Page 37 of 165

647. サービスエリアの紙コップ~ドライブ中の疲れに効くツボを記載~


長時間ドライブの途中、サービスエリアに立ち寄ったときのことです。クルマの中でずっと座っていた疲れを取ろうと、伸びをしたり、おみやげ屋を覗いたりと気分転換をしていました。そんな中、サービスエリアの一角にティーサービスがあったので、「お茶が飲める♪」と近寄ってみました。

ティーサービスのお茶マシーン

前の人にならうと、紙コップをポコッと取り出して、その横でお茶を注ぐシステムのようです。さて、私の番。ボタンを押して出てきた紙コップには、何やらイラストが描かれていました。

「腰痛解消」のツボを示すイラスト

ドライブの疲れに効く「ツボリフレッシュ法」のイラストでした。写真の「腰痛解消」以外にも、「目の疲れ」「眠気がしたら」「車酔いで困った時」といったイラストがありました。紙コップの指示を見て試しに押してみたところ…はい、若干腰が軽くなったような気がしました。気休めだとしても、休憩中の話題の一つになったので良しです。

サービスエリアを利用する人の多くは、ドライブ中の休憩が目的だと思います。その休憩中、お茶でホッと一息つくときに、紙コップを通してツボ押しリフレッシュ法を教えてくれるとは、サービスエリアの利用シーンを想定したおもしろいアイデアだなぁと思いました。

646. 距離を色に置き換えて~ゴルフ場のピンフラッグ~


今回はゴルフ場でのお話です。グリーンに立っているピンフラッグにちょっとした配慮がされていたのです。それは、ピンフラッグの色でピン位置が分かるようになっていました。

グリーンに立っているピンフラッグ

ホールによってピン位置(カップの位置)は異なっていて、ピンがグリーン上の手前側にある場合は赤のフラッグ、中間にある場合は白、奥にある場合は青となっていました。最近はセルフプレーの人が増えたためカートにピン位置の一覧表が貼ってありますが、都度確認するのが手間だったり、確認を忘れてしまったりすることがあります。これならグリーンを狙える位置から打つ時にフラッグの色を見ればおおよそのピン位置が分かり便利です。もちろん、フラッグの色とピン位置の関係をプレーヤーに説明する表示が用意されています。

カートに貼ってあるフラッグの説明シール

ピンフラッグについて調べてみると、アメリカでは赤、白、青に色分けしてピン位置を一目で分かるようにしているところが多く、日本に外資系グループが運営するゴルフ場が増えてきたこともあって広がっているようです。しかし、ゴルフ場によってフラッグに使用する色が異なっているのです。そのうえ、プレーする環境によっては色を認識しにくい、色によっては距離感が狂ってしまうなど問題もあると思います。

「距離」を「色」に置き換えて一目で分かるように提示しているところは良いと思います。しかし、ゴルファーが見やすい色を使用しそのルール化を図るなど、もう少し改善するとより分かりやすくなると思いました。

645. 微妙な量にも対応可能なパスタメジャー


私は週末になるとよく自家製ソースのパスタを作っています。美味しいパスタを作る決め手の一つは、パスタとソースの分量バランス。これがちょっとでも合わないとせっかく苦労して作ったソースも台無しです。

先日、雑貨屋を覗いていると、面白い仕組みのパスタメジャーを見つけました。

左:1人分 右:2.5人分

黄緑色をしたベロの部分を左右に動かすと、真ん中の穴の大きさが変化して分量を調整する機構になっています。まるで、カメラの絞りのような動きです。「ちょっと普段より大盛りにしてみようかな?」なんてときも目盛りを参考にベロを動かすだけなので簡単に調整できとても便利です。

大きさの違う穴が複数あいているパスタメジャーはよく見かけますが、微妙な量の調整はできません。でもこのパスタメジャーは、デジタルではなくアナログにパスタの量を調整できるので、こだわり派な人でも満足できる便利な製品だなと感心しました。

644. 掃除しやすい!T字カミソリ


私はたまに外国人に間違われ、いきなり英語で話しかけられて面食らうことがあります。友人の一説によれば、それは私のひげの濃さであるとのこと・・・しかし、私は毎日髭剃りをしているので、そんなはずはない!と思っているのですが・・・と、それはさておき、今回は髭剃りについてのお話をさせていただきたいと思います。

最近では、刃の枚数の多いT字カミソリが良く出回っています。いかにも効率がよさそうに聞こえますが、いざ使ってみると、初日は快適なもののすぐに刃の隙間がツマり、刃を交換すべきか否か迷いながら切れ味の悪いまま使い続け、適当なところで「ええい!もういい!」と交換するという・・・なんだかストレスのたまるストーリーになってしまうことがよくありました。どんなにがんばって洗っても、”ツマリモノ”をなかなか取り除くことができないのが原因のようです。

写真:T字カミソリの刃の部分

しかーし、そんな悩みを一発で解決してくれる掃除のしやすいT字カミソリを、ついに見つけたのです。今回紹介するT字カミソリは、左の写真のように水が通り抜けやすい構造になっており、また、刃と刃の間の隙間も大きいため、軽くジャブジャブするだけで、あの憎き”ツマリモノ”を簡単に!完璧に!洗い流すことが可能なのです。そのため、常に一定の感覚の剃り味で気持ちよく使うことができるのです。 

図:横から見た刃の構造と、隙間を通り抜ける水流のイメージ

掃除に苦労しながらの髭剃りが、今ではウソのように、手早く、スムーズに行えるようになりました。また、数回使っただけなのにツマリモノがとれず、仕方なく刃を変えていたこともありましたが、今では純粋に「切れ味が悪くなったなぁ」と判断して交換できるので、コストパフォーマンス的にも納得感があります。

刃の枚数が多ければ、たしかに一時的に効率はよさそうですが、実際使っている側からすれば、それだけではありません。掃除のしやすさによって、毎日剃りやすく、心地よく感じられることは使い手にとってとてもありがたいことです。

643. 重さが感覚的に分かる~ペットボトルの重さを活用した表示~


皆さんは、500mlのペットボトルをカバンに入れて持ち歩く事はありますか?私は入れて持ち歩く事があるので、その重さを感覚的に把握しています。電機量販店でデジタル一眼レフカメラを見ていた時に、そんな感覚を活用した表示を見つけたのでご紹介します。下の写真の様に、デジタル一眼レフカメラの軽さを表現するために、500ml(500g)のペットボトルが用いられていました。

ペットボトルより軽い

今までは、カタログやWebサイトで重さが数字で表記されているだけでしたが、普段からペットボトルをカバンに入れて持ち運んでいる私は、デジタル一眼レフカメラを持ち歩いた時の重さを直感的に理解する事ができたのです。同じ様な表記がないか調べたところ、カタログ内で活用している機種(Panasonic G1)を見つけました。

ペットボトルより軽い

このカタログの様な表現であれば、目の前に実物がなくても重さを直感的に把握する事ができました。この様に、わかりにくいスペックの数字だけではなく、生活の中から得た感覚を比喩的に活用する事で、情報を容易に伝えられる事を実感しました。

« Older posts Newer posts »