ある日、母に「これ、ガス抜きしておいて。」と頼まれました。

使用済みのスプレー缶

みなさんはスプレー缶をゴミ回収に出す際に、どのようにガス抜きをされていますか? 我が家では、特にガス抜き用の道具を使わず、いつもツルツルすべる缶を素手で持ち、キリで穴を開けてからゴミ回収に出しています。 よく考えてみると非常に危険を伴う作業ですね。

ですが…この缶は違います。 缶の裏面には「残ガス排出機構付き」と書かれているのです。 ガス抜きの手順はというと…

  • Step1.スプレーボタンを取り外す。
  • Step2.缶を逆さにしてキャップの中央にある、くぼみにノズルを強く押し込む。
  • Step3.シューと噴射音が完全に消えてからゴミに出す。 
ガス抜きの手順

はじめてやってみましたが、とても簡単に安全にガス抜きができました。エアゾール業界は中身排出機構(残ガス排出機構)の装着や小型化の推進を進めており、今年の春頃からこのような機構がついた商品が出回り始めたようです。 使用中に限らず、使った後の処理までトータルデザインされている、良い例だと感じました。

参考HP 社団法人日本エアゾール協会(http://www.aiaj.or.jp/)