ビデオ

ビデオにもテレビと同じくモノラル専用型とステレオ対応型があります。映画や音楽番組はもちろん、音声多重放送を録画するにはステレオ型がお勧めです。最近では値段もほとんど変わりませんし。逆に値段があまり変わらないだけに、わざわざモノラル型を買ってしまうと悔しいです。見分け方は、ステレオ型の場合はたいてい前面パネルのどこかに「HiFi(ハイファイ)」と書かれています。またテレビ編でも説明したように前面入力端子の数で見分ける手もあります。

またビデオには標準モードと3倍モードがあるのはご存知だと思いますが、最近では5倍速なんて録画モードをもった機種も現れています。120分テープで10時間も録画できてしまうんですね。ただし、互換性に制限があるので、友人と貸し借りするテープには使わないほうが良いでしょう。

音楽環境

これから通勤/通学電車生活を始めるという方も多いのではないでしょうか。そんな時に音楽は欠かせません(音量は控えめに:-))。今ですとMDかCDかシリコンオーディオプレイヤーという選択肢があると思います。どれも一長一短あります。

MDはプレーヤーやディスクが嵩張らず持ち歩くのには好都合ですね。短所しては、店頭でMDに音楽をダウンロード購入できる端末も登場してはいるものの、原則として自分でCDなどからダビングしなければならないという点でしょうか。例えばお店でCDを買ったり借りたりしたその帰り道は聴いていけません(個人的にこれは大きいと思う)。

CDはその点バッチリですが、ディスクの取り扱いに注意が必要で、ケースまで含めると持ち歩くには少し嵩張ります。最近はCD-Rドライブのついたパソコンも増えてきているので、そういったものを活用すれば自分のオリジナルCDを作ることも可能です。ディスクもMDより安いことが多いです。パカっと開くタイプのプレーヤーはレンズを傷つけてしまいやすので注意が必要になります。

シリコンオーディオプレーヤー(いわゆるMP3プレーヤー)はなんといっても音飛びしないのが魅力です。また軽くて携帯性に優れています。電池の持ちに関してはCDなども飛躍的に向上していますので、そうアドバンテージはないように思われます。欠点は録音メディアの入れ替えができず(あるいはできるけど非常に高価)、違う曲を聴きたいと思う度に録音(ダウンロード)し直さなければならない点です。朝の出掛けに「今日は○○を聴いて行きたい気分」と思っても、パソコンを立ち上げてケーブルつないでソフト起動して、なんてやってる時間はないものですよね。そのディスクを引っつかんで出かければ済むMDやCDには適わない部分です。

部屋用のオーディオに関しては、あれだけ個性的なデザインが揃うともう他の選択基準は目に入らないかも知れません。それでも迷ったらちょっとリモコンにも目を向けてみて下さい。ディスクの入れ替え以外はほとんどそこから操作する訳ですので、後の使用に大きく影響する部分です。またラジカセなどで多いフタをパカっと開けてCDをセットするタイプのものは、やはりレンズが剥き出しになっていて傷つけてしまいやすいので、トレイ(引出し)式の方が気楽に扱えます。

#トレイはトレイで壊れるんですが、たぶんレンズ交換よりは安価ではないかと。