先輩がスペインに行ったお土産にお菓子をくれました。おいしかったのはもちろんですが、箱にもちょっとした工夫がありました。それは、お土産のお菓子は蓋の開閉がしやすく、さらに「開けた」「閉めた」という実感が湧きやすかったのです。
お土産のお菓子 |
蓋の仕組みは、箱に付いているベロと蓋の内側ののりしろ部分が噛み合いロックがかかるようになっています。そのため蓋を閉めてロックがかかると「カチッ」と音がして、手にクリック感が伝わってくるのです!操作のフィードバックが明確なので蓋が閉まったことを実感できて安心します。これ以外にも、蓋の開閉が片手でできて使いやすい、箱を逆さにしても蓋が開いてしまうことがないなど、品質の良さが感じられました。
蓋を開けたところ |
ユーザは蓋を開けるまでこのような仕掛けに気付かないためサプライズになります。お菓子を味わうだけではなく、そこに関わる動作の中にちょっとした演出があって感動しました。
先輩、素敵なお土産をどうもありがとうございました。
ちなみに、2008年3月に発売されたロッテのCUBEというガムの箱も同じ仕組みになっていました。紙質によってクリック感が微妙に違っていて紙の面白さを感じました。