先日久しぶりにカレー屋のココイチ(CoCo壱番屋)へ行きました。

メニューをパラパラ見ていると、とても美味しそうなロースカツカレーが目に留まりました。このところお腹まわりが気になっているのですが、目先の食欲には勝てず、カツカレーを注文することに決めました。ついで(ついで?)なので、ライスの量を増やすことにしました。「ロースカツカレーを。ライスは 400gで、辛さは1辛でお願いします。」

CoCo壱番屋のメニュー冊子

…あれ?なんか今、前に来たときよりも注文しやすかったような…

気になってメニュー冊子をパラパラめくってみると、どのページを開いても、ライスの量や辛さ、トッピングが載っている部分はメニューの上に飛び出していて、常に見えるようになっていました。

ライスの量と辛さは、開くページによらず見ることができます

以前は、ライスの量や辛さはページをめくって注文していたはず…と思い、後からココイチに電話で問い合わせてみたところ、平成20年夏までは表紙裏のページにライスの量や辛さの表を載せていたそうです。現在の冊子に変更した理由を訊ねると、「どのページをご覧いただいていても、ページをめくらずにライスの量や辛さを選べるよう配慮致しました。」とのことでした。

ココイチでは、ライスの量はグラム数で細かく選べて、辛さは「1辛」、「2辛」などの単位で注文しますが、よほど通いつめた人でない限り覚えてはいないと思います。そのため、多くの人がライスの量や辛さが載っているページを開いて、確認しながら注文していたのではないでしょうか。

「注文の途中でページをめくる」という些細な手間ですが、お客さんのことを考え、その手間を省いてくれた気遣いに、前よりもココイチが好きになりました。