最近(といっても随分前からありますが)歩行者用の信号に、青になるまでの時間を表示するインジケータが併設されている信号機が増えてきました。
確かにこれは良くできたフィードバックで、有ると無いとでは信号を待つときの気持ちが随分違います。
設置に至った経緯は知りませんが、やはり信号無視を減らす為なのでしょうね。
でも、青信号までのインジケータが残り少なくなってくると、あと2メモリ、1メモリが、やっぱりイライラしてしまいます。
私がイライラするのは、人間の感覚が対数的であることに原因があると考えられます。1から1増えると2となり、その差はとても大きい(倍!)ですが、同じ1の増加ですけど、10,000から10,001になっても、これはたいした違いではありません。(ウェーバー・フェヒナーの法則)
信号の場合には逆に少なくなって行くわけですが、やはり、残り時間が10から9になるのと、2から1になるのとでは、人間の感じ方が違うわけです。
しかし残念ながら、せっかくのインジケータも、そこまで考慮したデザインにはなっていません。
そこで考えてみました。
このようなインジケータはどうでしょうか。
青に近づくと、人間の感覚に合わせてフィードバックの更新頻度が高まります。また、青になるまでの待ち時間のより詳しいフィードバックも得られます。
どうですか?