カテゴリー: 公共、住宅 (page 43 of 53)

131. 車イスでお越しの方はこちらへ


緑地に白のバイクと車イスのアイコンと右矢印

写真は年末帰省する時に撮影した、東名足柄サービスエリアの駐車場案内の標識です。ちょっとミョーじゃないですか?もちろんちょっと考えれば意味はわかります。障害者の乗った車が停められる建物直近のスペースへの誘導ですね。

これが単独ならどうということはないんでしょうが、バイクのアイコンと並んでるとなんだか車イスの人が減速レーンから入ってきそうで(^^;)。人間のコンテクスト認知の妙ですね。

別に改善を要する問題でもないですが、ちょっとオカシかったので紹介してみました。「障害者を乗せた車」のアイコンって他になかったでしたっけ?車の窓に貼ってある青地の四角に白の車イスマークのってそういう意味と違うんですかね?不勉強ですみません。ご存じの方は是非ご一報下さい。

ちなみにσ(^^)なんかはどうもこのマークを見ると、どうしても下肢障害で車イスな人だけを指していると感じてしまい、視力や聴力といった他の障害の人は停めたらいかんのかい?とか思ってしまうんですが、障害者の方には一般的な「障害」のアイコンとして車イスは定着してるんでしょうかね?電車の券売機なんかも車イスのアイコンだし常識ですかね。

2002年のツカケン・スローガンその1
 障害者用駐車スペースに健常者が駐車するのはやめましょう。

129. わざと道をせまくして事故防止~制約の応用


今日(2001/12/18)の日経新聞朝刊に、愛知県県警が住宅密集地の生活道路のセンターラインを消し、路側帯を広くして、わざと車道をせまくすることで、運転手の緊張感を高めて事故を減らす取り組みが紹介されていました。

結果、事故発生件数が半年でほぼ半減したそうです。車両の平均通過速度も53km/hから46km/hに落ちたんだとか。

#あっ、この測定を行った道路、σ(^^)の大学の割と近くだわ。

人間が無意識的に動的に外界とのインタラクションをしながら行動を決定していることを制約として上手く利用した作戦ですね。やっぱり人は速度標識ではなく、道路のカーブ具合、見通し、路面状況などの状況から走行速度を決めて走っちゃいますもんね。

一時、ある地域で道路に箱が落ちているかのようなペイントを施して、減速させるという手を実施して、かえって危ないと不評を買った例なんかもありますが(σ(^^)の街の市役所の駐車場にはまだ残ってる)、それよりは穏当でデザインとして優れていると思います。

一瞬、道路事情の厳しい都心部ではこういう「贅沢」な取り組みは難しいかも、と思いましたが、渋滞時の混雑が悪化するかどうかとは実は無関係かも、という結論に達しました。あくまでスイスイに走れる時の速度超過を抑えようという話ですもんね。

うん、いい手じゃないですかね。

126. お姉さんよいもんすすめてくれるじゃん


使いやすさ日記初登場です。

先日JR横浜駅でお姉さんが11月18日にデビューしたSuicaの紹介をしてました。

当然自分はお姉さんにつられ即購入です。

Suicaとは簡単に説明すると

1.センサーにタッチするだけで改札機を通過できる

2.乗り越しても改札機で自動精算できる

3.チャージ、リライトができるため繰り返しつかえる

4.紛失しても再発行できる

ってな感じです。

ある日、自宅最寄り駅の改札機を急いでいたのでBダッシュで通過しようとしたところ、どうも出口・入口とも対応している改札機で入り口側は対応していなかったらしく、勢いよくゲートが閉まりやられました。なんとズボンのポケットに携帯電話を入れていたのですが、ゲートが携帯電話にあたり携帯電話のアンテナが自分の×××に・・・。結局電車は行ってしまったんですけどね。対応してない改札機がある駅ではETCのようにレーンの案内標識を設置して欲しいななんて思いました。

あと困るのはカードを見ただけでは残高がわからない。カードを通した時にはわかるのですが前回の残高を覚えてないと足りるのかわかんないですよね。券売機では履歴明細をだすことができるので会社員の人や交通費の領収証が必要な人には便利です。あっ!あと袖の中に入れても反応したのでSuicaポケットつきスーツは発売されますね。

いままでの日記と違う感じですがご勘弁お

122. 照明スイッチに見る現場の工夫


壁の照明スイッチ
それぞれのスイッチにシールが貼られています

この写真は、先日行った焼肉のチェーン店(牛角 浜田山店)の照明や換気扇などの集中パネルです。それぞれスイッチの下に何のスイッチなのか個別に書いてあるのですが、それに加えて何色かに色分けされたシールが貼られています。

早速お店の人にインタビューして話を聞いてみました。

これらの色分けは、まとめて操作するものをグループ分けしているものだそうです。

改めてよく見ると、

  • 黄:お客さんゾーン
  • 赤:厨房や控え室などスタッフのゾーン
  • 緑:店頭(外)
  • 青:退出時操作

というように分類されているみたいです。

元々のパネルでは毎回それぞれのスイッチの意味を考えないと操作できませんでしたが、このようにまとめてラベルをつけることによって、(ラベルをつけるときだけ)一旦スイッチの意味を考えてしまえば、毎日の操作はそれぞれのラベルだけを考えればよくなります。

先人の計算(Pre-computation)の良い一例だと思います。

119. あといくら入れればいいの? ~プリぺ時代のユーザニーズ


不足金額210円、投入金額160円

写真は、東急田園都市線の中央林間駅に設置されている精算機です。

ご覧の通り、不足金額と投入金額が表示されています。基本的には投入金額が不足金額に届くまで硬貨を投入し続けろ、という仕様です。

現金で切符を買って乗り越しをした場合、最初は不足金額だけが表示されるので、その金額を投入すれば良いことになります。

ところが、パスネット(関西で言うスルッとKANSAI)のようなプリペイドカードの場合、切符がわりに入場記録を示すのと同時に、カード残高分は料金を投入したことにもなるので、写真のように同時に投入金額が表示されてしまい、結局財布からいくら出せば良いかは、この2つの数字を引き算しなければわからないことになります。現金での乗り越しは(目的までの金額が調べられない視覚障害の方が意識的にとりあえず初乗り運賃を買って後精算するケースがあるそうですが)、それほど頻繁に起こることではありませんが、プリペイドは使っていれば必ずこのような精算が必要な場面に遭遇します。プリペイド方式を励行するのであれば、是非こういったユーザ・コンテクストも鑑みて、精算機のインターフェイスも改善して欲しいものです。

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