今回も以前の日記で紹介した埼玉高速鉄道浦和美園駅にあるバス総合案内システムのお話です。このシステムは目的地を入力すると、そこへ向かうバスの乗り場や発車時刻などの利用情報が表示されるものです。
バス案内システム |
目的地を入力し検索が終わった後に次のような画面が表示されました。
検索結果画面 |
私はこの時点でバスの乗り場などの情報が見られると思っていたのですが、まだ操作の続きがあるように思えたのです。 実はこの時すでにバス乗り場などの情報は(3)の情報表示パネルに表示されていたのですが、それを示す“上の情報表示パネルをご覧下さい”という一文が全く目に入りませんでした。
改めて考えてみると、文章ではなく「情報切替」や「時刻指定」のボタンが先に目に入りました。操作した結果の表示位置を伝える重要な一文であるのに、表現の差別化がされていないため目に入りませんでした。例えば、ボタンを小さくし、操作結果の表示位置を示す一文の上下に余白を設けるなどして、重要な情報が最初に目に入るようにレイアウトして欲しいと思いました。