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517. 壁面コップの巻


こんにちは。最近、毎朝の髭剃りを電動シェーバからT字カミソリに換えたササキです。

T字カミソリに変えてからというもの、シェービングクリームやアフタシェーブローションなどのグッズが増えてしまい、洗面所周りがごちゃごちゃとしてきました。何とかならないかなあと思っていたところ、素敵なコップを見つけました。 

台座に固定した状態
マグネットでついています

上の写真のコップ、底にマグネットが付いていて、鏡などに台座を吸盤で吸着させて固定することができます。

洗面所は、限られたスペースの中に様々なものが置かれている上、歯磨き粉やドライヤーなどは重ねて整頓するのが難しい形状をしているので、整理をするのはなかなか難しい場所だと思います。そのような場所において、壁面を利用して使える空間を生み出すというのは良い工夫だなあと思いました。

ちなみに、コップを台座にセットしておくと、中の水が切れるので衛生的です。おかげで最近は、ちょっぴり広くなった洗面所で、すっきり口を濯げています。

516. 隅までめくれるステキなクリップ


先日、無印良品の文房具売り場でステキなクリップと出会いました。その名も「コーナークリップ」。一辺が長い二等辺三角形の形をしています。

コーナークリップ

これまで使っていたダブルクリップには、紙を挟むときに指で押さえる金具がありました。この金具部分、引出しや鞄にしまう時はとても邪魔なので、内側に閉じておきます。ところが閉じたままにしておくと、紙をめくった時に隠れてしまう面積が大きくなってしまい、資料が非常に読みにくい!ですので、資料を隅まで読むには、この金具部分を外側に開くというひと手間が必要になります。この手間、なかなか煩わしいものです。

ダブルクリップ使用時:隠れてしまう面積が大きい

それに比べて、このコーナークリップは画期的です。三角形の角を指で押さえて紙を挟めるので、あの金具はありません。隅に近い部分まで、気持ちよくめくれます。

コーナークリップ使用時:隠れてしまう面積が小さい

些細なことではありますが、開いたり閉じたりの無駄なひと手間を省いてくれた小さな心配りにうれしくなりました。姿そのものも、サッパリしていて美しいです。スマート!

515. 上へ行くエレベータはどこ?


先日、横浜の『大さん橋国際客船ターミナル』へ行った時のことです。1階にある駐車場へ車を止めて、2階へ上がるエレベータのある場所まで、案内にしたがってたどり着きました。しかしそこでは「下の階へ行く」と思われるエレベータしか見つけられず、焦ってしまいました。

たどり着いた先にあったエレベータ

ところが、エレベータに描かれているサインをもう一度よく見ると、実はこれが上へ行くエレベータだったのです。私が「このエレベータは上へは行かない、下に行くもの」だと勝手に思い込んでいたことが、見つけられなかった原因でした。

ではなぜ、私はこのような勘違いをしてしまったのでしょうか?

このエレベータは、油圧によってジャッキが動作することで、ガラスで覆われたカゴが上下する仕組みになっていました。私の中では「エレベータは、動く方向に柱や壁があり、囲まれているものだ」と思い込んでいたため、初めて見たこのエレベータが上に行くとは想像できなかったのです。 

油圧でカゴ全体が上がっていく

柱や壁などが無くスッキリとしていて、デザインはとても美しいと思います。しかし、今までに無かった形状のエレベータなので、サインなどで「上に行く」ことをもっとアピールする配慮があってもいいかと思いました。

514. 入居者に贈る、目盛り付きカーテン


引っ越しは新生活への期待で心躍るイベントです。しかし入居直後は荷物の仕分けや住所変更、ガス水道電気の手続きなどで大忙しです。さらに新しい部屋には照明やカーテンが付いていないことがほとんどなので、即急に買いに行かなければなりませんよね。

以前私が引っ越しをした時、窓枠の寸法を測ろうにもダンボールの山からメジャーを探し出すことができず、カーテンを買えませんでした。そのためカーテンの無い部屋で寝ることになり、誰かに覗かれているんじゃないかと一晩中気になり眠ることができませんでした。

ある日、友人が引っ越しをするというので、手伝いに行きました。その日が入居日で、まだ生活感の無い部屋にポツンと1つ変わったカーテンがかけられていました。(写真1) 

写真1.目盛り付きカーテン

近寄ってよく見ると、カーテンの2辺に目盛りが付いています。窓枠に沿って目盛りがふってあることから、どうやら窓枠の寸法が測れそうです。(写真2)

 写真2.カーテンの目盛り

これなら新しいカーテンを買う前に、ダンボールの山からメジャーを探すことなく、窓枠の寸法を測ることができますね。しかもこのカーテンがあるおかげで、外から室内の様子が見えにくくなり少し安心できそうです。

引っ越しは、新生活への期待以外に色々と労力を使う大変なイベントです。そんな入居者を気づかった目盛り付きカーテンの存在に、ほっと心が温まる思いでした。 

513. 開閉がしやすくクリック感が伝わる蓋~スペイン土産のお菓子~


先輩がスペインに行ったお土産にお菓子をくれました。おいしかったのはもちろんですが、箱にもちょっとした工夫がありました。それは、お土産のお菓子は蓋の開閉がしやすく、さらに「開けた」「閉めた」という実感が湧きやすかったのです。

お土産のお菓子

蓋の仕組みは、箱に付いているベロと蓋の内側ののりしろ部分が噛み合いロックがかかるようになっています。そのため蓋を閉めてロックがかかると「カチッ」と音がして、手にクリック感が伝わってくるのです!操作のフィードバックが明確なので蓋が閉まったことを実感できて安心します。これ以外にも、蓋の開閉が片手でできて使いやすい、箱を逆さにしても蓋が開いてしまうことがないなど、品質の良さが感じられました。

蓋を開けたところ

ユーザは蓋を開けるまでこのような仕掛けに気付かないためサプライズになります。お菓子を味わうだけではなく、そこに関わる動作の中にちょっとした演出があって感動しました。

先輩、素敵なお土産をどうもありがとうございました。

ちなみに、2008年3月に発売されたロッテのCUBEというガムの箱も同じ仕組みになっていました。紙質によってクリック感が微妙に違っていて紙の面白さを感じました。 

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