819. 削除確認の初期選択肢が選べるデジカメ〜SONY DSC-RX100M6

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先日デジカメを買い換えました。SONYのCybershot RX100シリーズのM2(マーク2)からM6へと同系統4世代ぶりの買い換えとなります。おおむね操作方法も踏襲されていてスムーズに乗り換えできました。

そしてとても助かっているのが、削除ボタン(ハードキー)を押した時の確認画面で「削除」と「キャンセル」どちらを最初に選択しておくか設定で選べるようになっていた点です。M2では「キャンセル」に固定でした。なので、

  1. 削除ボタン
  2. カーソル↑
  3. 決定

と常に3ステップ必要だったのが、デフォルトを「削除」にしておけば、1.と3.だけで済みます。些細な違いのようですが、連続して何枚も失敗写真を削除/整理する時には地味に効いてきます。M6はAFや保存も高速化されてバシャバシャ撮れるので、ついたくさん撮影してしまい、その場でざっと取捨選択できるのは非常に有り難いのです。

設定画面で初期状態を選べる

削除ボタンを押した状態

「え?こんなの選べたっけ?」と慌ててM2の方も調べてみましたが該当項目はなかったので、M3からM6のどこかの時点で追加された機能のようです。この手の削除操作における確認フローは常に手間と誤操作回避のトレードオフが悩ましい問題ですが、いっそユーザに判断を委ねてくれるというオープンさはとても良い配慮だと思います。

818. 日本郵便の再配達受付フォームのわかりづらさを検証する

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日本郵便(郵便局)のWeb再配達受付フォームは何回使っても慣れません。今回はなんであぁも使いづらいのか真面目に考察してみたいと思います。

まずこちらがポストに入れられる不在連絡票です。こちらの情報をWebフォームに転記することでマッチングを行います、

日本郵便の不在連絡票

一般にここから読み取らなければならないのは(通常把握している自身の郵便番号を除けば)2点。「ア」の種類番号と、シールで貼られた副伝票の追跡番号またはお知らせ番号です。これを踏まえて以下のWebフォームを埋めていきます。

スクリーンショットが長くてちょっと見辛いですが、ステップ毎に追ってみましょう。

再配達依頼フォーム

1.郵便番号

そもそもなんでこれを改めて入力する必要があるんでしょうね。追跡番号やお知らせ番号で荷物が一意に絞れるのであれば、必要ない気がします。競合他社では求められない気がします。もしかすると不正防止のためのチェックデジット代わりかも知れませんが、不在票を抜き取られてる時点で郵便番号は自明な気もします。

2. 追跡番号またはお知らせ番号

荷物固有のIDとして2種類あるのが話をややこしくしています。おそらくですがもともと追跡可能なゆうパックには発送時点で追跡番号が振られるんだと思います。桁数も多く全国でユニークな(重複がない)番号です。

一方お知らせ番号は本来追跡の仕組みがない定型外郵便などがポストに入りきらずに持ち帰った場合などに配達員がその場で発番しているローカルな番号なんではないかと思います。

いずれにせよ利用者目線で区別する必然性はあまりない気がします。足りない桁を0で埋めてでも12桁の番号に欄を統一してシステム側で振り分けるとかできそうなものです(郵便番号を入れているので全国共通番号でなくても絞り込めるんじゃないかと)。

3. お届け日

これまた利用者目線では必要性がよくわからない項目です。お知らせ番号だと6桁しかないので地域によっては1日で使い切ってしまい、日付を組み合わせないと絞り込めないのかも知れません。でもだったらそれこそ6月30日->0630みたいなルールで桁増しして追跡番号と共通化してくれればいいんじゃないでしょうか。またもし追跡番号の時には必須でないのであれば、2.の選択に応じて欄自体が増減してものではと思います。

4. 郵便物等の種類

毎度ここがもっともフラストレーションがたまるところです。まず、2.では横に並んでいた追跡番号とお知らせ番号のゾーンが今度は縦に配置されています。このレイアウトだと独立した2つの欄がありそれぞれに入力を求められているように見えて、その実は2.で選んだどちらかの欄だけ入れれば良いのです。

そして毎度不思議に思うのが、何故不在連絡票では種類番号という2桁の数字で記載しているのに、フォームではその数字で入れられないどころかラベルとしても振ってないのかということです。ユーザの思考フローはこうです。

  1. 種類番号を読み取る
  2. すぐ下の一覧からその番号が何を示すか調べる(例えば75なら「上記以外」)
  3. フォーム上で「上記以外」を探して選択する

ここで更なる問題として「上記以外」が複数の列に4つも存在するという点があります。郵便物、ゆうパック、追跡番号とお知らせ番号それぞれの国際郵便物です。自分の荷物がどの「上記以外」に該当するのか、75という数字がどこにもないのでどうしたらわかるのでしょう?正解は不在連絡票の一番上のタイトルにある「ゆうパックご不在連絡票」から追跡番号の2列目の一番下の「上記以外」ということになります。デザインした人からすると「こんなに大きく太く書いてあるだろ?」ということかも知れません。しかし実際には位置が離れていてほぼ目に入りません。普通、こういう時に見出しに動的な情報が載っているとは思わないでしょう。

改善案としてはここも2.の番号種別を選んだ時点でまず余計な選択肢を消して欲しいです。2.で追跡番号を選んだ人からすれば、4.のお知らせ番号のゾーンはまるごとノイズでしかありません。もしかすると郵便局はちょっと前まで公的な存在だったので「あらゆるブラウザ環境に対応する為、JavaScriptなどによる動的なページ制御は使用禁止」という保守的な発注仕様だったのかも知れません。しかし現在では非対応なブラウザはほぼないですし、最悪「JavaScript非対応なら両方出しっぱなし」ということでいいんじゃないかと思います。いずれにせよ各選択肢には種類番号はいれるべきでしょう。

5.の再配送先はまぁいいかなと思います。初めてツッコミどころがない欄です。

正直最後に「次へ進む」と「ゆうびんIDを利用して登録する」も慣れない人には無駄に悩ませる要因だと思います。後者のメリットがわかりません(例えば受付内容をメールで送ってくれたりします)。私は登録済みなので習慣で後者を選んでログインして申し込みしてしまいますが、むしろユーザ登録の仕組みがあるなら先にログインさせておけば、郵便番号の入力が省けたりしそうなものです。

などなど、LINEボットなどによる依頼など野心的な取り組みをしているヤマト運輸に比べると色々と作りが古かったり気が利かなかったり周回遅れ感は否めません。月に1度は使うものなのでもっと改善に力を入れて欲しいと思います。ちなみに他社事例ではAmazonの委託で配送をするデリバリープロバイダなどもまたイケてないのですが、こちらはまた機会を改めて。

 

817. お好きなボタン配置でプレイできます 〜Microsoft Xbox Adaptive Controller〜

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去る5月17日のGlobal Accessibility Awareness Day(デジタル情報のアクセシビリティについて考える日)に、Microsoftがあるゲームコントローラーを発表しました。

ITはみ出しコラム:Microsoftの斬新なコントローラー「Xbox Adaptive Controller」はこうして生まれた
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1805/20/news015.html

詳細は上記記事などをご覧いただきたいのですが、手指に障害がある人がゲームのコントローラーを上手く扱えない問題は度々話題になります。以下の記事は脳性麻痺のユーザがどうしても余計なところに指があたってしまい上手くプレイできないという意見をSONYに送ったところ、カスタマイズされたコントローラーが送られてきた、というものです。

脳性麻痺の青年のために。プレステの担当者の粋な計らい
https://www.buzzfeed.com/jp/mamikonakano/playstation-customer-service?utm_term=.yeW5agY3X3#.mcaDyGkbJb

外出が難しい障害をもつユーザにとっては、一般プレーヤーよりもゲームの存在価値が大きく、アクセシビリティ配慮はとても重要な取り組みです。一方でゲーム会社は(特にオンラインゲームの)公平性維持や、品質管理の観点からか、純正外のコントローラーについてはライセンスや認証回路などによって管理し、比較的消極的だった印象があります。本来ゲームのコントローラーは単純なボタンスイッチの組み合わせでできているにも関わらず、社外品や独自改造はあまり歓迎されていなかっと言えます。

そんな中で、今回のXbox Adaptive Controllerが画期的なのは、各ボタン/スティックに対して個別の入力端子を持ち、ユーザが好きなスイッチハードウェアを接続してゲームを楽しむことができるという点。これは障害をもつユーザには福音ではないでしょうか。一方で例えば連射機能だったりマクロ(同じ処理を自動で繰り返す)機能だったりも簡単に実装できてしまうわけで、eスポーツ(競技ゲーム)界隈などでレギュレーションにどう影響していくのかなんてことも個人的に気になっています。もしかするとこうしたコントローラーを使うリーグとNGなリーグなんていうのが(ちょうどオリンピックとパラリンピックのように)分化していったりなんてこともあるのかも知れませんね。

 

816. 外国人に“やさしい日本語”とは、文節区切りを明示すること?

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先日 こんなサイトを 見つけました。災害時などの 情報発信で 日本語が 苦手な人にも わかりやすい「やさしい日本語」を 使いましょう という 啓蒙サイトです。

減災のための「やさしい日本語」

このサイトに よると、多少は 日本語が 読める という 外国人 向けに、

  • フリガナを つける
  • むずかしい 漢字を さける

という ごく一般的な 方針に 加え、

  • 単語や 文節の 区切りに スペースを 入れる

というのが 有効な ようです。なるほど 確かに、元々 単語の間に スペースがある 欧文と 違い、日本語は 単語同士に 区切りがなく、言語解析の 世界でも 形態素解析という 研究ジャンルが できる位の 第一関門と なります。しかも、単語/文節区切りを した後で 個々の 単語の 意味を 調べる 第二段階へ 進めばいい かというと そうでもなく、そもそも 単語を 知らないと 文章を 区切ること自体も できない という、第一関門、第二関門が 複雑に 絡んだ 認知処理を しなければ なりません。これは 機械翻訳技術としても 難しい のは もちろん、日本語に 不慣れな ノンネイティブな 人にとっても 難関な わけです。辞書を 引くにも 単語としての 区切りが できなければ そもそも 不可能な わけです。それを 無意識に やってのけられる 我々 ネイティブの 側で あらかじめ やっておいてあげる、というのは 大変 合理的な 発想だと 感じました。

試しに 本記事を 上記サイトの 例に 倣って 区切りを 入れて 見ましたが いかがでしょう?さすがに ちょっと 読みづらい ですね(笑)。でも これらは 電子データで あれば 比較的 簡単に 切り替え 表示 できると 思います。必ずしも 全角スペースで なくとも、色分けや 下線など 様々な 表現が 考えられる でしょう。形態素解析も 実用的な プログラムライブラリが 無料で 公開されて いますので、例えば 既存の 日本語 サイトに ほぼ全自動で 区切りスペースを 入れるような 仕組みは 作れそうです。そういう 機能の ブラウザ(プラグイン)が あっても いい ですね(全角スペースの 代わりに 色付きの 半角スペースに してみました)。

多くの 外国人 観光客を 迎える 今後に 向けて、ホスピタリティの 1つ として 考えてみても いいこと かも 知れません。

815. 肝心なところが隠れて見えない…〜Panasonic DMR-BXT970〜

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私は毎晩ワールドビジネス・サテライト(WBS)を録画し、翌日の朝食を食べながら視聴しています。さすがに朝食を丸一時間もとってる時間はないので、WBSも関心のないトピックを「30秒送り」ボタンでチョンチョン跳ばしながらダイジェストで観るワケですが、ひとつとても困っていることがあります。

上の写真はスキップをした瞬間の画面。いわゆるOSDとして全体のどこまで再生したかを示すバーグラフや時間、現在のモードを示すフィードバックが一定時間表示されます。4秒くらい放っておけば消えるのですがこれが時短視聴するにはちょっと長い。そして不運なことにWBSもPanasonicを画面右上に情報提示をしているので重なってしまい、何のトピックなのか把握できないのです。きっと同じような理由で右上と決まってるんでしょうね。結果的にスキップの度に4秒待たないと次へ進んでいいかどうか判断できず、大幅に効率が落ちています。

じゃぁPanasonicは左上や右下など他の位置にすれば良かったのかといえば、もちろん他の番組ではそちらもかぶってしまう可能性があるので一概には言えません。欲を言えばユーザが位置や消えるまでの時間を選べるかすれば良かったなと。Panasonicはこの機種以外にも歴代のDVD/BD/UHDBDプレーヤーを何台か使ったことありますが、総じてOSDがしつこいです。再生始まってもずっと出っぱなしな表示すらあったり(「戻る」ボタンで消える)。おそらく操作に不慣れなユーザーを慮ってのことなんだと思いますが、最近では画質や性能でPanasonic製品を選ぶ人も増えていると思うので、そうした層にも選択肢を与えてくれると嬉しいなぁと思います。

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