カテゴリー: その他 (page 12 of 30)

554. 甘いマスクにご用心☆~誤飲防止の苦い味~


美味しそうなチョコでしょ?

見て下さい、このチョコレート。とっても美味しそうでしょう。

では、ちょっと食べてみて…。

苦っ!!

実は…

実はこれ、チョコレートそっくりのマグネットなんです。しかも、誤飲防止に苦い味がついているんです。甘そうなのに実は苦いなんて、ユーモアがありませんか?

この苦さ、よくよく考えるとよくできた誤飲防止策だと思います。甘そうなチョコレートがものすごく苦かったら、食べてはいけないって誰もが思いますよね?ユーザの期待と逆の反応を返し、やってはいけない行為を気付かせる。注意書きで書かれるよりも、ユーザにとって直感的ではないでしょうか?? 

553. 持ちやすい!注ぎやすい!牛乳パックホルダー


突然ですが、僕には毎日牛乳を飲む習慣があります。

ところが先日、利き手の左手をケガしてしまいました。普段牛乳パックを冷蔵庫から取り出して、注いで、戻すまでを全て左手で行っていた僕には、慣れない右手での作業に「牛乳パックってこんなに重かったっけ?」というくらいストレスが溜まる日々でした。

ケガも治り、しばらくたったある日。会社の冷蔵庫を開けると、取っ手の付いた牛乳パックを発見! 

牛乳パックホルダー

実際に注いでみたいと思い、持ち主から借りて使ってみると、「軽い!持ち上げやすい!注ぎやすい!」

注いでいる状態

パックの両脇を支えるアームと、三角形のくぼみにはまる支えの部分で、パックの重さを分散させていて、手に掛かる負担が軽減されています。
手の小さい子どもや握力の弱まった高齢者など、様々な人に配慮されたよい商品だと感じました。

コレがあれば、ケガをしたときのあの苦労はしなくてすんだのになぁと、ちょっと悔しい思いをしました。 

547. 使ってうれしい、もらってうれしい、宅急便ご当地伝票


日ごろ、使いやすさ・使いにくさという視点で様々なモノをご紹介していますが、今回は、モノを使う「うれしさ」についてのお話です。

先日、会社の後輩が出張先の豊岡市出石町から荷物を送ってきたときに、一風かわった宅急便伝票が使われていました。 

クロネコヤマトの宅急便伝票(豊岡市) ※これは未使用のものです

出石町は、但馬の小京都と呼ばれるような、風情のある町並みの観光地です。「コウノトリの飛ぶまち」とも呼ばれており、宅急便伝票には、そのコウノトリと、日本最古の時計台と言われる辰鼓楼の写真が薄く印刷されています。

旅先で荷物や土産物を送るときにこんな気の利いたご当地伝票があると、「送る」ということが何だか特別のことのように思えて、楽しい気分になるでしょう。また受け取る側も、荷物を見た瞬間にどこから送られたものかがわかりますし、荷物を開ける前から旅の雰囲気を感じられたのは、とてもうれしいことでした。

ちょっと調べてみたところ、このような伝票は、豊岡市のほかにも観光地や有名な特産品がある地域などではあちこちでつくられていることがわかりました。

例えば山梨県のご当地伝票には、富士山の絵が描かれています。 

ご当地伝票(山梨県)

ご当地伝票の作成は各地域に任されているそうで、ヤマト運輸さんでも全てを把握してはいないとのことでした。置いてある場所もクロネコヤマト営業所や旅館など、地域によってまちまちのようです。

また私の住む神奈川県では、名産の浜なしを出荷している農家の方々が、浜なしの絵の伝票を使っているとのことでした。 

名産品伝票(浜なし)

名産品伝票の場合だと、残念ながら一般の人が利用することは難しいようです。

モノを使うときにうれしさ・喜び・感動などを感じることは、「使いやすさ」と同様に大切な要素であると思います。送る側も受け取る側もうれしいご当地伝票、旅先などで探してみてはいかがでしょうか。

544. 試着しやすい! サングラスの値札


サングラス売り場で試着する時にいつも不便に感じることがあります。サングラスってかけたときの見え方が重要ですよね?でも、店内に設置してある鏡の前でいざ気に入ったものを試着しようとすると、サングラスのブリッジ部分(レンズの間)に付けられた値札のせいで肝心な顔が隠れてしまい、試着しても自分に似合うかどうかいまいち分かりにくいのです。しかも値札が鼻にあたって着け心地も良くありません。

値札がブリッジ部分に取り付けられたサングラス

しかし、同じような値札でもツルの部分にとり付けられたものもありました。この場合だと顔が隠れず、着け心地も損なわれず試着することができます。

値札がツルに取り付けられたサングラス

値札が正面に位置しているということで、ブランド・価格などの情報が把握しやすいという利点があります。しかし、サングラスという自分が掛けた時の見栄えが重要な商品であればこそ、実際に手にとり試着する時の事を考えたこの工夫に、ユーザに対する配慮を感じました。

541. こぼさず最後までおいしい納豆巻き


家で朝食を食べられなかったときなど、会社でコンビニの納豆巻きをよく食べるのですが、ちょっと困ったことに、いつも食べている途中で納豆がおしりの方からこぼれ出てしまい、手や周りを汚してしまいます。
そんなある日、「おっ」と思える納豆巻きに出会いました。

左:一般的な納豆巻き 右:納豆がこぼれにくい納豆巻き

一般的にコンビニの納豆巻きは両端が切られているので、食べ進めていくうちに納豆が押し出されてしまいます。しかし、今回私が食べた納豆巻きは、切り落とされているのが片側だけなので、おしりのところがご飯でふさがれており、納豆がこぼれにくい状態になっていました。このおかげで、最後まできれいに食べ終えることができました。

 ネバネバがおいしい納豆ですが、手までネバネバになるのは勘弁して欲しいですよね。そう思っていたところにちょっと嬉しい発見でした。

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