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492. お宅のネコもカメラ目線!iPhoneアプリ「猫カメラ」


iPhoneを使い始めて半年がすぎました。使用感には概ね満足しているのですが、いくつか不満もあります。そのひとつが、カメラ。最新の国産ケータイが800万画素、顔検出、手ブレ補正つきetcといった、機能てんこ盛りなのに対し、iPhoneのカメラは200万画素、しかも手ブレ補正はもちろん、ズームすらないという潔さ。しかしこれではウチのやんちゃなネコたちを撮るには明らかに力不足です。せめて一瞬でも動きを止めて、こっちを向いてくれたら…

そんなある日見つけたiPhone用アプリ「猫カメラ」。ネコを撮ることに特化したカメラアプリとのこと。早速インストールしてみました。

写真1.そっぽを向く2匹

シャッターボタンとは別に、ネコボタン(?)があります。試しにタッチしてみると、
「にゃ~」
と鳴くではありませんか。なるほど、コレで気を引いて、その隙にパシャ、というわけですね。まさにヒトの叡智の賜物です。(大袈裟)

両手の親指でネコボタンとシャッターボタンを押さえ、構えます。おもむろにネコボタンを放して「にゃ~」!ひっかかりました!すかさずシャッター!

写真2.カメラ目線の2匹

…正直、こんなにうまくいくとは思いませんでした。ウチの子が単純なだけかもしれませんが。ちなみにこの猫カメラにはネコの気を引くためのいろんな音が入っています。次は「猫缶を開ける音」で試してみようと思います。来るべき「猫の日」(2月22日)に向けて、おすすめのアプリです。

※イヌ好きさんには「犬カメラ」もあります。 

491. 誰がどんなチョコレートを嗜好するのかな?~バレンタインデーのチョコレート


こんにちは。Dr.ユーザビリティ(齢50)です。いよいよ明日はバレンタインデーですね。今日はチョコレートのパッケージについてお話します。

チョコレートメーカーの皆さんは、それはもう、真剣にパッケージを考案されています。年間の売上高のかなりの量が、この時期に集中するのだとか…真剣になるのも当然です。今回入手したパッケージを、見た目で、ざっと4タイプに分類してみました。

タイプ1)やっぱり高級路線で気持ちを込めたい(写真1) 

写真1

タイプ2)お茶目なあの人の笑いを取ろう(写真2)

写真2

タイプ3)一つ一つの包みにも気配りを(写真3)

写真3

タイプ4)中身だけを使うので、パッケージはそれなりで(写真4)

写真4

さぁ、皆さんはどんな観点でチョコレートパッケージを選んでいますか?贈られるあの人が喜ぶものを選んでいますか?それとも、選ぶあなた自身の嗜好でチョイスしていますか?

そうです!商品の売れ行きには、こうしたユーザ分類、ペルソナの整理こそが大きく影響する時代になりましたね!株式会社U’eyesDesign提供の「人とモノとの関わり方尺度(通称:人モノ尺度)」が便利ですよ。

…あっこれはたいへん失礼しました…最後の最後に宣伝しちゃいました。でも、ほんとにお役に立ちます。興味を持たれた方は、下記ページをご覧ください。

≪人とモノとの関わり方尺度について≫
http://www.ueyesdesign.co.jp/service/service1.html

490. バレンタインデーといえば手作り!~チョコ作りに最適なゴムヘラ~


年に1度のバレンタイン

今年は大好きなあの人のために、手作りチョコを作ります。想いをどう伝えようかとドキドキしながら作る時間は、とても幸せな気分になります。 

写真1.手作りチョコ

が、そんな甘い時間も長くは続きません。洗い物が面倒だからです。

油分の高いチョコの汚れは、ぬるぬるして簡単には落ちません。特に、継ぎ目のある凸凹したゴムヘラは、その隙間にチョコが入り込むため念入りに洗わなければなりません。しかもチョコ自体は水厳禁(※)のため、洗ってすぐに使いたい場合は水気をしっかり拭き取る必要があるのですが、同じく凸凹のせいで、その作業もひと苦労です。

(※)水が入ることでチョコが分離し、固まりにくくなるため

写真2.隙間のある凸凹したゴムヘラ

そんな手間のかかるゴムヘラにイライラしていては、幸せ気分も台無しです。

そんな時、チョコ作りに最適なゴムヘラを見つけました。これは取っ手とヘラ部が一体になっており凸凹がほとんどないため、チョコが入り込む余地がありません。そのためチョコ汚れが楽に落とせ、水気も簡単に拭き取ることができるのです。 

写真3.一体型の凸凹の少ないゴムヘラ

これで気分よく、愛情たっぷりのチョコを作ることができますね。私のイライラを解消してくれたゴムヘラ、皆さんもいかがですか?

今年のバレンタインは、ぜひ手作りのチョコを大好きなあの人へプレゼントしてみましょう。

《製品サイト》 CakeLand シリコンゴムヘラ

489. やっぱり本命のあなたへ贈りたい! ~バレンタインデーのチョコレート日記3部作 3/3


こんにちは。Dr.ユーザビリティ(齢50)です。今日は、この時季ならではのパッケージを紹介します。

写真1.大切な人とはんぶんこ~KitKat?~

ひとつのチョコレートを2人で分け合う・・・なんて恥ずかしい・・・いや、ロマンチックな演出でしょう!?(写真1)

この箱の中には、2袋のチョコレートが入っていて、1つは自分で食べて、もう1つは大切な人へプレゼントします。プレゼントする時は、写真2のように箱を小さく組み立てます。 

写真2.大切な人へあげる時

そして写真3のように箱の中にはメッセージを書くスペースがあり、日頃の想いを込めて贈ることができます。

写真3.大切な人へのメッセージ

季節ものの商品企画アイディアと思われますが、本気でこのパッケージに愛を込める人がいるかどうかは別として、少なくとも、話題にすることはできますね。このパッケージの訴求点としては…

  1. コンセプトを演出する部分は繰り返し効果が大切 ⇒ 二人でチョコを分け合う演出を繰り返す!
  2. 贈り物のパッケージが主役 ⇒ 写真2の姿にこそ気を使いたい!
  3. メッセージ(あなた自身の想い)が伝わることが目的 ⇒ 折角、書いたメッセージ、ちゃんと目に留まるように!

といえるでしょう。

とはいえ、近年流行の手作りチョコには、やっぱり手作りパッケージですよね。使いやすさ研究所員のアイデアを参考までに。(今年流行の『逆チョコ』バージョンです!)


日頃の感謝を妻に伝えたい…でも恥ずかしい…そんな照れ屋のお父さん必見!『簡単に出来る!妻も喜ぶチラリズムパッケージ』 

STEP 1 STEP 2 STEP 3
  • STEP 1:袋を用意して、愛する妻へ贈りたいプレゼント(手紙やアクセサリーなど)を仕込みます
  • STEP 2:プレゼントが見えないようにチョコで隠して、手渡しすればOK!
  • STEP 3:チョコを食べようと袋を開けるとちらっとプレゼントが見え隠れします

「あらチョコなんて珍しい…まぁ素敵!プレゼントまで!!」とダブルの効果で喜ばれることうけあいです。これで夫婦の仲が深まること間違いなしです!


では、きっと恋が実りますように。グッドラック!

488. 個袋とミゾのデリケートな関係 ~バレンタインデーのチョコレート日記3部作 2/3


こんにちは。Dr.ユーザビリティ(齢50)です。今日は、個袋と、チョコレートのミゾについてお話します。

チョコレートの包み方には様々なバリエーションがあります。開封後、賞味期限まで風味を保てるよう、一口サイズにした個袋タイプが主流となっていますが、いろいろな生活シーンを想定してか、チョコレートのサイズや分量、ミゾの方向にも各社で違いが見られます。 

写真1.縦方向に開く個袋に、横方向のミゾ

写真1は、縦に封を切ったもの。大体このように切り口が斜めになることが多いですよね。ミゾは横に割れるようになっていて、そのまま半分いただきます。

写真2.縦方向に開く個袋に、縦方向のミゾ

写真2は、同じく縦に封を切りますがチョコのミゾは、縦に入っています。そろそろカロリーコントロールもしなければならないお年頃?なので、半分だけ食べて、残りは後で食べたいのですが、半分にするには素手でチョコを触ることになり、溶けたりして、簡単ではありません。結局つなぎ目と関係なくかじることになり、不本意ながら、全部食べてしまいます。

写真3.開封テープの包装

写真3は、開封テープが仕込んであるタイプ。チーズなどにもよく採用されています。これなら、スマートに食べられそうです。しかし量が多い場合など、残りを置いておくには不向きです。そのため結局、パクッパクッと全部食べてしまいます。あぁカロリーが…。

封を開ける方向、つなぎ目の方向、口に入れる方向、一度に食べる分量。普段、何気なく手にするものですが、開発担当者が一生懸命に考えた結果なのです。個袋を開けてから口に運ぶまでは、スマートに、安心して適量を食べたいですね。

明日は3部作完結編、Dr.ユーザビリティ(齢50)が『バレンタインデーのチョコレート日記3部作 3/3』をお送りします。

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