カテゴリー: 自動車 (page 7 of 11)

279. トップ画面の在り方がおかしい~浦和美園駅バス案内システム~


バス案内システム

写真は埼玉高速鉄道浦和美園駅にあるバス総合案内システムです。 これは、目的地へ向かうバスの乗り場、発車時刻などの利用情報が表示されるものです。画面の表示に合わせて、乗り場案内図や路線案内図のランプが点滅してくれます。

トップ画面

最初の画面を見た時に私はこう思いました。「目的地の索引番号って何?」「番号なんて知らないよ」「番号知らないと操作できないってこと?」最初に何をしてよいのか分からずちょっとしたパニック状態でした。

このシステムは「目的地索引番号」の他に、「50音」「公共施設」からも目的地を探せるようになっていますが、始めに見る画面では番号を入力するようになっていてよく分かりません。

今のシステムのように最初の画面でダイレクトに入力させようとするならば、「目的地引番号」よりも「50音」か「公共施設」の入力がよいと思います。あるいは、ユーザによって色々な検索方法が考えられるので、最初に入り口だけを見せる方が色々なユーザが使いやすいと思います。

場合にもよりますが、公共的なシステムは画面数を減らし迅速性を優先するのではなく、ユーザへの間口を広げ確実性を重視する方が良いと思いました。

259. 置き場所を与えられたティッシュ


ドリンクの紙カップみたいな形状をしたティッシュをみつけました(ウェットティッシュではありません)。車のカップホルダーに入るようになっています。

こんな感じでとれるわけです

自分は鼻が悪いので、運転中も箱ティッシュはかかせません。ところが、車内に置いておくと、いつのまにかシートの下に潜り込んでいたり、後部座席に投げ捨てられていたりします。クシャミが止まらなくなると、「どこだ!?」と慌てて探し回ることも。家の中のように「置き場所」がちゃんと決まっていないためなんでしょう。

『カップホルダー用』という機能を持つことにより、「置き場所」が決まり、色んな場所に移動してしまうことが減るような気がします。座って潰してしまうこともないですしね。

250. 駐車場のライン


みなさんは普段、車の運転で何か緊張する場面はありますか?代表的な場面のひとつに、微妙な操作が必要な”駐車”があると思うのですが、とある駐車場に行った時、ちょっと他所とは違った印象を受けました。

U字状にひかれた駐車場の枠線

この駐車場ではU字に引いた白線を区切りとしていました。駐車スペースが狭いようにも見えますが、この白線に沿わせて車を進入させると…

二台の車の間に余裕がある様子

こんな感じで車が収まりました。白線に沿って進入させるだけで、車両の左右にゆとりが得られました。

1本線の区切りとは異なり、あらかじめどの程度の降車スペースが有るのか分かる為、運転に不慣れでも安心して車の進入が出来るのではないでしょうか。利用者にとって使いやすい駐車場と言えそうです。

従来のものに少し手を加えただけでも良い効果が得られるという事に関心しました。

240. バスのプリペイドカード投入口~小田急バスと東急バスの違い


通勤に使っているバスの「プリペイドカード改札機」がとても使いにくい!私は同じ路線を走る小田急バス東急バスに同じ位の比率で乗車するのですが、「バス共通カード(プリペイドカード)」の投入口の位置がそれぞれのバスで異なります。バス前方のドアより乗車し、カードは降車時ではなく乗車時にのみ投入するのですが、カードを出し入れする際にいつも感じる事があります。

カード投入口
の比較写真

■小田急バス

(良)乗車位置に対して真正面にカード投入口が位置しており、「カードを入れる」という動作がスムーズに行える。

(悪)カードが運転手の側に出るので手を奥に入れて抜き取るのが少し不自然。

■東急バス

(良)「左から入れ、右から出る」 という方向は「ドアから乗車し、後方に進む」という動線と一致している。

(悪)乗車位置に対して真横にカード投入口が位置しているため、カードを左手で持ち窮屈な角度に手首を曲げて投入しなければならず、毎回ストレスに感じる。(現に「なんで横から入れないといけないんだ!やりにくいんだよ!!」とおじさんが怒鳴っている場面に遭遇したこともあり)

と、どちらの改札機もそれぞれに良い点悪い点が挙げられます。今となっては「小田急は真正面、東急は横」という心構えができましたが、バス通勤開始直後はなかなか慣れませんでした。と言うのも、冒頭で書いたように全く同じルートを通りなおかつ同じ赤系統の外観である両バスの区別がつかず「バスの年式によって投入口の位置が違うのかな?」としばらく誤解していたのです。

正面と横…ほんの些細な違いと思われるかもしれませんが”両手に荷物を抱えた雨の日”などの状況では、カード持ち替えというちょっとした行動が大きなストレスとなることもあるのです。

このような状況を少しでも回避できるよう、小田急
の『入れやすさ』東急の『受け取りやすさ』を活かしつつ両バスのカード投入口位置を統一すれば乗客への負担が減るのではないでしょうか。

ちなみに、運転手さんの態度&対応は東急バスの方が良いです。

226. お釣りが見える自動精算機


梅雨入りということで、お出かけには車が欠かせないシーズンになりましたね。皆さんもよくご利用になられるかと思いますが、今回は100円パーキングなどに設置されている自動精算機のお話です。

こんな場所に設置されている自動精算機です

この自動精算機。お釣りが落ちてくる受け皿の上に鏡がついています。(下図参照)

鏡に100円玉が2枚映っています

当然のことながら、「髪型キマッテルカシラ?」と自分に酔いしれるための鏡ではありません。お釣りがどの辺りにあるのかを一目で確認するためのものです。「お釣りはどこかな〜?」と受け皿の中をごそごそと探す必要はないのです。

ゲートに車を寄せて、自動精算機にて料金を支払い、出庫する──この一連の流れの中では、後ろに並んでいる車からのプレッシャーを受けながら、いろいろな作業をしなくてはなりません。焦って思わぬミスを起こしてしまうこともあるでしょう。

「お釣りの所在」という、機械側から発信される情報を得られることにより、ユーザは「お釣りがどこにあるのか探す」という作業を行わなくて済むのです。機械側からのサポートにより、ユーザは気持ちに余裕を持って利用することができると思います。

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