USB機器の電源供給方式に二通りあるのはご存知だと思います。セルフパワード方式とバスパワード方式です。スキャナやプリンタみたいに機器自身にACアダプタを接続して電源を確保するタイプと、マウスやキーボードみたいにPC本体のUSBポートから電源取るもの。
これってどっちがどっちだかすぐに言えますか?
σ(^^)はいつもこんがらがっちゃいます。多分、セルフパワードの「セルフ」が指す主体が曖昧なせいではないかなと思うんです。正しくはUSB周辺機器側「自身」が自分用のACアダプタから電源を確保してます、って意味合いだと思いますが、σ(^^)はどうも、一瞬PCを主体に思ってしまって、PC「自身が」電源を供給するから、例えばノートPCであれば別途外部電源を必要とせず独立系の中で動作できますよ、って言ってる様に聞こえてしまいます。なんか「セルフ」って言葉に、周りのお世話にならないで自分の面倒を見られるって語感がありますよね。あぁ、そうか。これも周辺機器側が主体であれば間違いじゃないのか。うーむ、多分σ(^^)的にはやっぱり周辺機器っていずれ単独では機能しないもの、付属部品であって、PC本体も含めたシステム全体にしか主体を設定できない感覚なのかも。
逆にバスパワードの「バス」はUniversal Serial BusのBusだからして、明らかにUSB端子から電源取れるよってことを意味してるんだけど、どーもσ(^^)の語感では何か電源を取るために別の端子をバスっと(寒っ)挿さないとダメな方ですよ、って言ってるように聞こえちゃうんですよね。
○使いやすさの秘訣 ゲリラ編 USB電源供給方法の区別の巻き
言葉の主体がどっちか、なんて判断は認知負荷が高いので、もう少し実践的なヤツいきましょう。まず間違いようないのがUSBマウスですよね。ACアダプタが別途必要なマウスなんて見たことない。つまり、マウスがバスパワードであることがわかれば、後の区別が楽ではないかと。マウスがバスだってことさえ覚えておけば。マウスがバス…あぁ、昔バスマウスっつー接続方式のマウスがあったよね。って、PC-9801全盛期の頃からパソコン触ってる人じゃないとわかんないか。というワケで、「何、マウス?マウスといったらバスかシリアルかじゃろ。USBなんか知らん。」という人は、とりあえず「バス=マウス」ペアはUSBの世界でも通じるという覚え方をしてはいかがでしょう。
バスマウスをご存知ない方は、年季の入ったパソコンユーザの方にでも聞いてみて下さい。ただし、「何?電源を入れたまま周辺機器を抜き差しなんて言語道断。電源を切る前にはSTOPキーを連打するのじゃ」とかいう話になり始めたら適当に切り上げて逃げるべし(^^;)。
ちなみにσ(^^)は先月誕生日でしたが、まだ20代。初めて買ったパソコンはMSXでした。マウスはジョイスティックポートに挿してました。