私のお気に入りのボールペン『フリクションボール』をご紹介します。このペンは特殊なインクを使っていて、筆跡をペンの後ろ側のラバーで擦ると摩擦熱でインクの色が無色透明になるという「消せるボールペン」です。
写真1 フリクションボール |
私は書いている途中、書き間違いに気づくことがよくありますが、修正液などを使うのは面倒でついそのままにしがちでした。しかし、このペンは“ペンの後ろ側のラバー素材で消す”ところが、消しゴム付き鉛筆と同じ消し方と消し味!といった感じで手に馴染みやすく、書き直す習慣までついてとても気に入っています。
しかし、ここが惜しい!といつも思ってしまうところがひとつあります。
写真2 キャップをつけて使用している様子 |
写真3 文字を消している様子 |
それはラバーがペンの後ろ側にしかないことです。私は、キャップ式のペンはキャップをペンの後ろ側につけて使うので、このペンではラバーが隠れてしまい、消す度にキャップを外さないといけないのです。
そこで、キャップにラバーを付ける予定がないかメーカーに問い合わせてみた所、「他のお客様からも同じ要望がありますが、生産ラインなどの都合で商品の仕様を変える予定は今のところありません。」とのことでした。そして、後から発売されたキャップにラバーが付いた『フリクションいろえんぴつ』(0.7ミリのみ)を紹介されましたが、普段好んで細め(0.5ミリ)を使っている私にはちょっと太すぎました。
一度商品化されてしまうと、仕様の変更は容易ではないでしょう。だからこそ、はじめから消費者の望む要件がわかっていたら、『フリクションボール』も売りの機能が隠れてしまうことはなかったのかなと、愛用しているからこそ残念で仕方ありません。
<関連ページ>
フリクションボールの活用方法
http://www.pilot.co.jp/campaign/frixion/kieruttebenri/
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