私は仙台に住んでいたとき、よくバスを利用していました。最近環境問題がさけばれている中で、仙台市の市バスにもその目が向けられるようになりました。それは、「アイドリングストップ」です。

赤信号になるとエンジンを切って、排気ガスが出るのを抑えようというすばらしい考え(いろいろな意見もあるようですが)だと思います。

私がはじめてアイドリングストップバスに乗ったときのことです。アイドリングストップバスということを知らずに山を下っていき、街中に入り信号待ちをしていました。すると突然、バスが止まりました。タイヤもエンジンも。

そのとき、車内はシーン。。。

「ガス欠?故障?」と思いましたが。何の説明もなく約1分後、青信号になる前にエンジンがかかり、普通に走り出しました。

私が故障?と不安に陥った十数秒。なぜ不安になったのでしょうか。

普段つねに揺れている車内、エンジンの音、これらはいつも気にしていないけれども急になくなると不安になります。こんな経験考えると結構あるんじゃないでしょうか。普段気にしてないけどなくなると逆に気になるもの。

それにしても、アイドリングストップは良いことだと思いますが、あの車内の静けさってなんだか逆に、気持ちが落ち着かないものですね。