Page 62 of 165

522. このままレンジで!-レトルト食品の紛らわしい商品名-


近ごろのレトルト食品は、昔に比べて味が良くなって、我が家でもよく利用させてもらっています。その中でもお気に入りは、「このままレンジで!まるごと野菜」。

パウチ式のパッケージ

このレトルト食品は、パウチの封を開けずにそのままレンジで加熱できるのです。パウチの上部には、加熱した際に中の蒸気が抜ける空気孔が付いているのがミソです。でも、加熱後に中身をお皿に移さなければならず、ちょっぴり面倒でした。

この前、仕事で帰宅が遅くなりそうになったので、夜食を買いにコンビニへ行ったところ、同じ商品名でカップ式のバージョンを見つけました。 

カップ式のパッケージ

最初からカップが付いているので、別のお皿に移す手間も省けて、もっと手軽に食べられそうです。早速、購入し会社のレンジで加熱しようとしたところ、

「あれ?これって実はこのままレンジに入れたらだめじゃん!」

よくよく説明書きをみると、蓋を外し中のフィルムを剥してからレンジで加熱するように書いてあるではありませんか!

パウチ式とカップ式でパッケージの形態が異なっていますが、これらは調理方法の手軽さをうたっている同一商品名です。一見、調理方法も同じものと思ったのですが、パウチ式はそのままレンジで加熱できるのに対し、カップ式はフィルムを剥がす手間が追加されていました。カップ式になって、もっと手軽になると期待していた分、ガッカリ感も大きくなってしまいました。

同一商品名なのに、パッケージの形態ごとに調理方法が異なっているなんて、なんとも紛らわしいですね。 

521. ありそうでなかった!! INFOBAR2の音声アラーム機能


僕は、朝起きるのが苦手です。一度の目覚ましではなかなか起きることができません。そんな僕は携帯電話のアラームを時間差でセットし、徐々に目を覚ますようにしています。この携帯電話のアラーム、設定時刻になると電子音で知らせてくれるのですが、目が悪い僕は、現在時刻を確認する為にメガネを探す手間があり、煩わしさを感じていました。

しかし、先日機種変更したINFOBAR2のアラームは、ひと味違いました。セットした時間になると、「8時40分です」などと音声で知らせてくれるのです。 

アラームをセットする画面
アラームセットした時刻を知らせる画面

これならば、メガネを探して時刻を見て確認する、という手間が省けます。

以前から、携帯電話ではありませんが、声で時刻を知らせてくれる時計はありました。しかし、INFOBAR2の声で知らせるアラームは、それに加えて複数時刻の設定や曜日ごとの設定など、機能面でも優れています。さらに携帯電話は、どこへでも持って行く事が多いものですから、旅行先や出張先でも「忘れた!」という心配も少ないです。煩わしさから解放され、心地よく起きることが出来るようになった僕ですが、くれぐれも寝ている間に電池が切れないよう、気をつけたいと思います。 

520. お手軽?ティーストレーナー


仕事中によく紅茶を飲みます。デスクにティーポットを置くのも邪魔なので、ティーバッグの紅茶を飲んでいましたが、ある日こんなものを見つけました。 

teatube

潔い形。シンプルなつくり。洒落てます。パッケージを見てみると、茶葉をすくってそのままお湯を注いだカップに入れるだけでお茶が淹れられるとのこと。職場で手軽に紅茶を楽しむにはぴったりだと思い、すぐに購入し、使ってみました。

すくって、いれて、ゆらゆら

上の写真では、紅茶を淹れる動作がスマートかつスムーズに行えているように見えます。
しかし、実際は…

【淹れるとき】

  • 筒を揺らしているときに、湯気で手が熱い
  • 抽出に時間がかかる

【淹れたあと】

  • 筒の置き場に困る
  • 内壁に茶葉が貼り付いて、うまく洗えない

などなど、さまざまな欠点が露呈し、イメージと現実とのギャップに凹みました。紅茶を淹れるというシンプルな行為だからこそ、その方法を変える新しい試みはとても魅力的に感じましたが、考えるべき点はまだまだ多いようです。
 

519. 調理に便利なオマケ付き~冷凍餃子のトレイ~


電子レンジで手軽に調理できる便利さから、たまに冷凍食品を利用します。

今回の冷凍食品は餃子

今回も電子レンジを使って一品追加と思い、暖める時間の確認のためにパッケージを見ると、なんと「電子レンジ不可」の注意書きがありました!

電子レンジじゃダメなのか、失敗したかな~と思いつつも、仕方がないのでフライパンを暖め始めたのですが、調理には計量カップを使う必要があるようです。計量カップはどこにしまったかな、作るのは今度にしようかなぁと気持ちが折れかけたときに「トレイで水が量れます!」という説明を発見しました。 

パッケージの裏面

これは便利そうです。どんなものかぜひ確かめなければ!と調理を開始します。調理は焼くだけなのであっさり完了し、一品追加できました。

このトレイを利用する方法は、冷凍食品は手軽に食べたい、あまり調理道具も使いたくない!という私には非常にうれしいものでしたが、気になる点もありました。
それは水を量りにくい事です。このトレイは半透明で入っている水量が分かりにくく、しかも浅いトレイの容器を少し傾けた不安定な状態で量らないといけないのです。それに餃子を一度に全部食べる場合は良いのですが、何回かに分けて食べる場合は、餃子を戻すためにトレイを乾かす必要があるので、使い勝手は悪そうです。

斜めのラインで計量

このような事から本当に「オマケ」という感じですが、焼くという一手間が必要な商品の煩わしさを少しでも減らそうとする工夫には、次もこの商品を買ってもいいかなと思わされました。
食品は、味が良いというのが売りになるとは思いますが、味とは直接関係のない部分の「メーカーの姿勢が感じられる工夫」でも、購買意欲に繋がるものなんですね。

518. ねらった場所にピンポイント接着


普段から私はよく物を壊すので接着剤のお世話になることが多いのですが、チューブ状の接着剤はその都度、押す力加減が強すぎてはみだしてしまったり、伸びて糸を引いてしまい汚くなってしまうことが度々あります。今回はその接着剤のパッケージについてです。

先日、ケータイのカメラレンズ周りについていたゴムリングがとれてしまいました。これを機に以前より興味があったデコ電に挑戦しようと思い付いたときのことです。デコレーションの材料と一緒に、そばにあった小さな接着剤を買って帰りました。帰宅後すぐラインストーンをデコレーションしようと思い、一緒に買った接着剤を取り出しました。その接着剤の容器はキャップとスティックが一体になっていて、ななめにカットされたスティックの先端で接着液を付けるようになっています。 

おお。ラインストーンの後ろにちょんと触れるだけで適量が付くんですね。ピンセットでラインストーンをつまむのに一杯一杯の私には、これは助かるなぁと思いました。

今まで私は家に転がっている接着剤で修理することが多かったので、このように容器が工夫されている接着剤を意識して使用したことがありませんでした。特別な機能や新しい技術を駆使しているわけではないのですが、使い方にあわせて容器を設計することでこんなにも使いやすくなるものなのかと改めて感じました。

これからはその辺に転がっている接着剤を使うのではなく、用途にあわせて効率よく作業できる接着剤を選ぼうと思いました。 

« Older posts Newer posts »