先日、タッチパネルで操作できるデジタルカメラSONYのDSC-T200(以下、T200)を使う機会がありました。触り慣れていないタッチパネルの機種なので、マニュアルを読みながら操作しようと思いましたが、紙のマニュアルが付属しておらず、代わりにCD-ROMの電子マニュアルをパソコンにインストールする必要がありました。そこで、CD-ROMをパソコンに入れ、案内画面に従いインストールを進めていきました。

インストールが終了し、デスクトップに追加されたショートカットのアイコンを見ると、タイトルが「DSC-T70 ハンドブック (PDF)」となっているではありませんか。

デスクトップに追加されたアイコン

私は、もう一度インストールする事にしました。その時気付いたのですが、T200のマニュアルをインストールするには、下の写真にあるプルダウンメニューで「DSC-T200」を選択する必要があったのです。

インストール画面

今回のエラーは、「付属のCD-ROMには違う機種のマニュアルは入っていないはず」という私の先入観から起きたと思います。しかし、T200の様なコンパクトタイプのデジタルカメラは、様々なユーザーが使用し、「機種名を気にせず買っているユーザー」や、私の様に「注意深く読まずにインストールしてしまうユーザー」などもいるかもしれません。もし、機種選択のプルダウンメニューが目立つデザインであったり、機種名のみを選択するウィザード画面が表示されたりすれば間違えなかったかもしれません。些細な事ですが、その様なちょっとした工夫で、ユーザーを間違えさせないインストール画面ができたのではないでしょうか。

余談ですが、T200とT70のマニュアルは、共通で使えるモノでした。 

イマニュアルの表紙