私は東急東横線の渋谷駅を通勤にいつも利用します。当然ですが、自動改札を通るとき切符を通さないと通過できません。そのとき切符は右手で通すことになります。いいかえれば、右手で通すことが普通です。それは写真のように、人が通る右側に切符を通す差込口が設置されているためです。ここで「自動改札は人間の右側で処理しなければならない」という制約が生まれます。
しかし、右手で荷物を持っているときに改札の前にくると荷物を持ち替えたり、そのまま左手で通さなければならない状況になります。また、左利きの人はおそらく左手に切符を持っている機会が多くなるのかもしれません。
しばらく改札の前で「切符を左手で差し込む人」に注目して見ていたのですが、それほど苦にはしていないように感じました。しかし、右手で処理する人はすんなりと通っているのですが、左手で処理する人は、一瞬立ち止まる人が多く見られました。
それほど大きな問題点ではないかもしれませんが、ユニバーサルデザインという観点からすると、左手でも処理できる自動改札があってもよいかと感じました。
2006年12月21日 at 7:32 PM
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