カテゴリー: その他 (page 8 of 30)

624. ワンコの習性を利用したはみション対策


我が家の末弟アル(ヨーキー、6才)はワンコの習性で片足をあげておしっこします。彼は「トイレシートは用を足すところ」という理解をしているようなのですが、足を上げる方向までは考えていないので、すまし顔でシートの外におしっこしていることがあります。おしい、ちょっと違う!でもこの子にこれ以上は無理なのかも。

…そうあきらめて素早い掃除を心がけていたある日。街をフラフラしていたら、ワンちゃんOKのカフェの前で面白い犬用トイレをみつけました。トイレシートを敷き、その上にトイレシートを巻きつけた瓶のような物が置いてあります。気にして見ていると、お他所の犬たちは瓶に向けて上手におしっこしているではないですか。これです!これならうちの子にもできるはず!

さっそく我が家でも試してみることにしました。待つこと数十分。いそいそとやってきたアルはおもむろに片足をあげました。私と母と祖父が固唾をのんで見守る中、そのおしっこは美しい放物線を描いてトイレシートに吸い込まれていきました。感動です。かくして、おしっこ犬で有名だったアルはめったに粗相をしない、かしこいワンコに進化を遂げたのでした。

はみション対策実践中

皆さんもワンコが電柱などにおしっこをかける姿を見たことがあると思います。この習性は、より高いところにおしっこをかけて自分の存在とテリトリーをアピールするためなのだそうです。はみションをみつけるたびに「シートの真ん中に向けるんだよ!すまし顔してもダメ!」としかったりもしたのですが、少し高いところに的を作ってあげるだけで、失敗を減らすことができたんですね。今までしかってゴメンよ…!

◆関連リンク:533. 洋式便座に “ロックオン”~ターゲットポイントが付いている洋式便座~
http://usability.ueyesdesign.co.jp/diary/533.html

こちらは人間の殿方のはみション対策ですね!

623. 地デジ化された日経のテレビ欄


先日、テレビ朝日で放送予定の、サッカー日本代表の試合が何時からか気になり、日本経済新聞(以下、日経新聞)のテレビ欄をチェックしました。しかし、テレビ朝日があるはずの右から2つ目の枠には見当たりません。「あれ?今日は放送しないのか」と思っていると、この枠にテレビ東京の番組が掲載されていることに気づきました。実はこのテレビ欄、地上デジタルテレビ放送(以下、地デジ)のチャンネル順に並び替えられた、地デジ版だったのです。

日経新聞のテレビ欄

テレビ欄の並びは長い間変わることがありませんでした。そのため、私はテレビ欄上部の放送局名を見ずに、その並びで放送局を判断しており、日経新聞の地デジ版でも、右から2つ目の枠がテレビ朝日だと勘違いしていました。また、家ではもう一紙、読売新聞を読んでいます。そちらのテレビ欄は従来の並びであるため、家でテレビ欄を見るたびに混乱するようになりました。

日経新聞と読売新聞のテレビ欄の並び

長年染み付いたテレビ欄を見る癖をすぐに変えるのは難しいですね。しかも、アナログ放送から地デジへの過渡期なので、テレビ欄の並びも各紙で異なり、より困惑を招きます。

しかし、アナログ放送と地デジでは、テレビのリモコンに割り振られた番号が異なっているため、地デジを視聴する際、従来のテレビ欄ではリモコン操作を間違えてしまいます。今後、地デジの普及率が高まることを考えると、地デジのリモコン番号順になっている日経新聞のテレビ欄のほうが番組を探しやすく、間違えにくくなるはずですが・・・。

2011年7月24日にテレビは地デジ完全移行をむかえます。デジタルテレビ等のモノは買い換えればすぐに移行できそうですが、ヒトの習慣が地デジに完全移行するのはいつになるのでしょうか?

619. 「売り」の機能が隠れてしまう。~消せるボールペン~


私のお気に入りのボールペン『フリクションボール』をご紹介します。このペンは特殊なインクを使っていて、筆跡をペンの後ろ側のラバーで擦ると摩擦熱でインクの色が無色透明になるという「消せるボールペン」です。

写真1 フリクションボール

私は書いている途中、書き間違いに気づくことがよくありますが、修正液などを使うのは面倒でついそのままにしがちでした。しかし、このペンは“ペンの後ろ側のラバー素材で消す”ところが、消しゴム付き鉛筆と同じ消し方と消し味!といった感じで手に馴染みやすく、書き直す習慣までついてとても気に入っています。

しかし、ここが惜しい!といつも思ってしまうところがひとつあります。

写真2 キャップをつけて使用している様子
写真3 文字を消している様子

それはラバーがペンの後ろ側にしかないことです。私は、キャップ式のペンはキャップをペンの後ろ側につけて使うので、このペンではラバーが隠れてしまい、消す度にキャップを外さないといけないのです。

そこで、キャップにラバーを付ける予定がないかメーカーに問い合わせてみた所、「他のお客様からも同じ要望がありますが、生産ラインなどの都合で商品の仕様を変える予定は今のところありません。」とのことでした。そして、後から発売されたキャップにラバーが付いた『フリクションいろえんぴつ』(0.7ミリのみ)を紹介されましたが、普段好んで細め(0.5ミリ)を使っている私にはちょっと太すぎました。

一度商品化されてしまうと、仕様の変更は容易ではないでしょう。だからこそ、はじめから消費者の望む要件がわかっていたら、『フリクションボール』も売りの機能が隠れてしまうことはなかったのかなと、愛用しているからこそ残念で仕方ありません。

<関連ページ>

フリクションボールの活用方法
http://www.pilot.co.jp/campaign/frixion/kieruttebenri/

617. 身近な部分のIT化 ~回転寿司のタッチパネルシステム~


近くにお店ができたので、久しぶりに回転寿司に行ってみました。そのお店は、座席のタッチパネルで注文ができるシステムになっていました。このタッチパネルの画面が、注文以外でも活躍します!

なんと!注文したがネタが座席の近くまで流れてくると、タッチパネルの画面と音で到着を知らせてくれるのです。これならば、うっかり間違って他人の注文品を取ることもないですし、会話や食事に集中してしまって見逃すといったことも、少ないと思います。

注文したネタが近くまでくると…
画面と音でお知らせ

到着を知らせる機能は、お皿の一枚一枚に“ICタグ”が付いたことによって実現されたそうです。さらに、一定時間回ったネタを破棄するといった鮮度管理や、店舗によっては会計の効率化にも利用されているそうです。

しばらく利用しないうちに、回転寿司も「IT化」が進み、ほぼ人が介入しないセルフサービスになっていました。それは、お客の負担が増えるということでもありますが、負担を感じさせない工夫の1つとして、このICタグの存在は大きいと思います。こういった身近な飲食店での注文が、これからの新しい技術によって、どう変化していくのか、ちょっと楽しみになりました。

616. 手を入れなくてもガムをゲット


お昼ご飯のあとはガムを噛んで気分転換。最近では、ボトルタイプのガムをオフィスでもよく見かけますよね。

しかし、容器に直接指を入れてガムを取るため、手をキレイにしていないと扱いが難しく人にあげたり貰ったりも遠慮してしまいます。また、少なくなった時は指を奥まで入れて取るのが大変なうえ、傾けると欲しい数より多く出てきてしまうといった、午後の惨事を招いてしまいます。

私の太く短い指では届きません

しかし、そんな悩みを解決してくれるグッズが玩具店にありました。このおもちゃは、上の透明容器にガムを入れておけば、レバーを回すたびに1粒だけ取り出すことが出来ます。しかも、取り出し口のほこりを防ぐカバーと、捨て紙を入れておくポケットが完備させているのは嬉しい限りです。

カバーや捨て紙を入れるポケットも付属

ご覧のように形状もかわいいため、味気ないオフィスが華やかになりました。このように、日常に潜む何気ない悩みを解決してくれるグッズのおかげで、眠くなりがちな午後も張り切って仕事に望めそうです。

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