カテゴリー: その他 (page 6 of 30)

661. 回してFit! メガネケース


メガネを買い替えました。
その新しいメガネに付属してきたケースが気に入っているのでご紹介します。

写真1:買い替えたメガネの付属ケース
写真2:(1)回すことで、(2)フタが下がります

このメガネケースは2本の円柱状の入れ物でできており、上になる方を回すことでフタができます。この機構によって、どんな幅のメガネにもフィットさせて収納することができるのです。

わたしは車の運転時など遠くを見るときにしかメガネをかけないので、メガネはいつもケースに収納しバッグに入れて持ち歩いています。ただそうすると、一般的なケース(写真3)ではメガネとケースとの間に隙間ができ、ケースの中でガタガタとメガネが振られるので、なんとなくメガネに良くないのではないかと気になっていました。

写真3:以前持っていたメガネケース

その点このケースはメガネにフィットするので、持ち歩いてもそういった不安がありません。ずっとメガネをかけている人でも、もう1本メガネを持ち歩いて用途や目的によってかけ替えるという人をたまに見かけます。このケースのどんなメガネにもフィットするところは、そういう人には特に有効かもしれませんね。

メガネを日常的に持ち歩く、そんなユーザのこともこのメガネブランドはちゃんと見てくれているようです。わたしも見習って、視力は下がっても視野は広げていきたいと思います。

659. 気遣いのあるメニュー冊子


先日久しぶりにカレー屋のココイチ(CoCo壱番屋)へ行きました。

メニューをパラパラ見ていると、とても美味しそうなロースカツカレーが目に留まりました。このところお腹まわりが気になっているのですが、目先の食欲には勝てず、カツカレーを注文することに決めました。ついで(ついで?)なので、ライスの量を増やすことにしました。「ロースカツカレーを。ライスは 400gで、辛さは1辛でお願いします。」

CoCo壱番屋のメニュー冊子

…あれ?なんか今、前に来たときよりも注文しやすかったような…

気になってメニュー冊子をパラパラめくってみると、どのページを開いても、ライスの量や辛さ、トッピングが載っている部分はメニューの上に飛び出していて、常に見えるようになっていました。

ライスの量と辛さは、開くページによらず見ることができます

以前は、ライスの量や辛さはページをめくって注文していたはず…と思い、後からココイチに電話で問い合わせてみたところ、平成20年夏までは表紙裏のページにライスの量や辛さの表を載せていたそうです。現在の冊子に変更した理由を訊ねると、「どのページをご覧いただいていても、ページをめくらずにライスの量や辛さを選べるよう配慮致しました。」とのことでした。

ココイチでは、ライスの量はグラム数で細かく選べて、辛さは「1辛」、「2辛」などの単位で注文しますが、よほど通いつめた人でない限り覚えてはいないと思います。そのため、多くの人がライスの量や辛さが載っているページを開いて、確認しながら注文していたのではないでしょうか。

「注文の途中でページをめくる」という些細な手間ですが、お客さんのことを考え、その手間を省いてくれた気遣いに、前よりもココイチが好きになりました。

652. 酔っぱらっていても大丈夫!~下駄箱の鍵~


先日、居酒屋で友人とお酒を飲んでいたのですが、そこの下駄箱の鍵が変わっていました。

鈴つきの鍵

とても大きな鈴がついています。

座敷がある居酒屋では、大きな木の鍵の下駄箱をよく見かけますが、このように鍵に鈴がついているものは、初めて見ました。

私はお酒を飲んでいると、鍵をどこにやったかなんて忘れがちで、お店を出る直前に仲間や店員さんを巻き込んでの騒動になったこともありました。そのときはテーブルの下に落としていたんですが、照明が暗めの居酒屋では探すのは大変なんですよね・・・。

鈴がついているこの鍵だったら、落としたときには音で気づくことができるし、もし鞄や上着の中にしまっていたとしても、揺らしてみれば、音が鍵のありかを探す手がりになります。

せっかく楽しく飲んでいても、お店を出るときに「下駄箱から靴が出せない!」ってことになると、気分が冷めてしまいます。
酔っぱらって判断力が落ちている人にも鍵探しに手間取らせない、居酒屋という環境に合った良い工夫ですね。

649. サロンパス「介の字貼り」の効き目


肩こりとは無縁の私とは対照的に、私の父親は体のあちこちが“こる”ようで、昔からサロンパスを貼ってあげていました。

“こり”の味方、サロンパス

首の後ろや背中といった、本人が自分では貼りにくい部分が私の受け持ちです。背中越しのためか、父親からの指示はいつも大ざっぱで、サロンパスを手にした私が「ここらへん?」「あと何枚?」などと貼る位置や枚数を何度も確認していたことを覚えています。こっている本人にとっては「早く貼って」という気持ちでしょうが、どこに貼ればいいのかわからない私としては目標が定まり切らず、まごまごしてしまうのです。そんなことを繰り返すうちに、サロンパスを渡されるとつい構えてしまうようになっていました。

それから数年後・・

新郎新婦が初めての共同作業を行うCMでお馴染みの「介の字貼り(すけのじばり)」が、サロンパスを貼るときの苦手意識を払拭してくれました。

「介」の字に貼るから「介の字貼り」

というのも、「介の字貼り」の登場以来、それが一つの貼り方の目安となったからです。
なにやら、首、肩、背中は僧帽筋(そうぼうきん)という一つの筋肉で繋がり、互いに影響し合っているため、こりをほぐすにはこの3箇所に貼るのがよいらしく、そのことを、誰もがイメージしやすい「介」という字になぞらえて表現したのでしょうね。
おかげで、要領のわからない私のような人でも、目安をもとに細かな要望にも対応しやすくなりました。一方、貼ってもらう側にとっても、背中にうんと手を伸ばして指示しなくてもよくなり、ずいぶん説明が楽になったようです。

商品のネーミングがその用途や機能を説明する例は見られますが、貼る側と貼られる側の意思疎通を円滑にしたというところに、「介の字貼り」というネーミングの効果が凝縮されているのでしょう。ネーミング一つで、意識や使い勝手まで変えてしまうことに、言葉の持つ奥深さを感じました。

《参考》

「介の字貼り」効果
http://www.salonpas.jp/pc/campaign/explanation.html

645. 微妙な量にも対応可能なパスタメジャー


私は週末になるとよく自家製ソースのパスタを作っています。美味しいパスタを作る決め手の一つは、パスタとソースの分量バランス。これがちょっとでも合わないとせっかく苦労して作ったソースも台無しです。

先日、雑貨屋を覗いていると、面白い仕組みのパスタメジャーを見つけました。

左:1人分 右:2.5人分

黄緑色をしたベロの部分を左右に動かすと、真ん中の穴の大きさが変化して分量を調整する機構になっています。まるで、カメラの絞りのような動きです。「ちょっと普段より大盛りにしてみようかな?」なんてときも目盛りを参考にベロを動かすだけなので簡単に調整できとても便利です。

大きさの違う穴が複数あいているパスタメジャーはよく見かけますが、微妙な量の調整はできません。でもこのパスタメジャーは、デジタルではなくアナログにパスタの量を調整できるので、こだわり派な人でも満足できる便利な製品だなと感心しました。

« Older posts Newer posts »