているのに、なんでまた、、という感じですね。まさかここが逆転してるとは思いもしなかったので、スロットは無事で2枚のカードのうち1枚が問題であることを検証するまでに、しばらくハマりました。

 

関連日記:

748. 肝心な情報が出ていないダイアログ 〜PanasonicレコーダーDMR-BXT970〜

769. 空き駐車スペースをすぐに探せる電光表示〜EXPASA海老名

[good]

先日東名高速道路でEXPASA海老名(サービスエリア)に耐寄ったところ、写真のような空きスペース案内の電光掲示板が設置されていました。レーン毎の混雑状況が具体的にグラフィック表示されていて、どこへ行けば停められるか迷わずに判断できました。

駐車場の各レーン毎に空き状況を示す電光掲示板

ちなみに一番手前のボードに出ている自動車のアイコンは小型車を意味していて、「小型車」という文字とアイコンが交互に表示され、日本語が読めないユーザにも配慮されていました。

サービスエリアといえば休日は大変な混雑です。昔からトイレの空き状況表示板なんてのもあったり、少しでもスムーズに施設を利用できるよう工夫がぬかりないですね。

768. 段ボール箱をつぶした時のちょっとした配慮

[good]

我が家ではウォーターサーバーを契約しています。定期的に宅配便で水が届くのですが、先日その包装段ボールに写真のように「押し込む→A」と書かれているのを発見しました。

段ボール箱のフタに「押し込む」マーク

どうもよくよく詳細を見てみると「お片付けロック」というもので、箱をつぶした後にまた膨らんでしまうのを防ぐ為、反対側と貫通させる形でロックしておく切れ込みでした。実際に使ってみた様子が下の写真。

押し込んで固定した様子

なるほどこれをしておけば、回収日まで玄関先に立てかけておくにも無闇に膨らんでしまうのを防げるわけです。これは他の通販会社も採用してほしい配慮です。

どうもこの公式リリースをみると2014年からやられていた様子。2年も気付かなかったなんでもったいないことをしました。

 

767. 利用可能プラットフォームが明示されない電子マネー対応レジ

[bad]

最近、おサイフケータイで電子マネー決済ができるお店がますます増えてきてますね。時間もかからず、銀行で現金を引き出す機会も減って大助かりです。

ただ同じFelicaを用いる決済プラットフォームにも楽天Edy、Suicaなど交通系ICカード、WAON、nanaco、iDなど色々あり、お店によって対応しているものが違うのが困りものです。複数のものが使えるお店も多いのですが、中には写真のようにリーダーだけそっと置かれていてどこのプラットフォームでの決済を受け付けるのか見た目でわからないものもあります。きょろきょろ見回すと対応クレジットカードと一緒にロゴの一覧が貼ってある場合もありますが、このお店(ドトール、交通系ICカードのみ対応)ではそれすらありませんでした。

ICカードリーダーが設置されたレジ

真ん中のマークは非接触ICカードのFelica対応を示してますが、国内の非接触ICカードはほぼFelicaなので、実質的に意味をなしていません。最悪電子マネー決済に非対応で、会員証やポイントカードの類のために置いてあるという可能性も否めません。「店員に聞けばいい」と思われるかも知れませんが、並んでいる間にどこのが使えるかわかっていれば残高確認したり必要ならばオンラインチャージして準備をしていることも可能なわけです。

見た目はスッキリしてオシャレかも知れませんが、ユーザの利便性を考えると、ICカードリーダーそのもの、または直近に対応サービスのロゴ一覧を掲示しておいてほしいものです。

766. 異なる動作に不要な一貫性 〜ティーサーバーのボタン〜

[bad]

写真は東名高速のサービスエリアに設置されたティーサーバーです。例によって標準のデザインでは使い方が理解されなかったのか、後付けのラベルが貼られています。デザイナーとしては悔しい事案でしょう。

お茶は単押し、水と湯は長押しとラベルが貼られたサーバー

さてこの例は何が問題だったのでしょう?話を難しくしているのは、緑茶と玄米茶は短押しするとコップ1杯分のお茶が出てくるのに対し、お湯と水は押している間だけ出る方式な点にありそうです。こうなっている理由はたぶん色々あるのでしょう。お茶は一杯分の都度抽出する仕組みなのかも知れませんし、お湯や水は例えばほ乳瓶とかコップに注ぐ以外の用途があったりしそうです。目的によって最適化されているのはむしろ利便性を追求した結果である可能性があります。

問題なのは、動作が異なるにも関わらずボタンは同じデザインになっていることなんでしょう。そしてボタン群の上下に「お茶は一度押すと定量抽出されます」「水・お湯は押している間、抽出されます」と丁寧に四ヶ国語で書かれていますが、結果としてあまり読まれず、こうした後付けラベル(日本語のみ)を貼らざるをえなかったと思われます。

上2つと下2つで少し距離を離してグルーピングしたり、ボタンを丸と四角に違えるなどやりようはあったかも知れませんが、そもそも2:2とは限らず、設定で3:1で使える様に汎用化されている可能性もありますね。

皆さんならどんな代案を考えますか?

 

765. エラーに見えないエラー 〜自走タワー式駐車場の操作盤〜

[bad]

我が家で契約している駐車場は自走してゴンドラに車を乗せて指定位置まで上げるタワー式です。車ごとゴンドラに入り、窓を開けた位置にある写真のような操作盤にカードキーを刺し、発車ボタンを押すとゴンドラが動いきます。ゴンドラが自分の駐車スペースの前に着いたらまた車を動かして駐車し、ドライバーだけゴンドラに乗って下に降ります(車を出す時は逆)。

ある日、前の人が発車ボタンを押してもゴンドラが動かないと悩んでいました。

カードを逆に挿した写真。

カードは刺さっており、7セグのディスプレイは、4階、R方向となっています。実はこれエラーなんです。カードが逆向きに刺さっています。正しく刺すと下のように3つ目の7セグ表示器にも数字が出るんです。

カードを正しく挿した写真。

タワーはちゃんと4階まであるし、ゴンドラの前後に駐車スペースがあるので、FかRが出るのも正しい表示です。どうして逆刺しのエラーで4階、R方向なんてそれらしいエラーになるんでしょう?エラー音すら鳴りません。せっかく3つの7セグ表示器があるので、「E」「R」「R」とかにすればいかにもエラーっぽくてミスに気付きやすいんじゃないでしょうか?(まぁ7セグなんでRというよりAに見えますが…)エラー番号を表示するにしてもせめて最初は「E」にして正常表示とは区別してあれば彼もミスに気付けたかも知れません。

 

764. ゲストにも有益なゲスト証シール

[good]

最近では会議室などでゲスト向けのWi-Fiを提供している企業も増えて来ました。弊社にもあります。社内LANとは分離されてるとはいえ、勝手には利用されないよう暗号鍵(パスワード)を入れないとつなげないところがほとんどだと思いますが、それをお客さんに伝えなければなりません。今までみたパターンだと、

  • 口頭で伝える
  • 壁に貼ってある
  • クリアファイルに入れたりラミネートした紙をテーブルに置いてある

などがあります。セキュリティ意識が高い企業だと定期的に暗号鍵を変更しているかと思いますが、たまにこうした伝達手段が更新されておらずつながらないなんてことも。

先日お邪魔したとある企業さんでは、セルフチェックイン端末がロビーに設置されており、名前や訪問先担当者の名前を入力すると、シールになったゲスト証がプリンターから出てきます。なんとそこにSSIDと暗号鍵が記載されていました。

受付を済ませると発行されるゲストシール

これはなかなかスマートですね。大元でデータを更新しておけば会議室毎の掲示情報を更新する手間もいらないし、迎える社員側が知っている必要もありません。胸に貼ってしまうと若干読みづらいですが(笑)。

そもそもゲスト証はうっかり返却し忘れてしまうこともありがちですが、使い捨てだとそれもありません。カードキーになっているところだとそうもいきませんが、そこにシールで貼っておくのもいいかも知れません。

763. コーヒーショップの待ち時間の心理戦をなくす工夫 〜タリーズの番号呼び出し方式〜

[good]

スターバックスなどのシアトル系コーヒーショップでは、注文後にレジカウンターの端で完成を待って受け取るシステムになっています。この時、スターバックスでは「トールのキャラメル マキアートでお待ちのお客様〜」みたいに注文した商品で呼ばれます。しかし受け取りコーナーで待ってる人は綺麗に整列しているわけでもなくまばら。更にオーダーによって時間が前後することもある為、呼ばれても「私のオーダー内容と同じだけど、もしかしてあの人も同じものを先に注文してるかも?」などと周囲に目配せをして、誰も動かないようであれば行く、みたいな一瞬の緊張が走ります。

そんな折り、普段あまりいかないタリーズにいったところ、写真のようなボードが掲げてありました。

IMG_7789

なるほど、レシートにお客様ナンバーが印字してあり、その番号で呼び出されるわけですね。銀行とかケータイショップ、回転寿司店などでよくみる番号票をレシートが合体しているという訳です。スタバなんかではカスタマイズすると「マンゴーパッションティーフラペチーノティーヌキホワイトモカシロップツイカでご注文のお客様〜」とか呪文のような呼び出しになり、呼ぶ方も呼ばれる方も煩わしいです。タリーズ方式の方が合理的だなと関心しました。

(タリーズの全ての店舗で導入されてるわけでもなさそうです)

« Older posts