私はマヨネーズ好きで、2種類のマヨネーズを使い分けています。1つは200g入りのキユーピーマヨネーズで卓上用に使っていて、もう1つは350g入りで料理用に使っています(下図)。
200g入り(左)と350g入り(右)のパッケージ |
先日、卓上用のマヨネーズがなくなったので、200g入りのマヨネーズを開封した時のことです。
賞味期限を確認するため、パッケージに記載されている表示を探していると、栄養成分表示が大きく見やすくなっていることに気づきました。気になったので、ストックしてあった350g入りのパッケージを確認してみると、200g入りのパッケージは、350g入りのものより小さいにもかかわらず、栄養成分表示など一部の表示の文字が大きくはっきりとしています(下図)。
200g入り(左)と350g入り(右)の栄養成分表示 |
この違いが気になったので、インターネットで調べてみました。キユーピーがマヨネーズの容量別にどのようなユーザーに使用されているのかを調査した結果、200g入りは、年輩夫婦の2人暮らしの家庭で多く使用されていることがわかったそうです。そのため、小さな文字が見にくくなっている高齢者に配慮し、パッケージの表示の一部を大きくしたとのことです。
私はこの話を知って、前より一層キユーピーマヨネーズのことが好きになりました。このように、製品の開発ストーリーやユーザーのための工夫を知ると、その商品のことを好きになってしまいますよね。
■参考
・Nikkei Business online
「お客様相談室」に集まった声を開発に役立てる 第1位「キユーピー」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20060807/107599/
・キユーピーホームページ
http://www.kewpie.co.jp/company/activity/universal/ud01.html