以前の日記「180. 車のドア鍵〜赤は鍵が開いている?〜」で、車のドア鍵は、色の変化だけで状態を表すのではなく、形にも何か工夫があったほうがわかりやすいのでは?と感じたことを書きました。
今回は、わかりやすい例として、トヨタ自動車「ラウム」を紹介したいと思います。ドアハンドルの下についている鍵の部分に着目してみてください。
後部座席のドアハンドル |
左の写真は鍵が掛かっている時、右は鍵が開いている時です。
ドア鍵 |
鍵が掛かっている時は、ツマミが収納されると同時に、上部に貼られた赤色のシールが見えなくなります。鍵が開いている時は、ツマミが手前に引き出され、上部に貼られた赤色のシールが見えるようになります。
このように色と形の両方に変化がある為、色だけの変化より「ドアの鍵が開いているので危険」ということが直感的にわかりやすいと感じました。また「ツマミが引き出されている時は、鍵が開いている」というルールは、以前乗っていた車と同じなので改めて覚え直す必要がなく、違和感なく操作ができました。
余談ですが、ラウムの後部座席のドアハンドルには、スライドしたい方向へ少し引くと、あとは手に力をいれなくても自動的に横方向へスライドする「パワースライドドア」が採用されています。この横方向へスライドするドアとハンドルに合わせて、鍵も横方向にスライドします。また、ドアハンドルと鍵は共に手前へ引くと「開ける」、向こうへ押すと「閉じる(掛ける)」ことができます。
2006年12月21日 at 3:51 PM
180. 車のドア鍵~赤は鍵が開いている?~
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