カテゴリー: パッケージ (page 13 of 30)

534. キレイにケーキが取り出せる!


みなさん、ケーキを買ってきた時、どのように箱から取り出していますか?

私は、まず箱の四隅をビリビリと破って箱を展開します。そうでないと、箱の中に手を入れてケーキを取りだすことになり、上手くいかないと手にクリームがついてしまったり、ケーキの形が崩れてしまうことがあるからです。でも私の方法だと、破る途中でケーキが傾かないように気を使ったり、箱を破ることに気を取られて手にクリームがついたりすることもあり、あまり賢い方法ではありません。その上、手で破かれた箱は見た目も悪く、食べる前からテンションが下がってしまいます・・・。

でも最近、素敵なケーキの箱を見つけたのでご紹介します。この箱ですが、側面にミシン目(写真01)がついています。 

写真01:箱の側面のミシン目

目に沿って開いてみると、箱の一面がぺたんと倒せるようになっているんです。

写真02(左):ミシン目を開いたところ 写真03(右):ケーキを取り出すところ

実際にやってみると、箱を簡単に開くことができ(写真02)、ケーキを上からでなく、横にスライドさせるようにしてスムーズに取り出すことができました(写真03)。おかげで、手を汚すこともケーキの形を崩すこともなく、お皿にのせることができました。

「ミシン目」をつけるというちょっとした工夫ですが、ケーキを取り出す際のひと手間を見事に解決してくれました。 

524. コーヒーカップのフタに思う / 便利だけど 使いにくい


コーヒーを飲んで舌を火傷しました。

やけどの原因になったコーヒーカップのフタ

原因はコレ。スターバックスやタリーズのカップに付いてくる、飲み口の穴が開いたフタです。フタがあれば中身をこぼしにくいし保温効果もあるのですが、私はこの飲み口が苦手でよく火傷してしまいます。ある程度冷めてからであれば大丈夫ですが、やはり買ったらすぐに飲みたいので、そこまで待つこともできません。

火傷してしまうのは、飲み口の穴が小さくて中がよく見えないために、中身がいつ出てくるのか分かりにくいせいなのだろうと思っていたところ、マクドナルドやロッテリアから穴が大きくなったフタが登場しました。 

飲み口の穴が大きくなったフタ

「これなら中身が見えて飲みやすそうだ!」──と思ったのですが、実際に飲むと従来のものと同じで飲みにくく、火傷しそうになります。飲み口とカップの側面の角度が異なるために、中身が出てくるタイミングを掴みにくいのか?そもそも飲み口がカップから離れていることに違和感があるのか?それとも・・・。飲みにくい要因は、飲み口の大きさ以外にも色々ありそうです。どうすれば飲みやすくなるのか。答えは簡単に出せそうにありません。

歩きながら飲んだりしている時には、フタをしたまま飲めるのはとても便利です。しかしこのフタの使いやすさについては今一歩でしょう。道具というのは「便利さ」と「使いやすさ」が両立してこそ、ユーザが満足して使える物になるのだと思います。今後のもっと飲みやすくなったフタの登場が楽しみです。 

522. このままレンジで!-レトルト食品の紛らわしい商品名-


近ごろのレトルト食品は、昔に比べて味が良くなって、我が家でもよく利用させてもらっています。その中でもお気に入りは、「このままレンジで!まるごと野菜」。

パウチ式のパッケージ

このレトルト食品は、パウチの封を開けずにそのままレンジで加熱できるのです。パウチの上部には、加熱した際に中の蒸気が抜ける空気孔が付いているのがミソです。でも、加熱後に中身をお皿に移さなければならず、ちょっぴり面倒でした。

この前、仕事で帰宅が遅くなりそうになったので、夜食を買いにコンビニへ行ったところ、同じ商品名でカップ式のバージョンを見つけました。 

カップ式のパッケージ

最初からカップが付いているので、別のお皿に移す手間も省けて、もっと手軽に食べられそうです。早速、購入し会社のレンジで加熱しようとしたところ、

「あれ?これって実はこのままレンジに入れたらだめじゃん!」

よくよく説明書きをみると、蓋を外し中のフィルムを剥してからレンジで加熱するように書いてあるではありませんか!

パウチ式とカップ式でパッケージの形態が異なっていますが、これらは調理方法の手軽さをうたっている同一商品名です。一見、調理方法も同じものと思ったのですが、パウチ式はそのままレンジで加熱できるのに対し、カップ式はフィルムを剥がす手間が追加されていました。カップ式になって、もっと手軽になると期待していた分、ガッカリ感も大きくなってしまいました。

同一商品名なのに、パッケージの形態ごとに調理方法が異なっているなんて、なんとも紛らわしいですね。 

519. 調理に便利なオマケ付き~冷凍餃子のトレイ~


電子レンジで手軽に調理できる便利さから、たまに冷凍食品を利用します。

今回の冷凍食品は餃子

今回も電子レンジを使って一品追加と思い、暖める時間の確認のためにパッケージを見ると、なんと「電子レンジ不可」の注意書きがありました!

電子レンジじゃダメなのか、失敗したかな~と思いつつも、仕方がないのでフライパンを暖め始めたのですが、調理には計量カップを使う必要があるようです。計量カップはどこにしまったかな、作るのは今度にしようかなぁと気持ちが折れかけたときに「トレイで水が量れます!」という説明を発見しました。 

パッケージの裏面

これは便利そうです。どんなものかぜひ確かめなければ!と調理を開始します。調理は焼くだけなのであっさり完了し、一品追加できました。

このトレイを利用する方法は、冷凍食品は手軽に食べたい、あまり調理道具も使いたくない!という私には非常にうれしいものでしたが、気になる点もありました。
それは水を量りにくい事です。このトレイは半透明で入っている水量が分かりにくく、しかも浅いトレイの容器を少し傾けた不安定な状態で量らないといけないのです。それに餃子を一度に全部食べる場合は良いのですが、何回かに分けて食べる場合は、餃子を戻すためにトレイを乾かす必要があるので、使い勝手は悪そうです。

斜めのラインで計量

このような事から本当に「オマケ」という感じですが、焼くという一手間が必要な商品の煩わしさを少しでも減らそうとする工夫には、次もこの商品を買ってもいいかなと思わされました。
食品は、味が良いというのが売りになるとは思いますが、味とは直接関係のない部分の「メーカーの姿勢が感じられる工夫」でも、購買意欲に繋がるものなんですね。

518. ねらった場所にピンポイント接着


普段から私はよく物を壊すので接着剤のお世話になることが多いのですが、チューブ状の接着剤はその都度、押す力加減が強すぎてはみだしてしまったり、伸びて糸を引いてしまい汚くなってしまうことが度々あります。今回はその接着剤のパッケージについてです。

先日、ケータイのカメラレンズ周りについていたゴムリングがとれてしまいました。これを機に以前より興味があったデコ電に挑戦しようと思い付いたときのことです。デコレーションの材料と一緒に、そばにあった小さな接着剤を買って帰りました。帰宅後すぐラインストーンをデコレーションしようと思い、一緒に買った接着剤を取り出しました。その接着剤の容器はキャップとスティックが一体になっていて、ななめにカットされたスティックの先端で接着液を付けるようになっています。 

おお。ラインストーンの後ろにちょんと触れるだけで適量が付くんですね。ピンセットでラインストーンをつまむのに一杯一杯の私には、これは助かるなぁと思いました。

今まで私は家に転がっている接着剤で修理することが多かったので、このように容器が工夫されている接着剤を意識して使用したことがありませんでした。特別な機能や新しい技術を駆使しているわけではないのですが、使い方にあわせて容器を設計することでこんなにも使いやすくなるものなのかと改めて感じました。

これからはその辺に転がっている接着剤を使うのではなく、用途にあわせて効率よく作業できる接着剤を選ぼうと思いました。 

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