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35. 駅の階段での上手な並び方


毎朝通勤をするとき、駅の階段を利用します。満員電車でいっせいに人が階段に集中するため大変混雑します。困ったモノです。群衆の流れにまかされて階段を上ったり下りたりするわけです。

少しでも早く階段の昇降をしたい場合、群衆の流れをきって、走って、いく人をよく見かけます。幅に余裕がある階段ではその方法が可能です。しかし、余裕がない場合にはそれができません。

そこで、ある本によると「アーチアクション」というはなしがあります。階段を昇降する場合、群衆の行動は図のようなアーチ状に広がっていて、早く階段に到達するには横から割り込む形で並んでいた方が早いと思われがちですが、実は群衆の真ん中で並んでいた方が早いというものです。

アーチアクション

実際に私もTRYしているのですが、結果は、早くもなく遅くもなく。あまり変わらないといったところです。ただ、気分的に優位に階段を利用できるような感じで、ひとりで階段を楽しんでいます???。

みなさんも挑戦してみてはいかがでしょうか?

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34. 電子白板のコピーの取り方


打ち合わせによく使う電子白板ですが、時々困るのがコピーをとる時。

先日のある会議で電子白板を使い、さてコピーをしようと思いボタンを見ると???

電子白板の操作パネル

この電子白板でコピーをとるには、左側の「1」と書かれたボタンと右側の「5」と書かれたボタンの「どちらかを押す」というのはわかったのですが、「5」の意味とボタンのR形状(左右の端が丸くなっている)によるボタンが示す方向性がよく分からず、いつも使い慣れている人に聞くと・・左方向にアームを動かしてコピーする時は「1」を、右方向にアームを動かしてコピーする時は「5」を押す・・と。アームはコピーすると片方に止まり、次のコピー時は反対方向へ動く・・ので、その説明では?です。他の方に確認すると1部と5部コピーをとる時に使い分ける・・そうです。

「1部」と「5部」に限定された枚数の根拠がわからないのと、ボタン形状のRはコピーの方向性を示し、コピーする方向によって使い分けるというユーザーモデルを作ってしまったのが戸惑う原因のようです。

いっそ、ボタンは「1」のみにして、四角いボタンのほうがわかりやすく戸惑うこともないと思うのですが・・。誰も使ってないらしい「5」のボタンが、わかりやすいデザインの方向性を指し示しているようですね。

33. 駅のエスカレーターは右側通行?


東京でJRのエスカレーターに乗る際、右側を急ぐ人の為に空ける(右側通行)が暗黙の?了解です。最近の公共施設では、エスカレーターの右側通行について看板がかかげられていたり、アナウンスがあるなど規則として定着しつつあるようです。

先日大阪へ出掛けて、マナーよろしく左側に立つと、周りの人は右側に立っています。気になって看板を探すとありました!!左側通行じゃないですか・・。(写真参照)

左側通行を示すサイン

新幹線のどの時点から左側通行に変わったのでしょうか。土地ごとの習慣はそれぞれあるとしても、これだけ交通が発達すると周りの人を見ながら「真似」しながら従うよりも、一目で理解できる「サイン」は欲しいものです。左側に立ったらどつかれた・・なんて経験したくないですしね。

「サイン」はエスカレーターの階段の(東京なら)左側に足跡の印刷(立ち止まるサイン)とか、エスカレーターに乗る前に(東京なら)右側通行と明記するなど「サイン」は欲しいものです。重い荷物を持って右往左往しないで気持ちよく移動ができるように、誰が利用しても戸惑わない公共施設にして欲しいですね。

32. バスのアイドリングストップ中の出来事


私は仙台に住んでいたとき、よくバスを利用していました。最近環境問題がさけばれている中で、仙台市の市バスにもその目が向けられるようになりました。それは、「アイドリングストップ」です。

赤信号になるとエンジンを切って、排気ガスが出るのを抑えようというすばらしい考え(いろいろな意見もあるようですが)だと思います。

私がはじめてアイドリングストップバスに乗ったときのことです。アイドリングストップバスということを知らずに山を下っていき、街中に入り信号待ちをしていました。すると突然、バスが止まりました。タイヤもエンジンも。

そのとき、車内はシーン。。。

「ガス欠?故障?」と思いましたが。何の説明もなく約1分後、青信号になる前にエンジンがかかり、普通に走り出しました。

私が故障?と不安に陥った十数秒。なぜ不安になったのでしょうか。

普段つねに揺れている車内、エンジンの音、これらはいつも気にしていないけれども急になくなると不安になります。こんな経験考えると結構あるんじゃないでしょうか。普段気にしてないけどなくなると逆に気になるもの。

それにしても、アイドリングストップは良いことだと思いますが、あの車内の静けさってなんだか逆に、気持ちが落ち着かないものですね。

31. 何故部屋の電気を消し忘れるのか


ホテルのルームキーがカードになっているタイプ、ありますよね。

このタイプでは、部屋に入って所定の位置にカードをさすと、部屋の照明が使えるようになります。逆にカードを抜くと、部屋の照明が全て落ちます。

これって実は非常に良くできたデザインになってます。

まず、ユーザが部屋から出るときに、ひとつひとつ電気を消してまわる必要がありません。部屋に戻ったときも同様です。カードをさすだけで、部屋を出たときと同じ照明に戻せます。

また、「部屋を出るためにカードを持っていく」と、必然的に部屋の照明が消えます。それから、部屋に戻ったときも、カードをささないと照明が点かないため、室内でカードキーを紛失する可能性が非常に低くなります。

このグッドデザインは、逆に家庭の照明の問題を浮き彫りにしています。

靴まで履いて、最後に玄関の電気を消したら、向こうの方に明かりが見えたこと、ありませんか?

現在の各照明ごとの個別のスイッチは、あくまで個別に点灯、消灯するためのものであって、家を出るときに、室内の照明を全て落としてから出かけたい、というユーザの思考フローは想定されていないように思われます。

毎回、全ての照明を個別にチェックして消していかなければいけないんです。そりゃあ消し忘れもありますよ。当然でしょう。

各照明を点灯、消灯するときのユーザの思考フローと、部屋の照明をまとめて点灯、消灯するときの思考フローは、全く異なっています。そもそも同じ操作系(個別のスイッチ)でまかなうのがおかしいともいえます。

我が家にも、ホテルと同じように全照明を一括でコントロールするスイッチが玄関に欲しいです。楽だろうなあ。

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