投稿者: 古田 (page 85 of 103)

405. どれが何味?紅茶のバラエティパック


そろそろ、紅茶の美味しい季節になったので、いろいろな味が楽しめてお得な、紅茶のバラエティパックを購入しました。その中には、6種類のフレバリーティーが入っていて、レモンティーを飲もうと思い、迷わず黄色いパッケージを取りました。開封して、お湯を注いでみると、レモンではない香りがしてきました。

このバラエティパックのパッケージは、下の写真のようになっていますが、皆さんはどれがレモンティーか分かりますか? 

個別パッケージの裏面

正解は、これです。黄色いパッケージに入っていたのは、ブルーベリー&ラズベリーティーでした。

個別パッケージの表面

この個別パッケージは、背景がそれぞれのフレーバーをイメージする色の反対色に近い色になっているので、「レモンだから黄色」と思った私は、間違えてしまいました。

反対色でデザインされたレモンのパッケージそのものはとてもきれいなだけに、飲みたい味にたどり着けないのはちょっと残念です。 

404. 開けやすく、手が汚れないマスタードの内ぶた


先日、マスタードを購入し、早速食卓で開封しようと外ぶたを外してみると、見慣れないフィルムがついていました。

写真1.不思議なフィルム

「なんだこれ?」

写真2.スルッとはがれる

不思議に思い、フィルムを引っ張ってみると、スルッと内ぶたがはがれ、手を汚すことなく綺麗に開封することができました。

写真3.爪で引っ掛けてはがさなければならない内ぶた

私は今まで写真3のようなアルミのフィルムや紙の内ぶたを使っており、爪で小さなつまみを引っ掛け、はがしていました。しかしこのマスタードは内ぶたの中央部に大きなフィルムがついており、つまみやすく、一度にスルッとはがせます。しかも内ぶたをはがす際に、ソースが手につき汚れてしまうということも防げます。

この内ぶたのおかげで食事を前に、「はがせない~!」とイライラせずにすみそうです。 

403. なくならない予備ノズル


会社で使っているスプレーのり。 キャップに何やら青いものが・・・ 

 会社で使っているスプレーのり (※青いのがノズル)

よく見てみると、予備ノズルがキャップに埋め込まれているではありませんか!

スプレーのりは液体に粘性があるため、ノズルが詰まると上手くのりが出なくなってしまいます。そのため、予めノズルの換えが用意されているのです。こんな風にキャップに埋め込んであると、使うときに邪魔にならない上になくなりません。また、「キャップの天面」という使用時に必ず見える場所に設置されているため、いざ交換という時にも予備のノズルにすぐ気づけます。 

キャップ裏より指で予備ノズルを押すと外れる

さらに、指で押し出すだけで簡単に取り外せるので作業中でもスムーズにノズル交換できます。 ユーザの使用状況や行動がよく考慮された、痒いところに手が届くパッケージだなぁと思いました。

初出時、当日記番号に別の日記の内容が表示されておりました。お詫びして訂正させていただきます。ご指摘いただいた皆様、ありがとうございました。(古田)

402. シカゴの自動レジ ~ こんなところからおつりが…


アメリカのシカゴに出張したときのことです。スーパーでミネラルウォーターを買おうとしたのですが、他のレジが混雑していたので、自動レジで買い物を済ませようとしました。買い物自体はスムーズに出来たのですが、支払いのときに問題が起きました。紙幣を挿入すると精算されてジャラジャラと小銭が出てきましたが、肝心な紙幣のおつりが出てきません。

あれ、どうしよう、紙幣が出てこない…。焦って周囲を見回したのですが、紙幣が出てくる気配は全くありません。故障かな…と思ったので、店員さんに尋ねてみました。

「エクスキューズミー… 」

店員はあきれた顔で、私の足元を指差しました。あ、こんなところに…。 

足元から紙幣のおつりが出てきます

私はお金の挿入口や返却口は全て同じ箇所にまとまっていると思い込んでおり、操作に熱中していたため足元から紙幣のおつりが出てきていることに全く気付きませんでした。

実は、操作画面でも音声でも紙幣が足元から出てくることを案内していたのですが、操作にのめりこんでしまうと周囲の状況や案内が目に入らなくなることがあります。いくら案内があったとしても、そもそも視野に入らないところからおつりが出てきたら気付きもしませんよね。案内表示や音声案内も必要ですが、案内が無くても気付く様に支払い箇所を視野に納まる範囲に集約して欲しいものです。

401. 切ったつもりが連続運転・・・


最近、古くなった電気ストーブを廃棄し、どうせ買うならと思い切って最新の遠赤外線ストーブを購入しました。「暖かいし、首振り機能もタイマーもついているし、ちょっと高かったけど買ってよかった~」と身も心もほくほく。そんなある日、問題が起きました。

いつものように、戸締りをしたり、ストーブのスイッチを切ったりとバタバタと出かける準備をしていたときのこと。「あれ?ストーブの電源切ったかな?」と心配になりもう一度ストーブを見てみると・・・誰もいない部屋をもくもくと暖め続けているではありませんか!!切ったはずのスイッチが連続運転に切り替わっていたのです。再確認したから良かったものの、このまま出かけてしまっていたら・・・と思うとヒヤリとしました。

このストーブのつまみは写真1のように、右に回すとタイマー、左に回すと連続運転になっています。消し忘れが怖いので、我が家ではいつもタイマー機能を使用しているのですが、この「切タイマー」、スイッチを切る際に急いでいたりして力が入りすぎたり操作が雑になると、写真2のように連続運転の位置までつまみが回ってしまうのです。 

写真1:タイマー機能使用状態 写真2:つまみを回しすぎて連続運転の状態

また、「切」と「連続運転」につまみが合うと、「カチッ」とつまみが止まる様になっているのですが、「連続運転」の位置はつまみが回せる限界位置でもあるため、つまみがそれ以上動かず固定されるのです。つまみを強く回してしまったとき、「切」を通り過ぎて「連続運転」で「カチッ」としっかり止まったため、スイッチを切った気分になってしまったのです。

うっかり者の自分もいけませんが、毎回、外出前の慌しい状況で慎重な操作を要求されるのは、ほくほく気分も半減です・・・暖かさは抜群なんですけれどね。

<スイッチの操作についての過去の日記>
●380. 気を遣うスイッチのホットカーペット:http://usability.ueyesdesign.co.jp/diary/380.html 

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