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436. これは楽ちん!~プルトップ&ペットボトルオープナー~


私の妻は、缶飲料のプルトップやペットボトルのキャップを開ける際に必ずと言っていいほどいつも私に頼んできます。

「爪を痛めるし、力がないし、あなたに頼んだほうがよっぽど楽だから!」

私がいる時ならいいのですが、一人の時はどうしているのでしょう…

そんなある日、たまたま買ったお酒についていたノベルティグッズで便利なものを手に入れました。

本体

缶飲料を開ける場合 ペットボトルを開ける場合

このグッズは、プルトップオープナーとキャップオープナーが一つになっているのです。缶飲料を開ける場合、側面の溝にプルトップを差し込み、本体を持ち上げることで簡単に開けることができます。またペットボトルの場合は本体の穴にキャップ部分をはめ込みます。回す部分が大きくなることで、握りやすくなり、固いキャップも開けやすくなります。

それだけではありません。ボールチェーンが付いているため、台所のいたるところへ引っ掛けられますし、裏にマグネットが仕込んであるため、冷蔵庫などにくっ付けておくこともできます。おかげで引出しに埋もれることもなく、使いたい時にすぐ手にできるのもうれしいです。生活での利用シーンを配慮してくれている逸品です。

妻がこのオープナーを手に入れてからというもの、私の役目がすっかりなくなりました。

435. 間違えやすいチェックボックス


自宅パソコンのウイルス対策のため、セキュリティーソフトを購入しました。

ユーザー登録のため、Webサイトの画面に従い情報を入力していきました。入力が終了し、「次へ」のボタンを押す前に確認してみると、使用しているOSの選択を間違ってしまった事に気づきました。 

間違ってしまった画面

通常、チェックボックスには、四角(□)の右隣に対応するラベル(今回の例ではOS名)がつきます。しかし、私が普段使っているブラウザの設定では、上図の様に表示がずれてしまい、チェックボックスとOS名の対応関係がわかりにくくなってしまいます。そのため、使用しているOS「Windows XP」のラベルと隣に表示された「Windows Me」のチェックボックスが対応していると思ってしまい、「Windows Me」のチェックボックスをチェックしてしまったのです。試しに文字サイズとウィンドウサイズを変えてみたのですが、下図の様にチェックボックスとOS名が正しい対応関係に見えるように表示させるためには、調整が必要でした。おそらく、この画面を作った方が使っているブラウザの設定では、わかりやすく並んでいたのでしょう。

調整後の画面

このケースでは、下図の様にチェックボックスとOS名を対応させ、縦一列に並べれば、表示がずれずに間違えなかったと思います。

間違えにくいチェックボックス

Webサイトは、様々なユーザーが使用します。また、使用しているPCの環境や設定も様々です。些細な事ですが、ちょっとした工夫で、ユーザーを間違えさせないユーザー登録画面ができたのではないでしょうか。

434. 素敵なお弁当カップ


私は料理が好きなので会社のお昼にはいつも手作りのお弁当を持っていきます。お弁当を食べ終わった後に残る紙製のお弁当カップを捨てに行くとき、毎日のことだし、このカップ捨てるのもったいないな、何とかできないかなと思っていました。そんなとき、素敵なグッズを発見しました。ご紹介するのは、お弁当のおかず入れやお菓子作りに使えるシリコンカップです。

シリコンカップ

実際に使ってみて、一番紙製のカップと異なり素敵だなと思う点は、洗って繰り返し使えることです。シリコン素材自体汚れがつきにくいこともありますが、柔軟性もあるので、裏返しにして細かいひだも簡単に洗うことができます。また耐油性が高く、臭いもつきにくいため、繰り返し使っていても特に気になることはありません。

そのほかにも、汁気がしみ出さずかさのあるおかずを入れても型くずれしにくいので、お弁当を開いたときの見栄えよく、これも素敵だと思います。

盛りつけた様子

ささやかなエコ意識で購入したシリコンカップですが、実際に使ってみると使い勝手も良い商品でした。

433. あれ、買えない?Suicaで自動販売機


JR東日本の駅のホームでは、現金とSuica(※1)の両方が使える自動販売機が見受けられます。

Suicaも使える自動販売機

私もたまに利用しているのですが、初めてSuicaで買ったとき、こんな体験をしました。

自動販売機の接触面にタッチし、欲しいジュースのボタンを押すと、

「・・・」

出てきません。

「あれ、なぜ?」

使ったことがある人にはおわかりでしょうが、Suicaで買う場合、現金とは逆で、欲しい商品のボタンを最初に押してからタッチしなければいけなかったのです。ちょっと考えれば気付くことですよね。でも、今までは、最後にボタンを押すことが当たり前だったので、はじめは何がいけなかったのか全くわかりませんでした。

“自動販売機でジュースを買う”こんな単純なことだからこそ、今までのメンタルモデル(※2)が覆されると、混乱を招くのです。その後は、もう2度と買い方を間違えることはありませんが、最初にボタンを押すことに、私はまだ若干の抵抗を感じています。

Suica対応で、新しい買い方が可能になったのだから、自動販売機も、形状やレイアウトを含めたリニューアルを期待しています。現金でも、Suicaでも、自然に買えるような、新しいスタイルを見たいですね。

【補足】

この自動販売機、Suicaの接触面の上には、写真のように手順について説明書きがあります。 

Suica接触面の上に、およそ15cm四方の小さな説明書きがある
※1 Suica…JR東日本が導入したIC乗車カード。電子マネーとしても利用できる。
※2 用語解説:メンタルモデル(Mental Model)

432. こんなかんじにタッチ ニンテンドーDS「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」


ニンテンドーDSにもゼルダシリーズが発売されました。このゲームは、ほとんどの操作をタッチペン1本で直感的に行える「ペンアクション」がウリの一つで、キャラクターを動かすのはもちろん、画面に直接メモを書いたりなどもできちゃいます。この「ペンアクション」、なかなか秀逸にできていて、私の2007年一押しゲームのひとつなのですが、その中で一つ感心した機能があったので紹介したいと思います。

それは、ある島の親切な奥さん(写真の赤い服のマダム)が教えてくれたのですが、 

ゲーム中の画面

セリフの中の漢字にタッチすれば、よみがなが出るそうです。早速試してみると、こんな感じになります。

読みがな表示

セリフ中の「妻」の字にタッチすると、吹き出し状のよみがなが出てきました。ほほぅ。

わからない漢字にタッチするだけ、実に直感的で簡単です。小さな子供には、よみがなが出ることはもちろんうれしい機能ですよね。しかもこの方法だと、必要な時だけ漢字にタッチして、比較的大きな文字で見ることができます。よみがなが必要ない大人にとっても、画面がすっきりして、これまたうれしい機能です。

必要な時だけよみがなが表示できる機能は、たとえば十字キーといった従来のインタフェースでは、なかなか難しかったのではないでしょうか。画面のどの場所もダイレクトに操作できるタッチペンの利点をうまく活かした、イカした機能ですね。 

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