カテゴリー: 家電 (page 3 of 10)

641. 洗濯終了を電話でお知らせ!気が利くコインランドリー


季節の変わり目を感じるこの頃。
我が家も衣替えすべく、天気が良い週末にシーツや毛布をまとめて洗濯しようと思い立ちました。ところが、毛布などを家の洗濯機で一度に何枚も洗うと、私のマンションの狭いベランダでは干すスペースがとても足りません。そこで、近所にあるコインランドリーで、洗濯と乾燥をすることにしました。

大量の洗濯物をかついでコインランドリーに行ってみると、洗濯機の本体になにやら見慣れないテンキーが付いています。

本体前面のテンキー

説明書きによると、洗濯開始時にテンキーに電話番号を入力しておけば、洗濯終了を入力した番号まで知らせてくれるというのです!洗濯が終わるまで、コインランドリーで時間を潰そうと思っていたのですが、これは便利な機能だと思い、自分の番号を入力して一旦帰宅することにしました。自宅で衣替え作業に没頭していると、そこに洗濯終了を知らせる電話がかかってきました。

洗濯機に所要時間が表示されていて、いつ頃終わるか大体分かっていたのですが、この気が利くお知らせのおかげで終了直前まで作業を続けられ、洗濯物も終了後すぐに回収できたのです。無駄になるはずだった時間を有効に使い、面倒な衣替えを効率的に終わらせることができました。

ちなみに、入力した番号の取り扱いについて少し気になったので、後日メーカーの方に確認したところ、電話番号は終了通知時にテンキー上部の液晶に表示されることも無く、すぐにメモリから消去されるそうで、個人情報の取り扱いにも配慮がされています。

591. 気になるレンジの臭い~消したいときに消せない庫内灯~


共働きの我が家では、仕事で帰りが遅くなると、手抜きをして晩酌のおつまみにギョウザを買います。 電子レンジでチンして、ビールを開けて乾杯!といきたいのですが、ここで1つ気になるのは、チンしたあとの、ギョウザの臭いが充満したレンジの庫内です。

以前使っていたレンジでは、しばらく扉を開けっ放しにして換気し、臭いや湯気を飛ばすことができました。ところが最近買った新しいレンジは、扉を開けると庫内灯が点灯する仕組みになっていたため、換気したい場合は庫内灯が点灯したまま放置しなければならず、それに気が引けて、いつもしぶしぶ閉じています。 

換気中に「庫内灯」ボタンを押しても反応なし

実はこのレンジ、庫内灯をON/OFFできるボタンがあるのですが、なぜか温め中にしか機能しないのです。また、扉を開けておくと庫内灯は5分後に自動で消灯することが、取扱説明書を見てわかりました。しかし換気のためとはいえ、その間点灯しっぱなしになるのは、やはり電気のムダに感じてしまいます。結局私は、臭いと省エネの狭間で悶々とする日々から抜け出せないのでした。

この庫内灯は、おそらくお皿の出し入れのしやすさや、扉の閉め忘れなどに配慮したものと思われます。また、全ての人が私のように扉を開けて換気するかといえば、そうではないとも思います。しかし、せっかく庫内灯のON/OFFボタンがあるのですから、それがいつでも機能するようになるだけで、より多くの人が自分に合った使い方ができるのではないかと思ったのでした。

561. どこで調節?照明のリモコンの調光ボタン


引越を機に新しい照明を取り付けました。この照明には、リモコン(写真1)がついていて照明のON/OFFと明るさの調節ができます。

写真1:リモコン

ある日の夕方のことです。薄暗くなってきたので部屋を少し明るくしたいと思い、リモコンの「お好みの明るさ」ボタンを何度か押してみましたが、何の変化もありません。

実は明るさの調整をするためには「明・暗」ボタンを押さなければならないのです。写真2の左側のように、私はこのリモコンのボタン・文字は左右同士でまとまっていると思いました。そこから、「お好みの明るさ」に関係するものは「お好みの明るさ」という文字とその右にあるボタンだけで、他のボタンと対応しているとは思いもしませんでした。しかし、「お好みの明るさ」ボタンは「明・暗」ボタンと対応しており、また就寝時につける「常夜灯」ボタン(電球が描かれているボタン)も「明・暗」ボタンと対応しているのです。

写真2:私が誤解した文字とボタンの対応、実際の文字とボタンの対応

今回のような思い違いがされないよう、以下のようにボタンを配置してみてはいかがでしょうか。ボタン上に機能名を示すことでボタンと機能の対応が分かり、また「明・暗」ボタンとそれに対応するボタンを線で繋ぐことで対応するボタンの関係が分かります。これで視覚的にボタンや文字同士の対応が分かり、戸惑うことなく使うことができるのではないでしょうか。

写真3:リモコンボタンの改善案

549. ペアで1つ―接続機器の電源プラグ


先日、引っ越しをきっかけに、インターネット回線を乗り換えました。  申し込みをして数日後、2つの箱が送られてきました。早速箱を開けてみたところ、ちょっと困った問題に気が付きました。 新しく届いた接続機器は、モデムとルータに別れていて、2つの電源が必要なのです。しかし、今まで使っていたものは、モデムとルータの一体型だったので、コンセントの空きは1つしか残っていません。 「仕方ない、延長コードでも買おうかな」と思ったところ、あることに気が付きました。 写真のように、一方の機器の電源プラグがちょっと変わった仕様で、プラグそのものに差込口が付いていました。 なるほど!2つのプラグを重ねて1つのコンセントに挿すことができるのですね。

一方には、電源プラグに差込口が付いている
2つの機器を一緒に挿せた

インターネットの接続機器は電話機の近くにあり、限られたコンセントを目一杯使っているのは我が家だけではないと思います。こんなとき、1つのコンセントに2つの機器を挿せるこのプラグは、実に気の利いたアイデアだなと感心しました。 このプラグのおかげで、余分な配線をしなくて済みました。

532. 混雑緩和!ランチスペースの電子レンジの貼り紙


とあるビジネスビルのランチスペースでは、ランチタイムにお弁当が販売されます。お弁当売り場の隣には、数台の電子レンジが置いてあったので、早速買ったお弁当を温めようと思いました。

ランチスペースの風景 ランチスペースに置かれた電子レンジ

その電子レンジはオーブン機能付きで、単にお弁当を温める以外にもグリル料理やケーキとクッキーを焼く事も出来、操作部にはたくさんのボタンがありました。

「パッ」と目立つ操作手順の説明書き

買ったお弁当を温めるため、順番待ちの列に並びましたが、思ったほど待ち時間は長くありません。いざ私の順番が来たときに気づいたのですが、電子レンジの扉に貼り紙がありました。そこには使い方が書かれていて、操作部右側にある2つのボタンにも番号が振ってありました。貼り紙の手順通りに操作をすると、買ったお弁当を温めるのに適切な時間で加熱が始まります。

ビジネスビルのランチスペースに置かれた電子レンジは、ランチタイムという限られた時間に多くの人が利用します。そのような環境において、戸惑ってしまいそうな操作手順を貼り紙でわかりやすく示して、混雑を緩和する工夫がなされています。人によっては決められた加熱時間では物足りない!などの声もあるでしょうが、機器の使いにくさを使い手の貼り紙という工夫で、一人でも多くの利用者がスムーズに使えるよう配慮されていることに関心しました。 

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