今回はゴルフ場でのお話です。グリーンに立っているピンフラッグにちょっとした配慮がされていたのです。それは、ピンフラッグの色でピン位置が分かるようになっていました。

グリーンに立っているピンフラッグ

ホールによってピン位置(カップの位置)は異なっていて、ピンがグリーン上の手前側にある場合は赤のフラッグ、中間にある場合は白、奥にある場合は青となっていました。最近はセルフプレーの人が増えたためカートにピン位置の一覧表が貼ってありますが、都度確認するのが手間だったり、確認を忘れてしまったりすることがあります。これならグリーンを狙える位置から打つ時にフラッグの色を見ればおおよそのピン位置が分かり便利です。もちろん、フラッグの色とピン位置の関係をプレーヤーに説明する表示が用意されています。

カートに貼ってあるフラッグの説明シール

ピンフラッグについて調べてみると、アメリカでは赤、白、青に色分けしてピン位置を一目で分かるようにしているところが多く、日本に外資系グループが運営するゴルフ場が増えてきたこともあって広がっているようです。しかし、ゴルフ場によってフラッグに使用する色が異なっているのです。そのうえ、プレーする環境によっては色を認識しにくい、色によっては距離感が狂ってしまうなど問題もあると思います。

「距離」を「色」に置き換えて一目で分かるように提示しているところは良いと思います。しかし、ゴルファーが見やすい色を使用しそのルール化を図るなど、もう少し改善するとより分かりやすくなると思いました。