カテゴリー: パッケージ (page 19 of 30)

405. どれが何味?紅茶のバラエティパック


そろそろ、紅茶の美味しい季節になったので、いろいろな味が楽しめてお得な、紅茶のバラエティパックを購入しました。その中には、6種類のフレバリーティーが入っていて、レモンティーを飲もうと思い、迷わず黄色いパッケージを取りました。開封して、お湯を注いでみると、レモンではない香りがしてきました。

このバラエティパックのパッケージは、下の写真のようになっていますが、皆さんはどれがレモンティーか分かりますか? 

個別パッケージの裏面

正解は、これです。黄色いパッケージに入っていたのは、ブルーベリー&ラズベリーティーでした。

個別パッケージの表面

この個別パッケージは、背景がそれぞれのフレーバーをイメージする色の反対色に近い色になっているので、「レモンだから黄色」と思った私は、間違えてしまいました。

反対色でデザインされたレモンのパッケージそのものはとてもきれいなだけに、飲みたい味にたどり着けないのはちょっと残念です。 

404. 開けやすく、手が汚れないマスタードの内ぶた


先日、マスタードを購入し、早速食卓で開封しようと外ぶたを外してみると、見慣れないフィルムがついていました。

写真1.不思議なフィルム

「なんだこれ?」

写真2.スルッとはがれる

不思議に思い、フィルムを引っ張ってみると、スルッと内ぶたがはがれ、手を汚すことなく綺麗に開封することができました。

写真3.爪で引っ掛けてはがさなければならない内ぶた

私は今まで写真3のようなアルミのフィルムや紙の内ぶたを使っており、爪で小さなつまみを引っ掛け、はがしていました。しかしこのマスタードは内ぶたの中央部に大きなフィルムがついており、つまみやすく、一度にスルッとはがせます。しかも内ぶたをはがす際に、ソースが手につき汚れてしまうということも防げます。

この内ぶたのおかげで食事を前に、「はがせない~!」とイライラせずにすみそうです。 

393. 安全第一!残ガス排出キャップ


ある日、母に「これ、ガス抜きしておいて。」と頼まれました。

使用済みのスプレー缶

みなさんはスプレー缶をゴミ回収に出す際に、どのようにガス抜きをされていますか? 我が家では、特にガス抜き用の道具を使わず、いつもツルツルすべる缶を素手で持ち、キリで穴を開けてからゴミ回収に出しています。 よく考えてみると非常に危険を伴う作業ですね。

ですが…この缶は違います。 缶の裏面には「残ガス排出機構付き」と書かれているのです。 ガス抜きの手順はというと…

  • Step1.スプレーボタンを取り外す。
  • Step2.缶を逆さにしてキャップの中央にある、くぼみにノズルを強く押し込む。
  • Step3.シューと噴射音が完全に消えてからゴミに出す。 
ガス抜きの手順

はじめてやってみましたが、とても簡単に安全にガス抜きができました。エアゾール業界は中身排出機構(残ガス排出機構)の装着や小型化の推進を進めており、今年の春頃からこのような機構がついた商品が出回り始めたようです。 使用中に限らず、使った後の処理までトータルデザインされている、良い例だと感じました。

参考HP 社団法人日本エアゾール協会(http://www.aiaj.or.jp/) 

388. つまようじ入り割り箸袋を安全に開く工夫


割り箸の袋に入っているつまようじ、危ないですよね。

食事中に使う割り箸と、食後に使うつまようじがセットになっていることはとても合理的ではありますが、滅多につまようじを使わない私にとっては、危険なだけの存在なのです。
普段は袋から割り箸を押し出して開封しているのですが、つまようじの存在に気をつけながら、そっと取り出すようにしています。
しかし、お腹がぺこぺこのときなんかは、早く弁当が食べたいがために、勢いあまってつまようじが指に刺さったことも・・・。

変わった開封方法で、安全に開くように誘導している割り箸を発見したので紹介します。 

「つまんで引っ張る」という開封方法で、つまようじが入っていても安全に割り箸を取り出すことができます。パッケージを引っ張って割り箸を取り出すので、袋の中のつまようじが手に迫ってくることはありません。

簡単な工夫で、ユーザの身の回りに潜む危険を回避することも可能なんだ、と感心しました。

産業界の中では「機能安全」という概念が提唱されています。機能安全とは、産業機械などに潜む危険性を回避し、安全性を向上しようという考え方です。
「割り箸」と「機能安全」、一見関係の無いように思えますが、私達のごく身近にある割り箸にもこの機能安全は求められるべきではないでしょうか。
私はこの割り箸から、袋に入っている箸を取り出すときの「機能安全」について考えさせられました。

383. 宅配レンタルDVDの封筒デザインで、コストとゴミ削減!


最近、家で映画を観たい時は、品揃えが豊富な事から宅配レンタルDVDというサービスを利用しています。このサービスはネット上で観たい映画を予約すると、後日自宅にDVDが配送されてくるというものです。 もちろん、レンタルですから観終わったDVDは返却しなければなりませんので、封筒で送り返します。

配送されてきた封筒

その返却の封筒が、半年前頃から新しくなりました。 従来までは同封されていた「返信用封筒」を使い返却していました。 しかし、新しい封筒は配送されてきた封筒をそのまま返信用として使えるのです!

住所部分を切り取ると返信用の住所が。

従来の封筒は、配送されてきた時点でゴミとなり捨てていましたが、新しい封筒は住所部分のみゴミとなり捨てる部分が減りました。一つ一つは小さな差ですが、会員数が21万人を越えるサービスですのでコストダウンとゴミ削減の効果は大きいのではないでしょうか。 デザインひとつで「返却する」という本来の目的は達成しつつも、コストとゴミを減らすこのアイディアには感心させられました。

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