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280. 重要な情報が目に入らない~浦和美園駅バス案内システム~


今回も以前の日記で紹介した埼玉高速鉄道浦和美園駅にあるバス総合案内システムのお話です。このシステムは目的地を入力すると、そこへ向かうバスの乗り場や発車時刻などの利用情報が表示されるものです。

バス案内システム

目的地を入力し検索が終わった後に次のような画面が表示されました。

検索結果画面

私はこの時点でバスの乗り場などの情報が見られると思っていたのですが、まだ操作の続きがあるように思えたのです。 実はこの時すでにバス乗り場などの情報は(3)の情報表示パネルに表示されていたのですが、それを示す“上の情報表示パネルをご覧下さい”という一文が全く目に入りませんでした。

改めて考えてみると、文章ではなく「情報切替」や「時刻指定」のボタンが先に目に入りました。操作した結果の表示位置を伝える重要な一文であるのに、表現の差別化がされていないため目に入りませんでした。例えば、ボタンを小さくし、操作結果の表示位置を示す一文の上下に余白を設けるなどして、重要な情報が最初に目に入るようにレイアウトして欲しいと思いました。

279. トップ画面の在り方がおかしい~浦和美園駅バス案内システム~


バス案内システム

写真は埼玉高速鉄道浦和美園駅にあるバス総合案内システムです。 これは、目的地へ向かうバスの乗り場、発車時刻などの利用情報が表示されるものです。画面の表示に合わせて、乗り場案内図や路線案内図のランプが点滅してくれます。

トップ画面

最初の画面を見た時に私はこう思いました。「目的地の索引番号って何?」「番号なんて知らないよ」「番号知らないと操作できないってこと?」最初に何をしてよいのか分からずちょっとしたパニック状態でした。

このシステムは「目的地索引番号」の他に、「50音」「公共施設」からも目的地を探せるようになっていますが、始めに見る画面では番号を入力するようになっていてよく分かりません。

今のシステムのように最初の画面でダイレクトに入力させようとするならば、「目的地引番号」よりも「50音」か「公共施設」の入力がよいと思います。あるいは、ユーザによって色々な検索方法が考えられるので、最初に入り口だけを見せる方が色々なユーザが使いやすいと思います。

場合にもよりますが、公共的なシステムは画面数を減らし迅速性を優先するのではなく、ユーザへの間口を広げ確実性を重視する方が良いと思いました。

278. ブラインド操作を可能にする”iPod shuffle”の円形ボタン


iPodは、今最も人気のあるポータブルオーディオですが、私はそのシリーズで唯一液晶がないiPod shuffleを愛用しています。

その理由は、ポケットの中や服の上からでも指先の感覚だけで操作が可能(いわゆるブラインド操作)な点が気に入っているからなのです。

[iPod] [iPod shuffle]

液晶搭載のiPodには、円形のタッチパッドがあり、そこで本体の操作の全てが行えるようになっています。一方、iPod shuffleの円形の操作部分は、タッチパッドの機能は備えておらず、上下左右に4つのボタン(早送り・早戻し・音量+・音量-)があるだけです。

初めて目にしたときには、回転操作を行わないのなら円形である必要があるのだろうか?とか、今までのiPodらしさを表現しただけなのではないか?などと思っていました。しかし、実際に使用してみると、この円形ボタンのおかげで、他のiPodシリーズよりもブラインド操作がスムーズに行えることに気付きました。

■円形ボタンの3つの使いやすさ■

ボタンの厚み・・・円形ボタンに少しの厚みがあり、ポケットの中や服の上からでもボタンの位置が分かる。

ボタンの位置・・・ボタンが本体の端にあるので、本体の向きが分かり、ボタンの上下左右を間違えずに操作できる。

ボタンの配置・・・5つのボタンを1つにまとめてあるので、親指だけで全てのボタンを操作できる。

液晶のないiPod shuffleですが、歩行中や満員電車の中などではそれ以上のメリットを感じられるので、よく考慮された製品だと思います。

277. つまずく階段


東武伊勢崎線 久喜駅の階段です。

駅の階段を上から見下ろした写真

なんてことのない階段ですが、ちょっとしたトラップが潜んでいます。

どこまでが階段になっているかわかりますか?実は一番下の緑色の段は、ホームとほぼ同じ高さになっているのです。

正面からの写真

階段を降りる際、最後の段から地面へ足をつこうとした瞬間につまずいてしまいます。あるはずの段差がそこには無く、自分の予想より高い位置に地面があります。観察をしていると、本を読んでいたり、隣の人と話しながら降りてくる人達がつまずいていました。あわてて駆け降りたりすることを考えるとちょっと怖いですね。

どうやら元々中途半端な段差があったようです。中途半端な段差につまずくという問題が発生し、改善策として矢印のある部分にアスファルトを盛り、階段とホームをなめらかにつないだのでしょう。しかし一番下の段が緑色のまま残っているため、もう一段あるとおもってしまい、つまずいてしまいます。

中途半端な段差をなくすだけでなく、階段全体をみて改善を行う必要がありますね。問題に対する改善案を考えるときは、対象全体をみて考えなければなりません。これはこの階段だけではなく、なににでも当てはまる大切なことだと思いました。

276. 張り紙の落とし穴~サービスエリアの食券機~


食券機

写真はサービスエリアにある食券の券売機です。 購入しようと思い食べたい物を選び、OKボタンを押しました。 すると「最初にお金を入れてください」という表示が出てきたのです。 えっ!最初からやり直し?ホントに? そんなことを思っていると、画面は最初の状態に戻ってしまい、先ほど選んだメニューが消えていたのです。よく見ると画面右奥にお金の投入口がありました。なんで気が付かなかったのだろう?

食券機の周囲にある張り紙

お金の投入口より画面が手前にあり、さらに、画面周囲にあるボタン位置を示す矢印の張り紙が画面内に向いているため、券売機の前に立つと自然と意識が画面に行き、最初にお金を入れることを忘れてしまったのです。画面以外を操作することは意識から完全に外れ、右奥にある「€お金を入れて下さい」の張り紙に全く気付きませんでした。

どのタイミングでも入金を受け付けるのが良いと思いますが、そのようにできないのならば、まずはお金をいれてからということをしっかり誘導して欲しいと思いました。

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