運輸ネタが続きます。

写真は先日頼んだ通販が佐川急便で届いたものの留守だった時の不在票です。思わず「どっちだよ!」と声が出そうになりました。さて、この二箇所のチェックはそれぞれどのボックスに対してつけたものだと思いますか?


チェックボックスが隣接しすぎていて、社会問題になるほど忙しい配達員さんがちょっと乱暴に書き込んだらどっちがわからなくなるような伝票のデザインに問題がある気がします。

ちなみに正解は、「宅配ボックスには入っておらず持ち帰られた。」「元払いだった」です。」。厳密には上のチェックは「配達にお伺いしましたがご不在でした」に対するものなわけですね。フォーマットでいえば2つ目と3つ目がペアになっていて、宅配BOXに入れてないということで運用ルール的には3つ目にチェックがついているべきなのかも知れません。意味的な関係性でいえば、1つ目(配達)と2つ目(集荷)がペアで、1つ目の下位項目として2つ目(宅配BOXに入れた)と3つ目(持ち帰った)なわけなので、2つ目、3つ目は少し右にオフセットするとか小さく書くとかがデザインとしては理に適ってるんでしょうが、スペースで断念したんでしょうかね。

ついでに競合のヤマト運輸の不在票も見てみましょう。


お?配達と集荷が横並びでペアになっていますね?全体にチェックボックスも大きいです。しかしやはり宅配ロッカーに入れたのか持ち戻ったかは未記入です。ケースとしてほとんどは持ち戻りでしょうからいちいち記入しないんでしょうかね。受け取る側の視点でいうと、配達か集荷かより、宅配ロッカーに入ってるのかどうかの方が重要なんですけどね…