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175. ドットひとつの打ち忘れが結構面倒なことに~Internet Explorer


皆さんは、WebブラウザにInternet Explorer(以下IE)をお使いでしょうか。σ(^^)もたまに使うのですが、1点よく「ウキーッ」と感じるところがあります。それは、アドレス欄にURLを手打ちした場合にタイプミスがあった時です。標準の設定では、下の写真のようにMSNサーチに跳ばされてしまいます。

MSNサーチに
跳ばされた状態

「入力したアドレスに似ているWebアドレスがあります」と出て多少のタイプミスは修正してくれた候補が出るんですが、あまり役に立つ印象がありません(写真は”www.novas.cojp”と打った例)。そうなるともう一度打ち直しなんですが、ブラウザの履歴には打ち間違えたURLは記録されてないので、ここで「戻る」ボタンを押してもアドレス欄に打ち間違えたURLは出てこないんですよね。たったピリオドひとつ加えたいだけなのに、最初から打ち直すか画面上からコピペするしかありません。この画面が出る前、URL打ってリターンした瞬間にタイプミスに気づいた時なんて相当悔しいですよね。「うぉー、待て〜。ピリオド入れさせろ〜っ!」とか思っている間にMSNサーチの結果画面が出てくるとブロードバンド接続が恨めしくすら思えたり(笑)。

改善要望としては、

  • エラーでMSNサーチにリダイレクトされた場合、アドレス欄は元のURL表示のままにする
  • それが無理なら「戻る」ボタンで打ち間違えたURLが出せるよう履歴に加える(このリダイレクト直後だけ戻れるようにするでも可)
  • それも無理なら、せめてMSNサーチの検索語欄に打ち間違えのURLを挿入した状態で表示する

といったものが考えられると思います。

ユーザ・サイドで取れる対策も一応あります。元々、この動作は、アドレス欄に「使いやすさ研究所」のようなアドレス以外の単語を入れられる、つまり検索語欄としての機能も兼ねているために起こるのです。最初にURLとして解釈して読みに行って、該当ページが見つからないと検索語として解釈しMSNサーチに跳ぶようになっています。なので、

  • URLを打つときは「http://」から入れる(こうすると打ち込んだ内容はURLであることが明示され、検索語としては扱われなくなる、つまりMSNサーチにリダイレクトされなくなります)。
  • IEの「ツール(T)」→「インターネットオプション(O)…」を選び、「詳細設定」
    タブの「アドレスバーからの検索 検索するとき」という項目で、「アドレスバーから
    検索しない」を選択します。こうすると文字通り、アドレス欄を検索語入力欄としては
    利用できなくなりますが、元からこの機能を使っていなかった人はかえって混乱が減る
    かと思われます。σ(^^)はGoogle派なので、検索に関しては別途Googleツールバーをインストールして使っています。

174. 動く歩道の手すりにドット~一人分のスペース?


先日、ビックサイトへ展示を見に行きました。あの大きな展示会場を回るのは、本当 に大変。動く歩道(平面エスカレーター)には大分救われていますね。

その動く歩道に乗った時、手すりにドットを発見しました。黒い手すりに10mm程度の白丸が点々とついています。

ドットがつい
た手すりの画像

これは、いったい何のためでしょうか?

動く歩道に乗って周囲を見渡すと、なんとなくドットを頼りに人が立っているようにも思えます。

私は階段状のエスカレーターに乗る場合、前の人との間に一つ段を空けるようにしています。前の人とぶつからない程よい間隔だと思っているからです。そのため、このドットを見たときも「1区間に一人でちょうどいいな〜」と無意識に思ってしまいました。

このドットは一人分のスペースを表しているのでしょうか?

それとも、「動いています」という状態を分かりやすくするためのものでしょうか? さもなくば、長さを測定する基準点???

どなたか、このドットの目的をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

2003/9/4日補足

ビックサイトでドットを採寸してまいりました。
  間隔=600mm
  ドットの大きさ=8mm
 ちなみに、左右のベルトでドットの位置はズレている箇所もありました。

173. 速度計に見える回転計~ワーゲン・パサートのメーター


ノーバス・グループ若手達による怒濤の日記投稿ラッシュになっております。っていうか初めて「日記」の名に恥じないペースかも知れません(^^;)。ちゃんと上司のチェックが入っている分、σ(^^)の文章よりもしっかりしてるかと(笑)。まだ至らないところもあると思いますが、あたたかく見守ってやっていただければ幸いです(もちろんツッコミ、コメント、ご声援などはいつも通り歓迎です)。

(こんなこと書いてる自分が”若手”じゃないみたいでちょっぴりブルーな今日この頃…)

メーターパネ
ルの写真。左に回転計、右に速度計ですが...
速度計はどっちでしょう?

写真は最近σ(^^)の実家で購入したパサート(フォルクス・ワーゲン車)のメーター・パネルです。このメーター、右が速度計、左が回転計(タコメーター)なんですが、回転計の文字ラベルが上二桁のみ描かれており、下の方に「x100」となっています。これだとどうしても一瞬速度計に見えてしまいます。時速として読み取っても納得できる数値範囲なんですよね。比較的静粛性の高いボディのせいでスピード感があまりないので、ちょっとくらい低い数字でも納得できてしまうんです。普段σ(^^)が乗っている車が左に速度計、右に回転計という配置なせいもあるでしょう。

メーター・スケール上には一桁だけにして、「x1000」でよかったんじゃないでしょうか?

172. 外観を損なわない六本木ヒルズのガラス壁


皆さんは、ガラス壁に衝突防止シールが貼ってあるのをご存知でしょうか?

こちらは、六本木ヒルズのガラス壁です。ガラス壁の視線の高さには、衝突防止シールが貼ってあります。

一見、ただの丸が並んでいるようですが、よ〜く見てください。

6つの輪が並
ぶ衝突防止シール

何気なく、CIの基調となる「6つの輪」を、使用しているではありませんか!

6つの輪が基
調の六本木ヒルズのCI見本
6つの輪が基調の六本木ヒルズのCI見本

ガラス壁に、衝突防止シールを貼るというのは既に行われていることですが、これは、外観のデザイン性に配慮しながら、衝突防止の役割も上手く果たしている例です。

他のガラス壁も探してみると、恵比須ガーデンプレイスでは以下のようなシールが貼ってありました。

鳥や波のマ
ーク入り恵比須ガーデンプレイスの衝突防止シール

このように、機能と装飾を兼ねたモノは、良いと思いませんか?

以下、参考にしたHPがあるので紹介します。

「ユニバーサルデザイン建築ガイドライン」

熊本県が作成しています(以下、引用)。

ガラス面への衝突防止への配慮

 出入口扉などの大きなガラス面には、衝突を防止したり、万が一破損した場合にもケガをしないようにするために、デザイン性に配慮し、視線の高さへのシールの貼り付け、手すりや枠の設置、飛散防止フィルム等の使用を行う。

171. 上からも下からも使いやすいUD的自動販売機


私が毎日利用しているあざみ野駅(東急田園都市線)で見つけた自動販売機を紹介します。俗にいう“UD的”自動販売機です。

私は身長160cm、体育会系(昔)なので、自動販売機をあまり不便だと感じることはありませんでしたが、この自販機を利用した後、「あれ、いつもみたいにしゃがんでないな〜」とほんわか温かい気持ちになりました。

いくつか特徴的な部分があるので、簡単にポイントを挙げてみます。

自動販売機の全体像と各ポイントのアップ画像
  1. しゃがみこまずに飲み物がゲットできる取り出し口。
  2. 届きにくい最上段を下の方でも選択できる、もう一つの選択ボタン。
  3. 立っていてもしゃがんでいても、出てきた商品を確認できる取り出し口の窓。
  4. 一度にコインを挿入/取り出しできる大口のコイン口。
  5. 大きくて扱いやすい返却レバー。
  6. 車椅子も近づきやすい取っ手。
  7. お財布や小さな荷物を置ける台。

見所満載です。

しかし、残念なところもいくつかありました。

結果的にボタン数が多くなってしまったことや、最上段にふられた番号が商品のイメージを壊してしまっていることなどです。

ユニバーサルデザインって、こういう問題を魅力的なデザインによって解決すること なんでしょうね。なかなか難しいですが。まずは、使いにくさを軽減したこの自販機にエールを送りたいと思います。

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