投稿者: staff (page 18 of 62)

224. 閉じたまま中身の有無がわかる~DVD-Rのケース


先日、ユーザテストの業務にてDVDレコーダーを使い記録を残す作業を行いました。

「VHSぐらいは使ったことがあるけれど、DVDってどう使うの…?」

そのくらいの経験しかなかった私には、少し緊張する作業となりました。

この日、お越しいただいく予定のユーザさんは3人。私はあらかじめディスクを3枚分用意し、フロントカード(ケース表側の紙)に番号をつけておきました。そうしておくと、ユーザテストの最中はディスクを取り替えるだけで済むのです。

あっという間に2人目までユーザテストが終わり、次のセッションを記録するためにディスクを入れ替えようとした、その時です。フロントカードの端っこで、ささやかに存在感をアピールしていた半円の窓が活躍しました。ケースのふたを閉じたままでもディスクの有無を把握できるのです。緊張気味の私に、ちょっとした安心感を与えてくれました。

フロントカードの端に半円の窓
会話イラス
ト「中に入っているのは何番目のDVD-R?」、「2番目の中身がDVDレコーダーの中だ」

また、レコーダーにどのディスクが入っているのかを知りたい時も、この半円の窓が活躍。半円の窓からディスクが見えないものが、レコーダーの中にあると分かるのです。

今までのフロントカードをほんの少し改良しただけですが、ずいぶんと作業工程が把握しやしくなり、また購入したい気持ちにさせてくれました。

223. ドア全体で主張する非常口


非常口マークが描かれた非常ドア

これは、スウェーデンで見つけた非常口です。ドア全面に、緑色のマークが描かれています。

人の大きさは、等身大とは言わないまでも、かなりの大きさがあります。なんと大胆な非常口でしょう。

私は、これを一目見た時、正直なところ「ドア全面が緑色なんて、無謀なことを!」っと思いました。こんなにも大きな面積を緑色にするなんて、目立ちすぎて嫌にならないだろうか?近くに高級なものを置いたら安っぽく見えるかもしれないし、緑色に合った家具やファブリックの配色も考えなくっちゃいけない・・・そんなことを考えたのです。

しかし、これを見つけたのは、ストックホルム最大(唯一?)のデパートの婦人服売り場です。周りを見渡すと、流行色がちりばめられた店内で、この非常口は調和を保ちながら存在していました。邪魔者としてではなく、愛着のわくキャラクターのように。

非常事態には、頭がパニックになりながらこのドアを探すでしょう。火の手が上がっていたら、視界が狭くなっているかもしれません。そんな時の見つけやすさ、思い出しやすい鮮烈さ。そのコンセプトを前面に押し出し、空間のスパイスにしてしまった潔いデザインには脱帽です。

「見つけやすさ」と空間における配色の難しさを感じました。

補足

非常口に関する豆知識をひとつ。非常口のマークは1982年に全国公募で選ばれた作品を元に、多摩美術大学教授の太田幸夫先生を中心とするグループが作成しています。その後「ISO(国際標準化機構)」が日本の非常口マークを国際基準に指定したため、世界各国で日本のマークが取り入れられているのだとか。非常口マークは日本が発信した世界標準なのです。

関連ページ
使いやすさ日記『105. 非常口サインの色分け』

222. 型番がコピーできない製品ページ


私は最近、インターネットを利用して買い物をする機会が増えました。また、購入するまでには至らないもの、気になる製品などの下調べ・吟味もインターネットを通して行っています。

世間一般の人々はどのような吟味の方法を行っているかはわかりませんが、私は製品ページで型番をコピーし、検索サイトでペーストして、価格やその製品にまつわるエトセトラを調べまくります。

そんな習慣が身に付いてしまったためか、非常に使いにくい場面に出くわしました。

DVDレコーダー
DIGA(ディーガ) HDD内蔵(ハードディスク)
[Panasonic.co.jp]

製品の型番が画像の一部となっているため、コピーできません。また、目につくようなところにもコピーできそうなテキストが記載されていません。

このときは、それなりに気になった製品だったので、仕方なく型番をメモにとりました。

上記リンク先ではちょっと分かりにくいかもしれないので、事例を作成しました。実際にコピーができない画像とできる画像とで、比べてみてください。

MA-200
型番がコピーできない例 型番がコピーできる例

コピーできなくて困るのは、下調べや吟味のシーンだけではありません。メールで「これどーよ?」なんて友達に教えてあげたり。そんなシーンなども想定できます。

今や、インターネットを通して製品情報を発信する場合には、このようなシーンを見逃してはいけないかと思います。インターネットショッピングという、新しい買い物の「カタチ」として定着してきているわけですから。型番が目立つよう、綺麗な画像としてウェブサイトに載せたい気持ちも分からなくもないですが、型番の「使い方」という要素も見逃してはいけないのかと思います。ひとたび手に取って(マウスに取って)ネットを渡り歩けば購買につながる場合もあるのですから。

221. 足りない色はどれ?~プリンターのトナーケース


私達のオフィスでは、プリンターをたくさん使用しています。その為、トナーの減り方も早く、予備をいくつかキャビネットに保管してあります。

今回は、社内で行っているトナーの在庫管理について、ご紹介したいと思います。

トナーケース

トナーは、黒・赤・青・黄をそれぞれ2〜3個ずつ、キャビネットの引き出しに保管しています。以前、黒の在庫はまだあると思い込み、いざ必要となった時「しまった!カラーのトナーしかない」という出来事がありました。ケースを横から見る場合は、トナーの色ごとにラベルの色が異なる為見分けることができます。しかし真上から見た場合は、英数字が書かれた白いシールが貼ってあるのみで、色の確認ができません。

そこで私達は、元々貼ってある白いシールに、ペンで色を塗ることにしました。

引き出しを開けて上からトナーを見た時

試した結果、足りなくなりそうなトナーを瞬時に把握しやすくなったと思います。トナーケースは、オフィスによって保管の方法が異なる為、どのように並べた場合でも色を判別できる配慮があると良いですね。

220. 一緒に洗える液体洗剤の計量カップ


スウェーデンで面白い洗剤の容器を発見したのでご紹介します。

液体洗剤容器

この容器には蓋の部分に計量カップが付いていて、取り外すことができるようになっています。なんとこのカップ、単に洗剤を計量できるだけでなく、計量した後にも使い道があるのです。

計量カップの使い方

a:洗剤を計量する
b:汚れた箇所に洗剤を直接塗りつける
c:洗剤の入った計量カップをそのまま洗濯機へ放りこむ

計量カップにボールが付いていたので、直接洗剤を塗りつけるということは何となく想像できました。しかし、計量カップを洗濯機の中へ入れ、一緒に洗ってしまうとは。びっくり!

スウェーデンでお世話になったクリスティーナさんは「これ、本当に使いやすいわよ。」と満足されているようでした。しかし、私が日本に持ち帰り利用してみても、あまり使いやすいと感じることができませんでした。逆に、洗濯機の中でゴロゴロとうるさい音を立てるカップに苛立ってしまったほどです。

スウェーデンの洗濯事情は、日本のものとはちょっとばかり違うようです。ドラム型洗濯機が多いせいか、陳列棚には液体洗剤ばかり並んでいました。また、染み抜き専用洗剤や、柔軟剤というようなものはなく、洗剤一つで洗うのが当たり前のようなのです。そのため、液体洗剤の浸透力を活かして計量しやすさを売りにした、今回のような計量カップにお目にかかれたということなのでしょう。

使い方が異なれば、求められる機能も変わり“使いやすい”と感じるポイントも変わってくる、ということでしょうか。

関連ページ
スウェーデンの「ARIEL」液体洗剤のページ(英語版)(リンク先消滅)

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