カテゴリー: 家電 (page 7 of 10)

286. 電気ポットのフタと湯気の関係


電気ポットはコーヒーやお茶を飲むときに大変便利なものですが、ひとつだけ以前から改善して欲しいなと思うところがあります。

それは、お湯が減り新しく水を継ぎ足そうとフタを開けるときです。 フタを開けようとすると湯気が腕にダイレクトにあたり「熱っ!」ってことになってしまうのです。 お風呂なんかとは違う熱湯の湯気なので、想像以上の熱さなんです。

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湯気が熱い!

電気ポットのフタの上部に開閉レバーがあるため、開いたときに出てくる湯気が腕にまともにあたってしまうのです。 実際の利用ではお湯がまだ残っている状態での継ぎ足しという使い方が多いので、いつも被害を被ってしまいます。

しかし先日、電気屋さんに足を運んだときに本体側にフタを開くボタンがある電気ポットを発見しました。 本体側のボタンを押すとフタが自動的に跳ね上がってくれる、いわゆるポップアップ式のフタだったので、腕に湯気があたる心配はありません。

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Nationalの電気ポット

炊きたてのご飯の湯気が熱い炊飯器では、このポップアップ式を採用する製品が増えているようですが、電気ポットにも早くこのポップアップ式が広がれば良いなと思います。

281. 目玉機能のでしゃばる扇風機


ちょっと季節外れなネタでは?と思われるかもしれませんが、弊社ではこもった空気をかき混ぜるために、冬でも扇風機を使っております。で、この扇風機ですが少々問題があるのです。

この扇風機はイオン発生機能が付いています。一見、普通の扇風機なのですが、肝心な扇風機を回すという操作で迷ってしまいました。

扇風機の写真
電源を入れても扇風機が回らない

電源を入れようと思い、それっぽいボタンを押したのですが何故だか運転が始まりません。壊れたのかと思ったのですが、操作部をよく見ると僕が押していたのはイオン発生ボタンだったようです。

運転ボタンよりイオン発生ボタンが目立ってしまっている

通常、電源ボタンは色や大きさの違いで、他のボタンと区別されています。しかし、この扇風機では肝心な運転ボタンは他のボタンと同じように配置され、イオン発生ボタンばかり目立っています。そのためイオン発生ボタンを運転ボタンと勘違いしてしまったのです。

イオン発生機能なんてオプション機能だと思うのですが、製品のウリとなる機能をアピールしたいが為に、使用頻度を無視して目立つ位置に配置されてしまっています。扇風機つきイオン発生装置だったらこのスイッチの配列でもかまわないと思うのですが、メインの機能である扇風機が使えないようになってしまっては本末転倒ですね。

275. 気づきにくい異常報知表示~HITACHIの洗濯機~


我が家の全自動洗濯機、全自動なのに途中で停止してしまう現象が発生するようになりました。 途中で停止すると、ランプが規則的に点滅しているので、調べればその症状と対策が分かるはずだと思い、洗濯機に貼ってある警告シールを見たり、Webでマニュアルを見たりしましたが分かりませんでした。結局、修理スタッフの方に診てもらうことにしました。

診断時間はおよそ30秒。すぐに解決です。なんで? 蛇口のひねりが足りず、満水になるまでに時間がかかりすぎていたのです。(別にけちっていたわけではありませんよ。使い始めに蛇口を開けて以来、そのままでしたから。) 蛇口を全開にして修理は終了となりました。

たった30秒で直ったこともショックでしたが、「実はここに異常報知のシールが貼ってあるんですよ」と言われたのが一番ショックでした。なんとそれは洗濯機の蓋の裏側にあったのです。

いつもの開け方
警告表示は蓋の裏側に

蓋は少し持ち上げれば自然に折りたたまれるようになっていたので、その裏側にあるとは全く気が付きませんでした。いつもの使い方からは想像も付きませんでした。

感電や漏電などの人体に影響のある致命的なエラーについては蓋の表、ランプの点滅による機械の故障などについては蓋の裏、という切り分けがされているようですが、そんなところに貼られちゃ無理ですよって感じです。

異常報知のシールが目に付く所にあれば、あんなにお高い授業料を払わずに済んだのになぁ。。。

203. 換気と乾燥どっち?~浴室乾燥機のスイッチ


浴室乾燥機のスイッチをつけたまま、外出した時の出来事です。

パネルには、3つのスイッチ「換気」「乾燥」「ゆっくり乾燥」があり、どれかを選択するとお風呂場の天井から、風が送られてきます。また、タイマー設定は、前回設定した値が再び設定される為、変更する必要がある時のみ調節します。

その日は、急いでいたので慌てて洗濯物を干し、「乾燥」のスイッチを押しました。しかし、家を出た後、熱に弱い石鹸類を出し忘れたことに気がつき、家に引き返しました。そろそろ暖まっているだろうな〜と思いながら浴室に入ってみると、なんだか涼しいです…。間違えたかしら?と思いながら、パネルを見ると「換気」を選択していたことに気がつきました。

このことから問題点を3つ挙げます。

  1. 「換気」「乾燥」は、同じ形と色のスイッチ、かつ同じ文字数の漢字なので、判別しづらい
  2. 点灯色が全て赤色の為、「換気」と「乾燥」を見分けるのが困難
  3. 赤色は暖まるイメージの為、換気時に空気を入れ替えるイメージが思い浮かびにくい
浴室乾燥機のスイッチ

改善する為には、「換気」と「乾燥」を判別しやすい表現方法にする必要があります。また、スイッチはお風呂場の外にあるので、中から手を伸ばして押すことがあるのです。その為、視覚的な要素だけではなく、ビープ音が鳴ると、よりわかりやすくなります。例えば、換気だと「ピッ」で乾燥だと「ピピッ」と鳴ると、間違えて押してしまった場合、気付くことができますよね。

浴室乾燥機は、スイッチを押した直後、すぐに温度変化を感じることができない為、操作のフィードバックが分かりやすいほうが間違えにくいです。

198. 思わず「取り消し」ボタンを押してしまう、電子レンジ


電子レンジ
の操作パネルの写真

私の職場にある電子レンジです。一見、何の変哲もない電子レンジ。

あたため時間を設定して、「スタート」ボタンを押す!たった、それだけの操作…

しかし、スタートボタンを押したつもりが、「とりけし」のボタンを押してしまったのです。しかも、何度も…

まず、上の写真のAの部分であたためる時間を指定しました。そして、すぐ右下にあるBのボタンを押したのです。この一連の操作の中で、私は、右上のCの位置の「スタート」ボタンには、全く気づきませんでした。

左上方から、操作していたため、右上のボタンに気づかなかった

その理由は、なんだったのでしょうか。上の写真のように、普段は電子レンジに向かって左側・上方から操作します。私の場合、時間指定をしてから、あたためますので、まずAを操作します。 左側・上方から操作しているため、その視線の先には、B「とりけし」ボタンがあります。そのBの位置と大きさ、なにより、文字の色(赤)をみて、思わず押してしまったのです。

はじめは、「あたため」のボタンを押しているのに、なんで時間設定が消えてしまうのだろうかと思っていたほどです。間違えて、「とりけし」ボタンを押していることにすら、気づきませんでした。

「とりけし」の文字色がピンクなので、あたためと勘違いしてしまう

原因としては、

  • 時間指定のボタンに比べて「スタート」ボタンが上にありすぎる。
  • 「とりけし」ボタンが時間設定ボタンに近い位置にある。
  • 「スタート」ボタンが白色で、あたためるというイメージを感じさせない。
  • とりけし文字の色がピンク色になっている!そのため、「あたため」ボタンだと勘違いしてしまう。

と、いったことが挙げられます。

「スタート」ボタンの下にある「あたため」ボタンを使ってワンタッチで、あたためれば、何の問題もないのでしょう。しかし、あたため時間を機械任せにすることに抵抗がある私としては、ついつい時間設定をしてしまうのです。そんな、わたしには、少々使いにくい電子レンジです。

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