皆さんは、WebブラウザにInternet Explorer(以下IE)をお使いでしょうか。σ(^^)もたまに使うのですが、1点よく「ウキーッ」と感じるところがあります。それは、アドレス欄にURLを手打ちした場合にタイプミスがあった時です。標準の設定では、下の写真のようにMSNサーチに跳ばされてしまいます。
「入力したアドレスに似ているWebアドレスがあります」と出て多少のタイプミスは修正してくれた候補が出るんですが、あまり役に立つ印象がありません(写真は”www.novas.cojp”と打った例)。そうなるともう一度打ち直しなんですが、ブラウザの履歴には打ち間違えたURLは記録されてないので、ここで「戻る」ボタンを押してもアドレス欄に打ち間違えたURLは出てこないんですよね。たったピリオドひとつ加えたいだけなのに、最初から打ち直すか画面上からコピペするしかありません。この画面が出る前、URL打ってリターンした瞬間にタイプミスに気づいた時なんて相当悔しいですよね。「うぉー、待て〜。ピリオド入れさせろ〜っ!」とか思っている間にMSNサーチの結果画面が出てくるとブロードバンド接続が恨めしくすら思えたり(笑)。
改善要望としては、
- エラーでMSNサーチにリダイレクトされた場合、アドレス欄は元のURL表示のままにする
- それが無理なら「戻る」ボタンで打ち間違えたURLが出せるよう履歴に加える(このリダイレクト直後だけ戻れるようにするでも可)
- それも無理なら、せめてMSNサーチの検索語欄に打ち間違えのURLを挿入した状態で表示する
といったものが考えられると思います。
ユーザ・サイドで取れる対策も一応あります。元々、この動作は、アドレス欄に「使いやすさ研究所」のようなアドレス以外の単語を入れられる、つまり検索語欄としての機能も兼ねているために起こるのです。最初にURLとして解釈して読みに行って、該当ページが見つからないと検索語として解釈しMSNサーチに跳ぶようになっています。なので、
- URLを打つときは「http://」から入れる(こうすると打ち込んだ内容はURLであることが明示され、検索語としては扱われなくなる、つまりMSNサーチにリダイレクトされなくなります)。
- IEの「ツール(T)」→「インターネットオプション(O)…」を選び、「詳細設定」
タブの「アドレスバーからの検索 検索するとき」という項目で、「アドレスバーから
検索しない」を選択します。こうすると文字通り、アドレス欄を検索語入力欄としては
利用できなくなりますが、元からこの機能を使っていなかった人はかえって混乱が減る
かと思われます。σ(^^)はGoogle派なので、検索に関しては別途Googleツールバーをインストールして使っています。