三菱 コルト

写真はσ(^^)の愛車、三菱COLTのワイパースイッチです。この車に乗り換えて4年になりますが、唯一慣れないのがこの部分です。

COLTのワイパーには間欠モードがついていて、弱い雨の時は動作間隔を細かく調節することができます。それを行うのが内寄りのギザギザした部分で、ダイヤルになっていて回して調節します。この向きと動作間隔の関係がどうもしっくり来ないのです。

実際の動作は写真にあるように上側に回すと間隔が短く(=速く)、下側に回すと長く(=遅く)なります。ダイヤルの更に内寄りに白い長方形がペイントしてあってそれを示しています。ダイヤル側についてる白い点を動かして合わせる形です。長方形に入った切れ目が多い事に着目すれば「細かい」=せわしなく動作するとイメージできるのですが、逆に長方形の塗りが長いと考えるとむしろこっちの方が「密」=たくさん動くとも思えて来ます。白=水=雨が多い→下、と考えちゃったりも。 更にややこしいことに、ワイパーの基本動作としてレバー全体を上下に動かすワケですが、これが一番上が「切」、下に行くほど「間欠」、「弱」、「強」と動きが速くなっていきます。ダイヤルと逆なんです! いまだにほぼ1、2秒考えないと手が動きません。トシですかね(^^;)?で、悪いことに間欠動作の設定なので、フィードバックが即座に帰ってきません。時々動くワイパーを観察してその間隔を評価してはじめて目的が達成されたかどうかを知ることができます。更に再調整とかしてればすぐに10秒程度は意識を取られちゃいます。

どうしたらいいんでしょうね。σ(^^)が毎回悩むってことはσ(^^)にとっては長方形の切れ方が逆の方が自然なのかも知れません。皆さんはどう思いますか? ちなみに「文字で書く」という解決策はメーカーでは敬遠されがちです。車は多くの言語圏で販売するので、なるべく共通の部品で済ませてコスト削減したいという事情があるのです。万国共通に理解できるピクトグラムだけで表すのがコスト面では理想なんです。
 

トヨタ シエンタ

ちなみに、こちらはほぼ同時期(2006年)に購入したトヨタのシエンタのものです。こちらは割り切って英語を使っていますね。全世界共通かどうかはわかりませんが。さてこちらの場合、間欠のダイヤルの脇に記されているのが切れ目の入った三角形になっていて、面積の他に幅も変化をつけています。どちらに回せばより間隔が長くゆっくりになると思いますか?σ(^^)は幅が広い部分の方がたくさん動く、という印象を持ちました。しかし答えは逆。上へ行くほどゆっくりです。ダイヤルに「INT-」(=インターバル、間隔)とあるので、「上に回すほど間隔が大」ということが言いたいのかも知れません。この表示はどうなんでしょう?しかしレバーの動作との一貫性はあり、常に「下=たくさん動く」とだけ覚えればスッキリしそうですね。

いずれにせよ間欠ワイパーは比較的後になって登場したオプション的な機能なので、業界で統一されたルールはないようです。