私が毎日利用しているあざみ野駅(東急田園都市線)で見つけた自動販売機を紹介します。俗にいう“UD的”自動販売機です。

私は身長160cm、体育会系(昔)なので、自動販売機をあまり不便だと感じることはありませんでしたが、この自販機を利用した後、「あれ、いつもみたいにしゃがんでないな〜」とほんわか温かい気持ちになりました。

いくつか特徴的な部分があるので、簡単にポイントを挙げてみます。

自動販売機の全体像と各ポイントのアップ画像
  1. しゃがみこまずに飲み物がゲットできる取り出し口。
  2. 届きにくい最上段を下の方でも選択できる、もう一つの選択ボタン。
  3. 立っていてもしゃがんでいても、出てきた商品を確認できる取り出し口の窓。
  4. 一度にコインを挿入/取り出しできる大口のコイン口。
  5. 大きくて扱いやすい返却レバー。
  6. 車椅子も近づきやすい取っ手。
  7. お財布や小さな荷物を置ける台。

見所満載です。

しかし、残念なところもいくつかありました。

結果的にボタン数が多くなってしまったことや、最上段にふられた番号が商品のイメージを壊してしまっていることなどです。

ユニバーサルデザインって、こういう問題を魅力的なデザインによって解決すること なんでしょうね。なかなか難しいですが。まずは、使いにくさを軽減したこの自販機にエールを送りたいと思います。