カテゴリー: 公共、住宅 (page 4 of 53)

752. 数歩下がって待たなくていいエレベーター


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写真は先日セミナーで訪れたパレスサイドビルのエレベーターホールです。複数台のエレベーターが円形のホールに配置されており、真ん中になにやら棒が突き出ています。近づいてみると…

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なんとエレベーターの操作パネル(上下ボタン)がちょこんとついていました。通常この手のパネルはエレベーター同士の間の壁についていていますが、操作後にどのエレベーターが最初に来るかわからないので、何歩か下がって全体を見渡して待っていなければなりません。しかしこの配置なら、まずボタンを押し、先行到着ランプが点いたエレベーターに向かって歩いて行けば無駄がありません。なかなか合理的ですね。

750. アナログの良さを打ち消すデジタルツール 〜Akerunスマートロック〜


 

 

昨今、スマートフォンで玄関のドアロックを開閉できるスマートロックというジャンルの製品が国内外でチラホラ登場しています。新しいモノ好きの我が家でも早速導入してみました。

写真はAkerunという製品を自宅ドアのサムターンの上に取り付けたところです。中にモーターが入っており、スマートフォンアプリから操作するとサムターンを90度回転させ鍵を開け閉めしてくれます。また家の内側から閉めるのにいちいちスマートフォンを取り出すのは面倒なので、この本体の下部をタッチ(といってもちょっと強く押し込まないとなんですが…)しても開閉できます。大変未来的でワクワクしますね。やや厚ぼったいですが概観もスッキリしていてオシャレです。
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が、しかし実際に使ってみると結構困ったことになります。見た目で今鍵がかかっているかどうか判断できないんです。例えば夜寝る前にちゃんと鍵がかかっているか遠目にチラ見してたのが、わざわざ側に寄ってドアを開けてみないとわかりません。試しにタッチしてみてもし締まってたら(トグル動作なので)開いてしまい、もういちどかけ直さないとならないのです!

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こちらの写真の右はQrioという別のメーカーのスマートロックです(物好きなので両方買いました…)。こちらはサムターンの上にハンドルがついており、見た目に施錠状態がはっきりわかりますし、直接操作することもできます。デザインはAkerunの方が洒落ているかも知れませんが実用性、特にスマートロックとしての機能性以外の部分が大違いですね。Qrioの方がアナログの良さを残したままデジタルの価値を付加していると思います(アナログとデジタルの定義は深くツッコまないでください)。

ただ、Qrioもアプリがイケてない部分があって、トータルの出来映えはどっちもどっちなんですよねぇ…一部のガジェット好き向けの製品から広く一般に薦められるようになるまでにはもう少しブラッシュアップが必要なジャンルのようです。

749. 会員利用の方が手間が増えるアプリ 〜クロネコメンバーズアプリ〜


ヤマト運輸のクロネコヤマト公式アプリでは再配達や集荷の依頼だけでなく、アプリ上で送り状を作成し、営業所のタブレット端末を操作するとそれがプリントされすぐに宅急便の配送手続きができる、という機能が備わっています。いちいち相手や自分の住所を手書きしなくて済むので重宝しています。

そんなアプリが先日のアップデートでちょっとおかしなことになりました。いつも送り状を作成した後、パスコードを決めるステップがなくなったのです。従来は自動発行される予約番号と自分で決めたパスコードを店頭タブレットに打ち込むことで印刷ができていたのです。ところが実際に店頭にいってみると今まで通りパスコードを尋ねられる画面が出て進めません。バグでしょうか?AppStoreのレビューを見てみると同じようなクレームを書いている人がたくさんいました(本稿執筆時点)。

色々試行錯誤した結果わかったのは、クロネコメンバーズIDでログインしていると、パスコードを入れなくて良くなったということです。店頭端末でもクロネコメンバーズIDとパスワードでログインすれば、本人確認が済んでいるので改めて送り状のパスコードは不要、ということなんでしょう。でも少し考えてみるとおかしい点があります。

今までの店頭タブレットの操作手順は

  1. 「メンバーズ非会員」→「登録しない」を選択(メンバーズなのにこれを選ぶのにも前から違和感は感じてました)
  2. 予約番号(数字のみ、自動発行)を入力
  3. パスコード(数字のみ、任意設定)を入力

でした。それに対し、今度は、

  1. 「メンバーズ会員」を選択
  2. クロネコID(英数字)を入力
  3. パスワード(英数字)を入力
  4. 予約番号(数字のみ、自動発行)を入力

となります。手間が増えてます!ステップも多い上に、英数混在の文字を打たなければならなくなりました。普通会員になると手間が減るものだと思うのですが、これではかえって面倒です…

さらに検証をしてみると、アプリ上でログインをしていると無条件に後者のルートになります。ログアウトしている場合のみ写真のようにログインする(後者)かゲスト利用(前者)するか選択する画面が出てきます。店頭での手間を最小限にしたい=ゲスト利用したい場合、一旦ログアウトしなければ選べないのです。しかし、それでは他の再配達利用や集荷依頼といった機能の利用が不便になります。
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この件の問題は2つあって、1つはいきなり仕様が変更になり、それに関するガイドが足りない為、みんながパスワード決めるとこがない!と混乱してしまった点。もう1つはトータルで見てかえって面倒になってしまっている点です。基本的にはログインしてから送り状を作成した方が、履歴も残ったりと便利なのでオススメしたいのでしょうが、個人的にはそれよりも店頭で二組の数列だけでサクサク手続きできる方が価値があったように思います。

とりあえず「パスワード決める欄がなくなったのに店頭で聞かれる!」というお客さんをフォローできるよう営業所の職員に通達を出すのが急務な気がします。

P.S.

アプリで会員証代わりのQRコードを表示し、それを店頭端末に読ませてログインできる可能性があります。今度荷物送る時に試してみたいと思います。

 

 

724.アキバらしい?IT活用パーキング〜秋葉原UDXパーキング〜


前回に続いて秋葉原界隈の駐車場ネタです。場所的にもほど近いUDXの地下駐車場の柱には写真のような案内表示がありました。色分けされたゾーン表示に加え、「携帯電話から駐車位置情報をGet!」と書かれたQRコードがついています。

実際にスマートフォンで読み取って開いたWebページがこちら。

フロアマップにエレベーターからの経路まで描かれた画像が表示されています(あくまで柱の位置であって、自車位置をピンポイントで指すものではありませんが)。なるほどこれは便利かも。今までにも駐車場での自車位置を憶えておくための色分けや動物アイコンなどの工夫をご紹介してきましたが、ITを活用し記憶に頼らずまた筆記具の類も用いず、手持ちのケータイ、スマフォで簡単にメモできるこの方式はさすが世界の秋葉原、と関心しました(技術的にはそこまで目を見はるものではないですが)。

いままで自分ではiPhoneのカメラで駐車位置案内板を撮っておいたりしたんですが、あとで消し忘れてメモリの肥やしになったりしがち。iPhoneだとご丁寧にPCやiPadにまで同期してくれたりして(笑)。たんなるURL情報ならその心配は不要ですね。

P.S.

画面下部から同駐車場の止めてある痛車(アニメやゲームのキャラクターを大きくプリントした車)の情報ページにリンクされているのも秋葉原ならではですね。

関連リンク

723.B2はどっち!?〜ヨドバシカメラAkibaの地下駐車場〜


最近よく利用するヨドバシカメラマルチメディアAkibaは地下に駐車場があります。B1はバイクと業者搬入用になっており、一般車はB2以下の階を利用します。写真はそのB2まで降りてきたところの、B2に入るかさらに下に降りるかの分岐のところにある満空案内表示です。

下に降りるほど面倒なのでB2に駐車できるのに越したことはありません。この案内板を見て「おっ、B2空いてるジャン!」とばかりにハンドルを左に切って進むと、B3に降りてしまう、、、というミスを何度かやってしまいました。壁の案内表示をみるとちゃんと右がB2、左がB3となっています。しかし、電光満空表示板のB2の行には何故か左向きの矢印がついており、どうしてもこれを見て左へと進んでしまうのです。これどういう意味の矢印なんでしょう??

追記:

写真が見辛かったので撮り直してきました。左右への道が見えるよう、やや手前で撮っています。ただ昼間の空いている時間帯だったのでB3以下が封鎖されていました。電光満空表示板ではB3が「閉」になっており、左に行けないようバーが設置されています。さすがにこうなっていれば間違えてB3に言ってしまうことはありませんが、さらに謎が深まることに、この状態でB2の左側の「←」が「×」に変化しています!!この状態で行くべきはB2ですし他に行きようがないのになぜ「×」??

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