先日ウィーンの信号機ネタをご紹介しましたが、今度はウーバーン(地下鉄)の改札をご紹介しようと思います。
切符を購入していざホームへ!と思ったら、ホームから来る人向かう人、皆、手すりのような所を素通りしていきます…。
一瞬、「ただ乗り?」、と疑いの目で見てしまいましたが、実はこれが改札なのでした!
写真の茶色い手すりのようなものが改札で、その上にある青い箱が切符に打刻する機械です。改札へ入る時に切符を通せば、改札を出る時や乗換時にはゲートをそのまま通過するだけになります。
手すりのような改札が並んでいる |
ちなみに、私達が利用した駅はU4線とU6線の乗換駅でした。
各線の改札は独立しており、乗り換えるためには一度改札を出て乗り換え路線の改札へ向かいます。そのため、みんなが「ただ乗り」しているように見えたんですね。
また、ウィーンのウーバーンは全部で6路線あり、それぞれ色分けされています。
「U4」や「U6」という表示だけでなく色も頼りに改札を通るので、「改札を出た」というより、「緑から茶色の改札へ向かった」という感じです。
システムを理解できた所で改札に切符を通し、乗換では改札を素通りしてみました。
なかなか便利なシステムですよね。一度切符に打刻すれば、降りる時に切符を探して慌てることも、荷物を持ち替えたりすることもないのですから。
便利だなと思いつつ、改札から出る時に切符の在処がわからなくて慌てた私は、やっぱり日本人なんだと痛感しました…。