最近、色々な製品が軽薄短小化+多機能化している弊害として、ひとつあたりのボタンに割り当てられる機能数が増大していることが挙げられます。
特に覚えるまでが大変なのがいわゆる「長押し」ですね。携帯電話などで顕著ですが、ヒドい時には短押しした時の文字ラベルやアイコンしかついてなくて、マニュアルでも読まなきゃそこで長押しして何か起こることに気付かないものもあります(っていうかほとんどそう)。
ひとつ上手い(良い)例はパイオニア製のカーオーディオ製品があります。写真の両端に丸のついた縦棒の記号は、長押しを意味しています。
ちょいと画像は待ってて下さい。休みがないので家帰って撮れな いの(;_;)。 |
しかし、携帯電話などの文字ラベルを書き込めるスペースに著しい制限がある場合などには、いくらこのような優れた記号を使っても、短押しと長押しの双方のラベルを書いておくことはできません。
そこでご提案。
まずは長押しすると何かが起きることに気付いてもらうことが大事なのです。特に長押しが長押しとして認識されるまでの時間が長いケースが問題。我々がユーザテストをしていても、せっかく被験者の方が長押ししてくれたのにそれが認識される直前で諦めてボタンを離してしまうなんてことがよくあるんです。
なので、とりあえず今長押し認識に向かって「溜め中(ゲーマー用語?)」だということをフィードバックするような仕組みがあればいいのではないでしょうか?それはプログレスバー(処理中にビョーンと伸びるあのグラフ)のような画像表現かも知れませんし、かめはめ波チャージ中みたいな音による表現でもいいかも知れません。
#あれ、かめはめ波の溜め中って何か音してなかったっけ?
具体的な表現アイデアが閃いた方、格闘ゲームあたりで良い例をご存知の方、是非メールをお寄せください。ヒマがあったら流行のiアプリか何かでデモでも(さぶっ!)作ってみたいと思います。