カテゴリー: 自動車 (page 3 of 11)

663. 間欠ワイパーの間隔と表記の関係


三菱 コルト

写真はσ(^^)の愛車、三菱COLTのワイパースイッチです。この車に乗り換えて4年になりますが、唯一慣れないのがこの部分です。

COLTのワイパーには間欠モードがついていて、弱い雨の時は動作間隔を細かく調節することができます。それを行うのが内寄りのギザギザした部分で、ダイヤルになっていて回して調節します。この向きと動作間隔の関係がどうもしっくり来ないのです。

実際の動作は写真にあるように上側に回すと間隔が短く(=速く)、下側に回すと長く(=遅く)なります。ダイヤルの更に内寄りに白い長方形がペイントしてあってそれを示しています。ダイヤル側についてる白い点を動かして合わせる形です。長方形に入った切れ目が多い事に着目すれば「細かい」=せわしなく動作するとイメージできるのですが、逆に長方形の塗りが長いと考えるとむしろこっちの方が「密」=たくさん動くとも思えて来ます。白=水=雨が多い→下、と考えちゃったりも。 更にややこしいことに、ワイパーの基本動作としてレバー全体を上下に動かすワケですが、これが一番上が「切」、下に行くほど「間欠」、「弱」、「強」と動きが速くなっていきます。ダイヤルと逆なんです! いまだにほぼ1、2秒考えないと手が動きません。トシですかね(^^;)?で、悪いことに間欠動作の設定なので、フィードバックが即座に帰ってきません。時々動くワイパーを観察してその間隔を評価してはじめて目的が達成されたかどうかを知ることができます。更に再調整とかしてればすぐに10秒程度は意識を取られちゃいます。

どうしたらいいんでしょうね。σ(^^)が毎回悩むってことはσ(^^)にとっては長方形の切れ方が逆の方が自然なのかも知れません。皆さんはどう思いますか? ちなみに「文字で書く」という解決策はメーカーでは敬遠されがちです。車は多くの言語圏で販売するので、なるべく共通の部品で済ませてコスト削減したいという事情があるのです。万国共通に理解できるピクトグラムだけで表すのがコスト面では理想なんです。
 

トヨタ シエンタ

ちなみに、こちらはほぼ同時期(2006年)に購入したトヨタのシエンタのものです。こちらは割り切って英語を使っていますね。全世界共通かどうかはわかりませんが。さてこちらの場合、間欠のダイヤルの脇に記されているのが切れ目の入った三角形になっていて、面積の他に幅も変化をつけています。どちらに回せばより間隔が長くゆっくりになると思いますか?σ(^^)は幅が広い部分の方がたくさん動く、という印象を持ちました。しかし答えは逆。上へ行くほどゆっくりです。ダイヤルに「INT-」(=インターバル、間隔)とあるので、「上に回すほど間隔が大」ということが言いたいのかも知れません。この表示はどうなんでしょう?しかしレバーの動作との一貫性はあり、常に「下=たくさん動く」とだけ覚えればスッキリしそうですね。

いずれにせよ間欠ワイパーは比較的後になって登場したオプション的な機能なので、業界で統一されたルールはないようです。 

654. 上?下?どっち!? 次の曲 ~カーナビTRACKボタン~


大学時代の友人たちとレンタカーを借りて、ドライブする機会がありました。持ってきたCDの次の曲は、みんなが知っているヒット曲です。早く聴きたいと思い、曲をスキップしようとしたそのとき、意図せず再生していた曲の頭出しをしてしまい間の悪い思いをしました。

(図)オーディオ機能付きのカーナビのTRACKボタン

オーディオ機能付きのカーナビでは図のA、BのようにTRACKボタンが上下に配置されているものをよく目にします。次の曲にスキップするにはAを押さなければならず、Bを押すと再生している曲の頭出しになってしまいます。一般的なオーディオ機器では、これらは左右に並んでいるものですが、スペースやデザインの関係上、上下に配置されていたのだと思います。みなさんは次の曲をかけようと思ったときに、どちらのボタンを押そうと思いますか?Aだと思った方は、曲番号を増やすことをイメージして、Bだと思った方は、曲順リストをイメージしているのではないでしょうか。私は後者のイメージに基づいてBのボタンを押しました。

(図)A、Bのそれぞれを選ぶ思考のイメージ

私の身近で聞いてみたところ、あくまでも参考ですが、10名中3名がAと答え、7名がBと答えました。

私はついつい曲順リストを連想してBを押してしまいましたが、近年のデジタルオーディオプレーヤや音楽再生ソフトでは画面上の曲順リストを上下キーで選択するものが主流なので、Bの方が多数派になったのだと思います。とはいえ、現状のカーナビのTRACKボタンは、曲番号を増やすということで、次の曲にスキップするには上のボタンを押すものがほとんどで、Aの操作に慣れている方も大勢います。このように、2つの考え方がある場合には、誰もが満足できる操作性を実現するのは、なかなか難しいものですね。

618. 狭いスペースでも機能的な駐車場


駐車場で車を止めた際、偶然にも同じ車が隣に止まっていると、止めた後はミラーも同じ位置になってしまいます。メタボなお腹が邪魔をして狭い所を通るにも一苦労な私ですが、このミラーの隙間を通る時が一番ドキドキします。こんなときは、車に触れて傷をつけたりしないようにお腹を引っ込めて通らなければなりません。

狭くて通りづらいです

しかし、先日利用した駐車場では、なぜかこのように車が互い違いに止まっていました。

1台ずつきれいにズレています

不思議に思って裏に回ってみると、なんと、隣り合った交互のスペースで、車止めが前後にずらして配置されていました。

車止めが1台ずつズレていました

似たような車が隣り合うことはよくありますが、この日は駐車位置がズレてミラーとミラーの位置も重なることがありませんでした。そのため、ドキドキすることなくスムーズに通ることが出来ました。

この駐車場では乗り降りがスマートに出来た私ですが、ウエストも少しスマートになってドキドキしない日常を過ごしたいです。

604. 後方のドライバーにドアの開放を伝える~タクシーのドア照明~


最近、ドアに青色のLED照明がついているタクシーに乗りました。
運転手さんに話を聞くと、お客さんの乗降時に後方から来た自転車やバイクなどが接触する事故を防止するためとのことでした。

タクシーのドアのLED照明

通常、ドアを開けると足元を照らすカーテシランプが点灯しますが、ドア下部に設置され、しかもそれほど明るくないため、後方からの視認性はよくありません。そこで青色のLED照明をドアの周囲に装着し、視認性を向上させたという訳です。

これなら、後方から来る自転車やバイクのドライバーの目に入りますね。ドアの開閉状態や開き具合がわかりやすくなって、接触事故の防止につながると思います。LEDなので、夜間だけではなく昼間も視認性が高いという点も見逃せません。

このドア照明を他の車に装着しても有効なのでは?と思い調べてみると、スライドドアの車に装着するタイプがありました。
後方のドライバーから見ると、スライドドアはドアを開けてもドア自体が外側へ飛び出ず、見た目にあまり変化がないため、ドアの開放がわかりにくいです。ワンボックスの2列目に乗車している子供が、右側のスライドドアから降りたときに後方車両と接触してしまう、そんな事故の防止に役立ちますね。

後方のドライバーにドアの開放を明確に伝えるLEDのドア照明、より多くの車に普及して欲しいと思います。 

602. ユーザの利用状況に合わせた情報提示~イクリプスのカーナビ~


最近カーナビを買い換えたのですが、気が利くようになったなぁと感じることがありました。それは、ルート案内中に間違って細い道(細街路)に入ってしまった場合、自動的に拡大表示されるようになったからです。

細街路表示(画面右側)

これまで使用していたカーナビでは、ルート案内中に間違って細い道に入ってしまった場合、音声ガイドがなくなってしまうため、ルートへ復帰する道を探すのに詳細ボタンを押して地図のスケールを変更することが多く、手間がかかっていました。しかし、買い換えたイクリプスのカーナビは、間違って細い道に入ると画面右半分に25mスケールの拡大表示が自動的に表示されます。スケール変更しなくて済むし、元のルートへ復帰しやすいし、とても便利です。

最近の情報機器は、このナビのように気が利くなぁと感じる機能が多くなったと思います。ユーザの利用状況に合わせ自動的に情報提供するなど、ユーザにとっての使いやすさを意識しているからでしょう。新製品が機器の機能や性能といったスペックの向上だけでなく、使いやすさも向上しているようでうれしく思いました。

« Older posts Newer posts »