とあるショッピングセンターの階段に、波打つ手すりが設けられていました。 屋上駐車場から1Fへ降りる時にその手すりを使用してみたのですが、 身体がガタンガタンと揺れなんとも使いにくい! 「何故こんな使いにくい形なのだろう…?」と疑問に感じました。

そこで、買い物を終え今度は1Fから上ろうとする時に手すりを握ってみると、 通常の手すりを持った時よりも手が垂直に近い角度になりました。 これだと手で体を引き寄せやすく、荷物が多い時でも楽に階段を上ることができますね。

通常の手すり 波打つ手すり 垂直部を握ると体を手前に引き寄せやすい

しかし現状では下りにくいと感じるので、 階段の片方は波打つ手すり、片方には通常の手すり、 と両タイプの手すりを併設することにより、 上がる時下りる時それぞれにあわせたサポートを行えるのではないでしょうか。

2007.09.20補足

こちらの記事に関し 「手すりが下りの際に使いにくいのは、駆け下り防止のためにわざとではないか」というコメントを頂きましたが、手すりの役割を考えたときに下りをわざと使いにくくすることは考えにくいと思います。やはり降りやすさも考慮すべきだと思うので私は「登る際は波形手すり、降りる際は直線手すり」と2種の手すりの併用を
提案させて頂きました。

2008.02.19補足

こちらの記事に関し 「この手すりは足が悪い方にとっては下りにも有用なのではないか」というコメントを頂きました。確かに足が悪い方にとっては頂いたコメントの
とおりだと思いますが、私のように使いづらいと感じる方もいらっしゃると思いま
す。設置の仕方に工夫が必要だとは思いますが、より多くの方が利用出来るよう、波
打つ手すりと通常の手すりとの併用を提案させて頂きました。

あくまでも私個人、つまり非身障者(年寄り含む)としての利用についての日記でしたが、その点が説明不足でした。また是非コメントいただければと思います。なお、
ご指摘を受けて日記の種類を「×」から「memo」に変えてみました。

これからも「使いやすさ日記」をご愛読下さい。よろしくお願い致します。