これは私のアパートにある照明用のスイッチです。私の部屋は3畳ほどのロフトがあります。そのため、ロフト用の照明と部屋の照明と二つの照明があります。写真のスイッチは一階にあるものですが、こいつで両方の照明をつけたりけしたりできます。

夜、会社から帰ってくると暗いので照明をつけようとするのですが、いつも部屋の照明をつけようと思うのですが、最初にロフトの照明をつけてしまうのです。私のメンタルモデルは、「上のスイッチはより高いところにあるのでロフト用だ」と構築されていて、これが実際のスイッチと逆になっているのです。

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なぜロフト用の照明スイッチに凸点がないのかといいますと、実はロフトにもスイッチがあり、こちらでもオンオフができるようになってました。ロフトのスイッチにも凸点がありません。凸点があるとオンオフが決まってしまいますので、消灯する場所が違うとオンオフが逆になってしまうという現象が起こってしまいますね。そのため、凸点がないのでしょう。(読者の方からもご指摘がありました。)

しかし、私は上下の場所による対応付けの方が強くモデルとしてもってしまい、オンにしたい方の逆のスイッチを押してしまうことがありました。そこで、私はこのスイッチをよく見ると、上のスイッチに凸点が設置されているのに気がつきました。これを手がかりに新しい(自分がわかればいいやという)メンタルモデルを考えました。

「部屋の照明を操作するのは頻度の高いこと。だから、より目立っていた方がいいんだ!」

これで、間違えてロフトの照明をつけることはなくなるでしょう。