カテゴリー: デジタルガジェット (page 10 of 18)

350. テキスト1文字分のスペースでも出来ること~SONYメモリータイプのウォークマン


最近、新しい携帯音楽プレーヤーを購入しました。そのプレーヤーを使っていての事です。
下の写真は周囲の雑音をカットできるノイズキャンセルという機能を表示しており、この場面でAのボタンを押す度にON/OFFが切り替わります。

ここで表示しているBの「Noise Canceling →ON」にある矢印が気になりました。 他のメニュー項目には付いていないので、飾りで付けたものではないようです。「なんでここだけ矢印が付いているのだろう?」と疑問が生まれました。けれども、操作しているうちにその疑問が「なるほど!」と解けました。 矢印をONの前に付けた事により「ボタンを押せば次にONになる」というガイダンスを表していたのです。

しかし、他の人にはこの矢印がどう見えるでしょうか?友人に聞いてみたところ、「矢印が付いているからONなのかなぁ」という答えが…。 この矢印を付けただけでは、現在の設定状態を示すものなのか、操作のガイダンスなのか、どちらを示しているのか明確に伝わらないようです。

普段GUIの作成を手がけている私には、たった1文字のテキストで使い勝手を向上させられるすごいアイデアのように感じられたのですが、もっと明確に分かるような提示のしかたでなければユーザーに伝わらない!そんな瞬間を目の当たりにし、考えさせられました。

314. 表はどっち?~USBメモリ~


最近、ノートパソコンでプレゼンテーションをする機会がありました。これを機に、手軽にデータを移動できるUSBメモリを購入しようと思い、コンパクトかつデザイン性の良いUSBメモリを探していたところ、丁度いいものを見つけたので購入してみました。

これはキャップ一体型タイプのUSBメモリで、キャップ(グレーの覆い部分)を回転させる事によってプラグが現れるので、キャップをなくしてしまうといったトラブルの心配がありません。この機能を含め、最初のうちは機能的だと思って使っていたのですが、使っていくにつれて不便な点に気づいてしまいました。

本体両面のデザインが同じであるために表裏の区別がつきにくく、いつも差し込みに手間取ってしまいます。区別するためには、プラグ部分のわずかな切れ込みの有無と、サイドに記載された小さな英数字の向きでしか判断できないのです。

本体おもて面 本体うら面

通常、ケーブルタイプのUSBプラグには、表にUSBマークが記載されていて、そこで表裏を区別できるのですが、このUSBメモリも含め、なぜか市販されているUSBメモリの多くはそのマークすらついていません。そもそもUSBの形状は、i.Linkなど他の規格のプラグと違って表裏の区別がつきづらいので、少なくとも本体側にマーク・凸凹などの表裏の区別できる何かがあれば、差し込み時のイライラは解消されるのではないでしょうか。

関連ページ
使いやすさ日記『307.キャップをなくさないUSBメモリ』

307. キャップをなくさないUSBメモリ


家電量販店でUSBメモリを見ていた時のことです。このキャップのかたちを見て、衝動買いをしてしまいました。

キャップが回転式になっていて、本体と一体化している

今までのUSBメモリは本体とキャップが分離するため、キャップが無くならない様に気を遣っていました。しかし、この製品はUSBメモリとキャップが一体化しているため、無くす心配がありません。それに、キャップのはめ方もユニークで面白いですね。

ただ、この製品はPCへの抜き挿しがしづらいというデメリットがあるのです。例えば、キャップの部分を持って差し込むとキャップが回転してガタつくことがあります。また、本体側面を持って差し込むと、側面に付いている書き込みロック機能のスイッチを誤ってロックしてしまうことがあり、データが書き込めなくなることがあります。

とても気に入っているこの製品ですが、上記のデメリットがあるせいで嫌だという人もいると思います。しかし、USBメモリを持ち歩くことが多い自分にとっては、キャップを無くす不安感がないというメリットの方が大きく満足しています。製品の使い方は人によって異なり、要求や評価も変わります。使いやすさって、製品が自分の使い方にあっているかどうかなんですよね。

306. 慣れるまで戸惑う選曲スイッチ~SONY携帯音楽プレーヤー


先日、携帯オーディオプレーヤーを購入したのですが、慣れるまでは操作に戸惑うことがありました。次の曲を聴こうと思い、無意識に回転式の選曲スイッチをひねると、今まで聞いていた曲が再び始まってしまうのです。

SONYのウォークマン

このプレーヤーは基本的に横向きで使用するのですが、上の写真のように片手で持って縦向きに使うこともできる製品です。横向きに使う場合、[上:曲送り][下:曲戻し]にスイッチをひねるので問題はないのですが、縦向きに使う場合、[左:曲送り][右:曲戻し]にひねることになり、違和感を覚えてしまいます。

この向きでは特に問題はない
よくある操作方法とは逆になっている

オーディオの多くは曲送りのスイッチが右側に配置されているため、なかなかこのプレーヤーの操作に慣れることができません。また、ブラウザなどのソフトウェアにおいても、左が「戻る」/右が「送る」という場合がほとんどで、いろいろなツールに触れている人ほど操作を間違えてしまいそうです。

「曲送り」「曲戻し」は上下よりも左右に並んでいることの方が多く、また左右それぞれの役割もおおむね決まっているのが現状のようです。それを考慮すると、操作を[上:曲戻し][下:曲送り]と逆にし、左右の操作性を確保した方が良いのでは?と感じました。

301. 地下鉄で大活躍!メールの自動送信機能


地下鉄や地下街でメールを打っていると、圏外で送信できないことがありませんか?皆さんにも同じような経験があるとおもいます。

私はすぐにメールを送信しないとメール自体を忘れてしまうので、携帯電話を持ったまま駅に着くのを待って送信したり、地下街では電波のある場所を探しながら移動したりしています。メールの送信が終わるまで、電車で落ち着いて読書もできませんし、地下街では安心して歩くこともできません。

最近買い換えた携帯電話はひと味違いました。電車の中でメールのやりとりをしていたところ、電車が地下に潜ってしまい、メールを送信できませんでした。するとなにやら見慣れないダイアログが表示されるではないですか。なんと圏内に移動した際に、自動的にメールの送信を行う設定ができるのです。

自動的に送信するかどうかのダイアログ

メールを自動送信に設定しましょう。あとは携帯電話が自動的に送信してくれます。これで電車では落ち着いて読書ができますし、地下街も安心して移動できますね。

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