私は自転車通勤をしているのですが、片道30分と距離があるので、いつもiPodで音楽を楽しんでいます。まれに自転車のハンドルやレバーにイヤホンのコードを引っかけてしまい、プラグを引き抜いてしまうのですが、そんなときにiPodがちょっとした気遣いをしてくれるのです。

iPodのイヤホンを抜くと再生中の曲が一時停止する

iPodはイヤホンのプラグが抜けると、自動的に曲を一時停止してくれるのです。「さあ今からサビの部分がはじまるぞっ!」、そんなときにイヤホンのプラグが抜けて、音楽が聞けなくなるとがっかりしますよね。プラグを挿し直そうとしても曲はどんどん進んでいきますし、同じ所まで巻き戻すのも面倒です。でもこの機能があれば、すぐに同じ所から聞き直すことができます。

家庭用の音楽プレーヤならば、イヤホンのプラグが抜けてしまっても音楽を聞き続けることはできます。でもiPodはスピーカを持たないので、再生し続けても意味がないですよね。

「激しい動きの中で使用される」、「スピーカを持たない」、というiPodの持つ特徴を踏まえて生まれた機能だと思います。ちょっとしたことですが、そんなところまで考えてあるiPodは完成度が高いなと思いました。

2007.07.08追記

読者の方からご指摘を頂きましたが、自転車の運転中にイヤホンを使用すると、周囲の音が聞こえ無くなることがあり危険を伴います。使用する際は音量を控えめにしましょう。

また、自治体によっては車両運転中のイヤホン、ヘッドフォンの使用を条例で禁止している場合があります。ご注意下さい。